ぼちぼち日記

大切な日々のこと

ストライキ5日目

2011-01-15 09:59:01 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

ストライキ5日目。
ようやく、出口が見えてきました。たぶん。

昨日の夕食、ずっと夜勤務だったパパと、塾や剣道で忙しかった息子と、久しぶりに食卓を
囲みました。メニューは、鍋と焼き魚と、またまた、しらす干し。

しらす干しは、息子も好物。
中学生らしく、娘に一番を譲りましたが、その後は、全く、遠慮なし(娘の状況は知っているハズ
ですが)で、お互いに、奪い合うようにして、ご飯にかけて食べました。
娘さん、茶碗半分ですが、ペロリと完食。お鍋も、野菜を一口食べました。
やったー!
はたと、あの叱った夜からずっと、母娘は、テーブルに向かい合って、お互い、その状況に
煮詰まっていたのだということに気づきました。

このまま、いける?と、一瞬思いましたが、ここまでコジレテしまったものが、そうは簡単に解決
するはずもなく・・・・。
朝食は、剣道でいない息子に代わって、父さんが一緒に「しらす干し」を食べましたが、昨夜の
ようなミラクルは起きず、口に入れて、泣きながら吐き出しました。ふう。

朝食が終わったら、パン屋さんにもらった、食パンの耳を、父ちゃんの職場の池にいる亀に
あげに行くという約束をしていたことを思い出し、
「朝ごはんを何も食べれてない子を、こんな寒い中、外に連れて行く訳にはいかない。」
と説得したら、途中、泣き出して吐き出そうとしていた大根の煮物を飲み込みました。
パンでも良いからと言ったら、ロールパンも四分の一食べました。

大好きな大根は、今までだったら、大人と同じ量食べていたのに、やっと一口。
元のようにとはいかないけれど、一口ずつでも食べられたこと、吐き出そうとしていたものを
説得で飲み込めたことは、大きな、大きな一歩!たぶん!!
ぼんやりとだけれど、出口が見えてきた気がします。
ほぼ絶食状態だった2日目を思えば、すべては、良い方向に向かっていると確信して良い
のかな。

亀にあげるパンを、一緒に、1センチ角に包丁で切って用意し、娘は、父さんと一緒に池に
意気揚々と出かけていきました。池に、氷が張っていませんように!!!
(食事以外では、全く、いつもと変わりないところが、謎です)

静かな家で、部屋の片付けをしていたら、息子の通学バックの底に、新たな「謎」を見つけました。

 なんじゃこりゃー。

こ、こ、これは・・・
得意の、「自由にお持ち下さい」の張り紙の下、全部、持ってきてしまったと思われます。
通学途中に、馬鹿な男子中学生を相手にしていると思われる、このような張り紙が、よく
出ているらしい。
そして、その度に、どこに貼るつもりなのか判らないようなステッカーとかを持ち帰る息子。
あー。帰ってきたら、聞いてみよう。

しかーし。何に使うつもりなのか?たのむよ、4月から受験生。

まあ、すっかり頭を抱えている時でも、笑っていられるのは、まぎれもなく、この、謎の男のおかげ
なのですけれどね。