『アバラーのぼうけん』 クリアリー作 松岡享子訳
とうとう、ヘンリーくんのシリーズも終わりが見えてきました。
この作品では、ヘンリーくんの相棒・犬のアバラーが主役です。そして次からは、ラモーナが・・・
もう、ヘンリーくんが主役の巻がないと思うと、悲しくてたまらない母ですが、
息子は、あまり気にしていないのか?もしかして、気づいていないのか?(ありえる)
いつものように、楽しく読んでいきました。
でも、なんと、パパが一番に読み終わったのです!
パパ、どうしちゃったのー。活字を読むと、頭が痛くなるんじゃなかったのー?
ノミのやつのおかげで、ショッピングセンターで迷子になってしまったアバラー。
必至に、ヘンリーのところに戻ろうとはするのですが、なかなか、戻ることができません。
それでも、持ち前の明るさと前向きな性格のおかげで、アバラーの行くところ、笑顔が絶えず。
さあ、アバラーは、ヘンリーくんのところに帰れるのでしょうか。
私は、風邪ひき娘との長い夜のおかげで、一人だけ、読み始められないでいました。
すると、息子くん
「これ、母さんには、あんまり読んでほしくないなあ。」と。
「なんで?」と聞いたら
「きっと、犬飼いたくなくなるから。」だって。
うっふふー。大丈夫だったよ。
アバラーみたいな犬だったら、いつだってOK!
問題は、うちの小さい人と、君が、もう少し落ち着いてくれたらなんだけど。
さて、次なる「一人で読む本」。
ラモーナを借りてくるまでにと、息子の幼稚園の講演会に、宮川ひろさんが来て下さ
った時に購入した『先生のつうしんぼ』を用意したのですが・・・
息子くん、母と一緒に読んでいる『ツバメ号とアマゾン号』にハマリスギて、
先を知りたくて気が狂いそうだから、と、一人で先に読むことに夢中。
ちっとも、読んでくれません。
『先生のつうしんぼ』は、母が、大好きな本だったんだけどなー。でも、仕方ないね。
読み聞かせも続けて欲しいと言うので、息子は、『ツバメ号とアマゾン号』一色の毎日です。
一分でも時間があれば、読み始めてしまう状況になり、パパが、カンカン
だって、何も手につかないんだもの。
せっかく、パパの本嫌いが治ってきたところだったのに、しっかりしてよ!息子くん!!
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またまた過去記事にお邪魔します。
味気ないタイトルで、ごめんなさい。
ヘンリーくんとラモーナのシリーズ、
小学生のときに数冊読んで、大好きでした。
といっても、ヘンリーくんが主人公のは、
『がんばれヘンリーくん』を読んだだけで、
あとは、ビーザスとラモーナのお話を2~3冊。
2つ下の妹がいるせいか(6つ下に弟もいるけれど)、
姉妹の話が面白かったのだと思います。
同じクリアリーの作品で、
『ひとりっ子エレンと親友』が、いちばん好きで、
もっぱら、こればかり読んでいました。
その後、たしか大学生のころに、
『ラモーナとおとうさん』『ラモーナとおかあさん』
を読み、妹と、「ラモーナが成長してるねぇ」
と、感慨深く話したのを覚えています。
そして昨夏。
体調を崩していたせいで、時間がたっぷりあったので、
ひと夏の目標にして、全14冊読みました。
ヘンリーくんが主人公のお話、こんなに面白かったなんて!
と、遅まきながら、こころから楽しみました。
初めて全部読んでみて、いちばん面白いと思ったのは、
この『アバラーのぼうけん』でした。
他の13冊に比べたら、ちょっと異色の、というか、
なにしろ、主人公が犬ですから・・・ ね!
で、それがまた、ものすごくリアリティがあって。
ちゃんと感情移入できる、つまり、
じぶんがアバラーになって読むことができますよね。
それから、『先生のつうしんぼ』! なつかしいです!
『四年三組のはた』とか、宮川ひろの作品は、
通っていた文庫で見つけたのは、ひと通り読んでいました。
でも、ほとんど覚えていないのですが、
『先生のつうしんぼ』は、担任の先生が産休で、
かわりの先生がきて・・・ というお話でしたっけ?
蚕の繭から絹糸をとる場面が出てくるお話も、
たしか、宮川ひろの作品だったような。
ランサムに夢中な息子さん。
いいですね~。 わたしもがんばります。
4年前に、7巻まで再読したので、
この夏、8巻から最後まで読むことを、
じぶんに課しているのですが、
いつのまにか7月も半ばが近づいていました。
今、気がつきました。 たいへん!
思い出しました。
担任の先生が産休で、かわりの先生がきて・・・
というお話は、『るすばん先生』ですね。
ああ、懐かしいです。
いつもは、図書館の児童室に行くと、
外国のよみものの棚ばかり見てしまうのですが、
今度、時間のあるときに、
日本のよみものの棚も見てみます。
ちょっと借りてきて、読んでみます!
しかも、6つも離れた弟さんなんですか!
うちの子どもは、11も離れた兄妹です。
ちなみに、私自身は、妹がいるのです。
だから、ビーザスの気持ちが、ちょっとわかります(笑)
それでも、やっぱり、ヘンリーくんシリーズが好きだなあ。
子どもたちの内面を丁寧に書いてあるという点では、ラモーナシリーズも好きですが、ヘンリーくんは、
とにかく楽しい♪
何より、男子の発想をよくわかったらっしゃる!
と、作者に感心してしまいました。
息子のランサムは、ようやく、あと2章くらいで二巻が終わるようです。
よかった。よかった♪
やっぱり、夏休みの前には、ランサムを読まないとね(笑)
読んでから迎える夏休みは、やっぱり、読んでいないのと、全く違うものになると思うんですよ。
もうすぐ、夏休みです!!
それから、『先生のつうしんぼ』。
息子は、結局、読まずじまい。たぶん、このまま読まないのかな。
私も、かいこの話だけは、しっかり覚えていますよ!
あと、給食の食べ残しの話!
面白いですよね。
私も、昔から、外国文学に傾倒気味ですが、日本のものも、しっかり読んでいきたいです。