富田パソコンサークル (Tomita PC Circle)

京都の京丹波町富田の「公民館」をホームに活動するパソコンサークルのブログ。

Windows8.1:「やっとこさ・・・」

2014年04月06日 | パソコン

暖かさと寒さを繰り返しているうちに、あっという間に桜が咲いて、もう春。そして新年度。
パソコンの周りでは、長らく言い続けられてきた「2014年4月9日」がもうそこに来ています。
この日をもって、WindowsXPとOffice2003のサポートが終わります。
理屈からいえば、この日をもってこの世からXPが消えてなくなるってことになりますが、
このことそのものは、いわば提供メーカーである「Microsoft」の身勝手な言い分でもあるわけで
ことはそう簡単にいくものではないでしょう。セキュリティのなくなったパソコンでネットにつなぐ危険は
すべての人に切実にはとらえられていないかもしれません。
だからこそ、ネットにつなぐ以上、自分たちのPCは、身を守るためににも
OSを移行するなり、買い替えるなりしてPCの環境を再構築して、想定されるような「リスク」に
備える必要がありました。

事務所のパソコンまで、買い替えて ある程度の知り合いの人のOSの移行も終えて
パソコンの設定が一区切りしたので、なんとなくほっこりしてたんですが・・・・・
見えにくくなったこの目をかえりみず、あれやこれやしてる流れの中で、
自分のPCをWindows8にアップグレードしようという・・・どうでもええような思い付きにとらわれてしまいました。

ネットで確認すると僕のPCをWindows8にアップグレードすることの動作保証はかならずしも、されてないけど
DELLのサイトで確認すると、Windows8用のドライバが用意してあって、このことだけでも
アップグレードの誘惑に取りつかれてしまいました。
事前にWindows8用のドライバをダウンロードしておき、とにかくにもBios(バイオス)をアップデートしておいた上で
あくまでも新規にインストールすることではなくOSの「アップグレード」する方針なんですが、それでも
いざというときのために、保存しておきたいメールデータや設定、様々なデータをバックアップして
外付けのHDDにとっておき、「Windows8」のDVDを手に入れて
準備に入った矢先に、きつい風邪をもらって、一気にモチベーションが下がり・・・発熱と頭痛で
インストールのやりかけで中断・・・おかげでこのブログの投稿どころかネットを見る機会さえ、家ではありませんでした。

テレビのニュースに桜の開花情報が躍るころになって、ようやくパソコンに向き合って
やっとこさ、アップグレードの作業を終わり、今この原稿はwindows8.1になってからのPCで書き込んでいます。
途中、音が出ないの画像の不鮮明さや英語版になったPCを日本語化する手間などがあって
意外に手間取ってしまいました。さらにこの際に一気にwindows8から8.1にもアップグレードするなど
ひと手間くわえたことで、余計に時間がかかってしまいました。

で、ここまでたどり着いたものの・・・・実のところあまり達成感というか
なにが進化したのかという実感にとぼしいのが、正直な気持ちです。
一つには、アプリという付加価値がWindows8になって加わったものの、僕のPCがタッチパネルの
液晶でもないので、そのパフォーマンスを発揮できないでいる点と・・・・・・
なによりPCそのものの限界を目の当たりにした気がします。

ここまで来たところで、何か画期的に変わるわけでもなく、むしろ2重の構造になったようなPCの使い道が
それほど若くもない自分に、以前のような興味をあらたに揺り起こしてくれません。
たとえ、若くあったとしてもWindowsが提供するアプリは、それは「スマホ」で十分かなうものだし
むしろ、これはスマホにすり寄った仕組みでしかありません。スマホがあるのなら、スマホを使うでしょうし、
わざわざ、PCに電源入れる前に・・・・かりに両方を使おうと思うなら、僕のこのPCのサイズが大きすぎて
重過ぎると感じてしまうでしょう。
PCで何かをすることの、そこに「限界」が見えてきて、もうこの後の5年ほどに
まだこのままでいるのかと・・・さえ思えてきます。

というても、「失望」というものでもありません。「わくわくした」わけではないにしろ
古びた「頭」であったとしてもまだパソコンで何かをするということは、どこかにある気がします。
ただ、今度のWindows8への移行によって、PCへの期待と取り組みは僕自身は今までと何も変わらないと思えたということです。
一方で、もうちょっと、パソコンに付き合っていく気持ちもあってこその、「アップグレード」であったわけで、
その結果が期待(さほど・・・持ってはいませんが・・・)にこたえるほどでもなかったというのが率直な結論でした。

確かに今この国では、一人の若い女性をいけにえに、「おぼかた問題」にすり替えて、
どことなく生臭い、科学研究の現状に蓋をしようとするたくらみや
原発事故を起こした当事国でありながら、事故の収束すらままなならないというのに「原発輸出」しようとしている
政治のありようが経済だけに向いていて、何をすべきかが理解できないでいて
この国が唯一世界に誇ってきた「技術」そのものの根底にある「信頼」を揺るがす現実に失望感に覆われている。
この国の技術の危うさと信じていた先進国などいうレッテルがはがされかけてる時にあって、
僕らが知ってることや技術がが、ホンマはええ加減なものとちゃうんかと、何とはなしに疑ってしまう。

それでいて、パソコンでどうのこうのというのも、結構おこがましいけれど、
それでも、まだ新しいことへのチャレンジという意識は、薄れていくことはあっても消えることはなさそうです。
そのことを、よりどころに僕はまだパソコンは使い続けようとは思っています。


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1 コメント

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Unknown (ますたあ)
2014-04-13 23:08:53
私もXPパソコンの、OSアップグレードに挑戦しています。
すでに、2台成功。

全く新しく作るのと違って、100%成功するとは限りませんから
可能性を出来るだけ高めて、もちろん臨みますが
失敗する可能性もあります。

そういった意味では、最後は清水の舞台から飛び降りる?
みたいな覚悟が必要で、失敗もするかもしれない
ドキドキ感がたまらないですよね。(^^ゞ
成功すると「やったー」というような感覚になって...。

とくに、メーカー製のパソコンだったりすると余計にね。

しばらくいじってなかったので、久しぶりにその感覚を
味わいました。(^^ゞ
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