ぼちぼち日記

大切な日々のこと

図書館おはなし会

2008-05-13 16:09:39 | 赤ちゃん日記~娘さん日記
はじめての「わらべうた教室」に続き、今日は、図書館の「おはなし会」に、娘と一緒に出かけてきました。
休会中のボランティア団体の先輩に、「遊びに来てね」と誘われたとはいえ、
ああ、怖いもの知らずの母。勇気あるー。ただの考えなし?

図書館について、すぐに向かった「お話の部屋」。
先輩に挨拶をしてから、娘と一緒に中へ・・・・。邪魔にならないように、隅に、隅に・・・。
しかし、隅に行ったって、何処に行ったって、じっとしていられないんだから、同じなのですよね
それでも、最初の「はじまりの歌」が、お気に召したらしく、めずらしく集中の娘
続く紙芝居も、めずらしいのか集中!(3回ほど、ズボンを引っ張り、引き戻しましたが)
次の絵本は、ガタンゴトンの電車の絵本。
一緒に、「ガタンゴトン」と身体をゆらして、なんとか集中!(さらに、引っ張る回数増えるも)
でも、ここで、「もう駄目だ」と思って、外に出ました。

大喜びで、フラフラと児童コーナーを歩きまわり、知ったように本の表紙を覗き込み、
子ども用の本を選んでおられるお母さん達に愛想をふりまき、たまに、棚から本を出してきて手渡したりして、ご満悦の娘。
君には、「人見知り」とかいう機能は、備わっていないのですか?娘さんよう。
ぐるりと児童コーナーをまわってから、もう一度、お話の部屋に戻ってみると、最後のプログラム、手袋人形劇が始まっていました。
お人形の一匹が、犬だったことから、唯一話せる言葉「わんわん!」を連呼する娘。
最後に、犬さんに握手してもらって帰ってきました。
娘と絵本を楽しむ日も、まだまだ遠いと感じた今日。

本当は、最近、一目ぼれした俳句があって、その作者の句集を借りてくるというのが、
今日の、もう一つの目的だったのだけれど、
「つまらないから帰りたい!」というときに、大声を出せば良いということを覚えてしまった娘が、
「あお~ん。あお~ん。」と、雄たけび攻撃を始めたので、逃げるように家に帰ってきました。
ああ、図書館を二人でまわるにも、まだまだ時間がかかりそうです。

それにしても、この娘とテントでキャンプ。できるのだろうか?
犬のリードのようなリュックが売っているらしいので、買ったほうが良いか、真剣に話し合う夫婦なのでした。
(あれが売り出された頃は、「犬じゃあるまいし、どういう親なの!」なんて思ってたけれど、しなければ、命の危険がある子どももいるのだと知った・こももなのでした)

わらべうた教室・5月

2008-05-13 14:29:38 | 赤ちゃん日記~娘さん日記

息子が通っていた幼稚園で、未就園児を対象に月に一回開催される「わらべうた教室」。
が1歳になったら・・・と、ずっと、ずっと楽しみにしてきました。
娘と楽しむことはもちろんですが、私自身も、わらべうたを覚えるチャンス!
しかし、甘かったです。
じっとしていることが嫌いな子が、「みんなと一緒に」なんて、出来るはずがないのです。
なんと、
「お母さんと一緒に輪になって座り、先生に、順番に名前を呼んでもらう」という、
最初の最初のプログラムから、脱落 早すぎ~

先生が、一番最初の子の名前を呼ぶために、わらべうたを歌い出すと、今までのざわめきが、一転。
娘よりも大きい子たちは、自分たちも名前を呼んでもらえるというワクワクで目を輝かせ、
娘と同じくらいの子たちは、今まで経験したことのない雰囲気に驚いて、みんな、お母さんにしがみついたり、袖口を掴んだり。
しか~し、娘は、場の雰囲気などおかまいなし!
輪をさっさと逃亡し、15センチくらいの壇上によじのぼり、嬉しそうに走りまわっています。

ここで捕まえても、自分の番が来るまで待てない!と思ったので、母、脳内計算
「さあ、いよいよ娘の番」という所で、さっと、娘を捕まえ輪の中へ!
しかし、楽しい冒険を邪魔されて機嫌を損ねた娘は、先生が歌っている前で、ひっくり返ってしまい、
返事どころか、そっぽを向く始末。・・・母、苦笑 やっぱり、失敗したか~
その後、先生が、名前を呼んでいく様子をじっと見つめていた娘。
ようやく大人しくなったのか?と思っていたら、先生の「あら、○○ちゃん、上手に返事ができました!」の言葉を聞くと、何故か、すっくと立ち上がり 拍手
たぶん、先生の「上手に」という言葉に反応した模様・・・
「あら。○○ちゃんがお返事が上手だから、ちゃんが拍手してくれたよー。」
と言って下さった先生。どうも、ありがとうございます。
でも・・・・・・・・・・・・・・・。
お友だちも、君だけには、拍手されたくなかったと思うわ。

