富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

選挙のことは、さておいて:セキュリティとウィルス対策

2007年07月28日 | パソコン

いっかど分かった顔しているのは実は僕自身でして、
くどくど申し上げましたが、パソコンの話に立ちかえれば
ネットを通して、様々な脅威が
理性や秩序を破壊するように猛威をふるっています。
パソコンの場合のウィルスによる感染は、
例えば個人のデータが破壊されたり、動かなくなるということ
の他に、最近話題になったBot(ボット)のようなスパイウェア
によって、本人がしらぬまに自分のメールアドレスを奪われ
知らん間に多くの人宛にメールを送ったりして
気づかぬ間に乗っ取られているようなケースがあります


たちの悪いことに、ウィルス感染は、自覚出来ないまま
自分のパソコンによって、「迷惑」や「有害」などの悪事に
加担してる場合が多いのです。


これらに対抗するためには、それぞれのパソコンに、
セキュリティという自己防衛策とウィルス対策が必要不可避な現状です。

それらは、Windowsに搭載されたというセキュリティ機能だけでは
実際問題対応できません。
マイクロソフト社の対応は、全く新手のウィルスにさえ
後手後手のその場しのぎになっている有様です。

華々しく登場した Vistaも革新的な技術をうたいながら
必要以上に重装備されたセキュリティ機能は、
実情では、動作の重さの余り
次々と問題を生じています。
鎧を着て、水泳しているようなもので
パソコン自体が動きにくいという本末転倒な現状が見て取れます。


そこで自己防衛策ですが、 2014年までは、
サポートの約束されたXPは「SP2」にとにかく移行しておく必要があります

「サービスパック2」という無償のバージョンアップで
OSのセキュリティ機能をアップさせたものです。
XPの登場からコレまでに生じた問題も
いくつか修正が加えられているのです。


次にウィルス対策ソフトや、セキュリティ一体型ソフトの導入です。

コレまでは、この国のセキュリティソフトはノートンとウィルスバスター
それにマカフィーという 3強が半ば独占的にシェアを競ってきましたが
完全防御をほこっていたはずの「価格.com」のセキュリティが
破られたり、不具合を指摘されて
様変わりが始まっています。

これらの3強の最大のデメリットは、そのソフトが
支配的でパソコンの動作に影響を与えているという
コトでしょうか・・・・

前述のセキュリティがいとも簡単に破られたという事実をうけて、
後発のソフトは、軽さと低価格を売りに3強のシェアを
崩し始めています。

NOD32,カスペルスキー、ウィルスゼロ、キングソフトなど
枚挙にいとまがありません。

これからは、軽さと機動性がセキュリティ選びの基準となるのでしょう
そして、何よりウィルス定義の更新と
ソフト自体の更新期限の問題です。
売値が安く見えても、結局毎年更新料が必要となれば
何が安いのか・・・・それが本当に安いのかはわかりません。

前の記事の続きみたいになりますが
「安さ」ばかりがいいのではありませんが、
セキュリティソフトの導入にあたっては、
ソフトの使用期限が設定されている特別な事情から
使用に関わる「コスト」は大きな要素です

単体の購入もあれば、数台のパソコンに使用が出来る
「ライセンス版」の共同購入という手も一つの選択肢です

いずれにしても、買ったパソコンに
さらにセキュリティというコストが毎年かかるんだという
実情を認識ください。 


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