実は、これもまた、知ったはる人にとっては、何を今更・・・・的な指摘を受けるかもわかりませんが
ある文書を作成中に、出くわしたテキストボックスの便利な仕組みです。
その仕掛けは、要するに「テキストボックス」のリンクというもので、
複数のテキストボックスがある場合に、あるテキストボックスに入力したデータやテキスト(文字列)が
その枠をは超えた場合に、テキストボックスを「リンク」させておくと、はみ出た分だけ
自動的に、リンクさせた次のテキストボックスに反映させるという仕掛けなのです。
言葉だけでは、あんまり実感できませんが、実際に見てみるとちょっとした手品風で
「おやっ?」って思える小技です。
ただし、これはワードやパブリッシャーでできてもエクセルのテキストボックスではできませんでした。
エクセルのテキストボックスで、「リンク」という仕組みは、どうやらセルの値とリンクさせるという機能に
特化されてしまってるみたいです。
ここに5月12日の京都新聞の第1面の「凡語」に取り上げられた
我らがコータの記事があります。
これを題材に、説明しましょう。
ここでは、ワードを起動し、テキストボックスを画面上に挿入します。
とりあえず、説明文はいずれにしても必要ないので、削除して、あとはCtrlキーを押しながら
テキストボックスのコピーを図のように、配置してみます。
ここまでできたら、
とりあえず、左端のテキストボックスに、先ほどのコータの記事全部をコピーして貼り付けます。
当然ながら、この枠には収まり切りません・・・というよりコピーできたとしても
枠が小さいために、折角の文全体を表現しきれないでいるのです。そこで、図のように
このテキストボックスをクリックして「選択した状態」にすると、リボンの外に書式ツールの特別なメニューが現われ
その中に「リンクの作成」というボタンを見つけます。
そのままこのボタンをクリックして、現われた水をこぼした「壺」のようなアイコンを右隣の
テキストボックスにスライドして、「Enter」を押すと
はみ出した部分が、リンクを作成したテキストボックスに自動的に、移るんです。
同じ手順で、その次のテキストボックスに設定すると、実に3つのテキストボックスが見事に連動して
入力したテキストを表現することができます。
それほど、頻繁に使うことはないかもしれませんが、知っておくと
ちょっと自慢のできそうな小技のような気がします。
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