ぼちぼち日記

大切な日々のこと

Little eyes シリーズ3  Play with colors

2008-05-17 11:29:08 | 娘と読んだ絵本のこと
 日課の「放り投げ」・・・の後
Little eyes シリーズ3
Play with colors(いろ・いろ・いろ)―Advanced for babies.

駒形 克己

娘のお誕生のときに、お祝いに頂いた一冊。ことり文庫さんから、届きました。
私の中の「絵本」というイメージを、根本から覆してくれた一冊。
だいたい、これを絵本と言うのでしょうか?
二つおりの紙の中から出てくる、色・色・色。
不思議、不思議、不思議!

最初に広げてみたときは、正直、感想が・・・「なんじゃ、こりゃ~」でした。
だって、言葉で説明すると「二つ折りの紙に、色や形が描いてある」ただ、それだけなんですもの。
しかし、娘は、なぜか、これがお気に入りで・・・・床一面に散らかしては、ご満悦。
何が、彼女をひきつけるのか?本当に、わかりませんでした

けれど、毎日毎日、片付けながら、開いたり閉じたりしていると・・・・・・
なんだか、楽しいのです。不思議です。
最初は、ただの赤い水玉が、なぜか、緑の水玉になったりします。
ひろげてしまえば、同じ一枚の紙なのに、とじ方で、穴の開け方で、こんなに
見え方が変わってくるなんて!

けれど、面白さがわかってくるにつれ、娘が、あまりに乱暴に引っ張り出して、
放り投げていくのが気になってしまい
「せっかく頂いたものを、価値もわからないまま破かれたら大変!」
という考えになってしまった母。
何しろ、すでに、やぶかれてしまった・かじられてしまった絵本が多数あるのです。
母は、二人で遊ぶとき以外、これを出せないように、ひたすら隠して仕舞っていました。

ところが・・・・・・。
しっかりカバーをかけて、本棚にしまいこんでも、すぐに見つけてきてしまう娘
母の負け~
仕方ないので、
「もしかしたら、放り投げながらも、手触りや、色を楽しんでいるのかも?」
と思うことにし、諦めました。

よって、最近では・・・
これをカバー?箱?から出すことを、一日、最低3回は、やっています。
自分で上手く出せないと、ぎゃーぎゃー!と叫んで開けさせます。
開けてやると、とにかく集中して、中身を全部投げていくのです。
これが、ぽ~い、ぽ~いと、見事に空中に投げるのですよ・・・トホホ。
それでも、まだ、一枚も破いていないし、かじっていないのだから、上等です。

時間があるときは、私が、床にちらばったものを広げて見せてあげます。
すると・・・
何やらニヤニヤ笑ったり、「ほー?」と声をあげたり。何でしょうね。
普通の絵本は(赤ちゃん絵本でも)とても最後まで、きいていられない娘さんですが、
これなら、十分、楽しめます。何しろ、二回ひらくだけですから!
引き出して放り投げるという楽しみもありますし、もう最高なのです。

こっちにも発見!持ち歩いている模様!

娘を虜にした、このシリーズ。
本当は、全部揃えたいけれど、なかなか、そうもいかないので、
次に狙うは、動物の巻。もう少ししたらね。
でも、色と動物の巻も面白そうだし、物語を自分で作れる巻も面白そう。
悩める毎日なのです。(嬉しい悩みの種は、こちらのHP→