その後も、わらべ歌を一緒に口ずさむ余裕もなく、階段方面に脱走しようとする娘を
阻止することで精一杯。
(娘は、階段の上り下りをこよなく愛しているのです)
身体を激しく動かす遊びのときだけは、笑顔で参加できるということが判明したので、
そのときだけは、ここぞとばかりに、楽しもうと張り切った母。
年を考慮することを忘れ、仕舞いには、肩で息をするありさまで、先生と一緒に、わらべうたを歌うこと、やはり叶わず

そうして終了した、30分の「わらべうた教室」。
30分って、こんなに長かったんだなあ・・・・
母は、ぐったり疲れてしまいましたが、娘は、広いところで、のびのびと走り回り、
待合室では、おもちゃを投げつけ(お兄ちゃん影響で、投げる・蹴るが得意です)、
大好きな友だちと戯れ(一方的に)とてもとても、楽しかったようです。
・・・・・・・・・ま、あなたが楽しかったのなら、良しとしましょう。娘ちゃん
母も、他のお母さんたちと話が出来たのは、楽しかったしね。うん。

そうそう。
「ママ~だっこ~」と泣きながら、ずっとお母さんにしがみついている女の子がいて、
息子は、あんなだったなあ~と懐かしくて、思わず口元がゆるんでしまいました。
「ほら、あんなに小さな子(のこと)だって、一人で遊んでいるよ。」と、その子のお母さん。
そうそう。それも、かつての私の台詞でした(笑)
どちらの立場になっても、心配と苦労は、つきないのですね。母親ってやつは。


『旭山動物園園長が語る命のメッセージ』

2008-05-13 14:14:55 | 息子と読んだ本のこと・児童書

旭山動物園園長が語る命のメッセージ』小菅 正夫

『北の動物園できいた12のお話』を読んでから、旭山動物園の獣医・ドクターコスゲ(現園長)
は、母と息子のスター。
いったい、どんなカッコイイ人なんだろー!と、この本を借りてきました。
読み始める前に、まずは、ドクターコスゲの写真を拝見!
母と息子のスターは・・・・・・・・・・
身体全体から、優しさのオーラが出ているような、ただのおじさんでした(笑)
あ!ただのおじさんは、「良い意味で」です。
「特別な人じゃない」そう相手に感じさせることが出来る人って、実は、そんなにいないですよね。
特に、獣医さんで、有名動物園の園長で、なんて人がそうあることは、すごいことだと思います。
ますます、ドクター・コスゲファン!

これは、まさに、心に響く、素晴らしい「命のメッセージ」の本。
ただ、どちらかというと、大人に向けて(親とか、教育者とか、子どもに携わる仕事の人とか)
に書かれているような印象でした。
もちろん、優しい言葉で書いてあるので、息子にも、十分理解できる内容です。
ただ、ただ・・・・・。
子どもと一緒だと、親は、ちょっと肩身が狭い想いをする可能性もあるかも(笑)
現代の親や教育者へ、優しい一喝。ズシンと心に響きました。

特に、ドクターコスゲの子どもの頃の話や、ホッキョクグマが、泳げない子どもを見守る話、反抗期を迎えた子どもを抱えるカバの父さんと母さんの話は、親として、心に重く響きました。
動物は、すごいなー。かなわないなー。人間も、頑張らないとなー。

犬を飼おうと思ったのは、この本を読んだからではないけれど、これを読んだら
「絶対に飼いたい」に変わりました(笑)
実は、私、子どもの頃に野犬に追いかけられた経験があり、犬には、少々苦手意識があったのです。
(裏山に野犬が住んでいたなんて、古き良き時代ですよね。)
でも、この本を読んで、「よーし。いっちょ、付き合ってみるかーっ!」という気持ちになりました。

動物が教えてくれること。動物から学ぶこと。
自然が教えてくれること。自然から学ぶこと。
たくさん、たくさんあるのですね。
私たち人間は、もっと謙虚に、声にならない声に、耳を傾けなくてはいけないと思いました。
それを感じとる心、力。
それを育て、伝えるのが、親、教育者、子どもをとりまく大人たちの役目だと、深く深く感じました。
もしも、子育てに悩んでいる方がおられたら、この本を読んで、少しだけ視点をずらしてみるのも良いかもしれません。
動物達の視点は、本当に、素晴らしいお手本です。