これまた、フラニーさんのブログで見つけた本。
そして、その日の図書館で、入り口の新着図書のコーナーの棚に、立てかけてあるのを見つけました!
8時には、電気を消しなさいと言われてしまったコブタちゃん。
けれど、コブタちゃんは、暗いと怖くて眠れないのです。さあ、どうしたら、電気のスイッチを消してから、寝つくまで、間をもたせることができるでしょうか?
そこで、考えたコブタちゃんの妙案は、カラクリじかけ。
家中にはりめぐらされたカラクリのおかげで、電気は、見事、コブタちゃんが寝てしまってから、消えることになるのです。
ううむ。このカラクリが難しい。。。
何回読んでも、理解できないカラクリが・・・。私の頭が、固いのかしら?
結局、サジを投げてしまった私は、そのまま本を放置。
ところが、返却日の前日。息子に遊んでもらえず(息子は、借りてきた本に熱中)ちょっとツマラナソウな旦那を発見!
早速、この本を出してきて、旦那に解説してもらうことにしました。
いやあ、やっぱり男の人は、違います。
私の理解できなかったカラクリも、見事に説明してくれます。おまけに、二人で、あれこれ言いながら、絵をたどっていくのは、なんて楽しいんでしょう!!
あまりに楽しそうに見えたののか、本を読み終えた息子が、とんできて、途中から解説に参加。これまた、子どもの頭の柔軟さは、違いますね。
旦那さえ頭をひねったカラクリを、見事に解説してくれました。
と、ここまでは良かったのですが、すっかりハマッタ息子は、もう一度最初から!と、読み返し始めました。途中から読んだから仕方ないか・・・と思っていたら、何度も何度も読み返す。ああ、止まらない!!
「これ、前にテレビで観たアレだよね、アレ!」などと、言いながら読みふけっています。(「テレビチャンピオンのカラクリ王選手権」だな、きっと)
「そろそろ、寝る時間なんだけど~」
ところが、興奮した息子は、もう、どうにも止まらない。
ようやく言いつけ通り、本は片付けたのですが、お次は、自分のカラクリ作り。
「おい!寝る時間だってば!」
いくら、言っても聞かないので、最後には、怒鳴られてしまいました。
本当に、歯止めがきかない困ったちゃんです。
ちなみに、即席のカラクリは、スーパーボールが障子紙の筒を落ちて、ソファーの上の本を倒し、ソファーの下のティッシュの箱を倒すというもの。単純なんだけど、なかなか、思い通りにはいかなくて・・・
おかげで、ちっとも『あかりをけして』にならなかった、『あかりをけして』でした
次回は、是非、昼間に開きたい一冊です。