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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

誕生日おめでとう!

2007-06-25 11:57:04 | つぶやき
昨日は、息子の誕生日。
欲しがっていた時計は、おばあちゃんが買ってくれると言うので、私たちは、何にしようかなあ~?と悩んでいました。で、思いついたのが、「ベッド」。

私が子どもの頃、八畳間に布団を敷き詰めて、家族四人で寝ていました。
父親のいびきがうるさかったこと、妹の寝言、夜トイレに起きると、必ず、となりの母親の足をふんずけてしまっていたこと
それらが、今では、宝物みたいな思い出で、結婚して子どもができたら、「みんなで川になって寝たい」というのが、私の夢でした。
そして、今までずっと、その夢は実現されてきたのです。

狭い団地の時は、もちろんでしたが、新しく家を建てるときも、ここだけは譲らず。
おかげで、2階は、でっかい部屋が1つだけという家ができあがりました。
すぐに、大人になってしまう息子のために、一応、3枚の仕切り戸を閉めると、1つ部屋が出現するという作りにはしておいたのですが、幸運にも、その仕切りを閉めることは、冬の寒さをしのぐため以外には、ほとんどありませんでした。
ところが、先日、息子が、突然、「一人で寝てみてもいい?」と。
ああ、そんな年になったんだなあ~
小学生だった自分が、あの八畳間を出て、狭い勉強部屋に無理矢理布団を敷いて、一人で寝るようになった時のことを思い出しました。
そこで、「ベッド」をプレゼントしてあげよう!と思ったのです。

安売り家具やさん・○トリに行けば、かなり安く手に入るはず。そう思っていたのですが・・・
作ってしまいました。うちの「園芸・陶芸・日曜大工好き」の旦那さま。
 私の思いつきから、たった2週間での完成でした♪


上のマットだけは、○トリでお買い上げ♪かなりの出来です。
当日まで、息子に悟られないように作れるのか?ということだけが、旦那さまの心配の種でしたが、私が予想した通り、目の前のことしか見えていない息子は、当日まで気づかず・・・。
(旦那は、そんな息子を「アイツは、5年生にもなって、こんなことで大丈夫なのか?」と、心配していましたが )
誕生日前日の夜中、立てておいたベッドを横にして、ベッドメーキング。
ことり文庫さんで選んでもらった本に、カードを挟みこんで置いたら、完成です。

誕生日の朝。頬を赤くして、鼻の穴を膨らませて、大興奮の息子くん。
堂々と、「今日から、ここで寝る!」と宣言しました
夜。まだ、3枚の引き戸は閉められることなく、開いたままでいてくれましたが、確実に、昨日とは違う息子。
その寝顔を見ていたら、なんだか、無償に寂しくなってしまい、不覚にも泣いてしまった母なのでした 恥ずかしい
私が、「勉強部屋で一人で寝る!」と宣言した日、母は、どんな思いで布団を敷くのを手伝ってくれたのだろう?泣きながら、そんなことをボンヤリ考えました。

息子くん。誕生日、おめでとう!
もう11歳。とうとう、二分の一成人式も終えてしまったね。
愛しているよ。その気持ちだけは、0歳の時と、ちっとも変わらない。
今も、これからも、ずっとずっと。

『いないいないばあ』

2007-06-10 15:09:42 | つぶやき
『いない いない ばあ』 松谷 みよ子(著), 瀬川 康男(著)

昨日は、真ん中の娘の命日。そして、息子の運動会。
いつもなら、仕事も約束も何も入れないで、一日、ぼんやり静かに過ごすと、決めているのですが、そういう訳にもいかず・・・・・・。
朝の5時に起きて、お弁当を作って、息子の出番に合わせて学校に行って応援。途中から雨が降ってきたので、娘を抱えて傘さして・・・最後には、図々しく、テントの下の来賓席で応援でした。
おまけに、真ん中のテントで目立ちすぎたのか、入れ替わり立ち代り、お母さん方が、お祝いの言葉をかけにきてくれ、嬉しく楽しいながらも目が回るような一日。
そんな一日の終わりに、京都に引越していった友人から、真ん中の娘に、大きなアレンジメントの花が届けられ、ようやく、「ああ、今日は、娘の命日だったなあ。」と、しみじみと想うことが、出来ました。

こんな風に忘れていくことが、嬉しいことなのか、悲しいことなのか、私には、わかりません。
先日、奥様とお子さんを殺された遺族の方が、裁判にあたりコメントを出しておられました。
時間がたち、どんな声だっただろう?とか、どんな笑顔だっただろう?とか、はっきり思い出せなくなってしまっている自分がいると。そういうとき、あの犯行現場になったアパートに、思い出しにいくのですと。
正確な言葉は忘れてしまいましたが、そんな意味の言葉でした。

彼の気持ちが痛いほど伝わってきて、新聞を読みながら、オイオイと泣きました。
こうやって、忘れていくことが当たり前だし、そうでなくてはいけないのだけれど、亡くなった人が愛おしければ愛おしいだけ、そういう自分が憎くて仕方がなくなる。
立場は、全く違うけれど、きっと、あの残された旦那さまも、そういう現実を突きつけられているんだろうなあ。
娘の笑顔や、抱っこしたときの柔らかさ。重さ。そんなものが、1つずつ、1つずつ、私の中から消えていってしまう、いや、もう殆ど消えてしまった恐ろしさ、悲しさを感じながら過ごした、彼女の命日の夜。
みなが寝静まってから、真ん中の娘を思い出すための、入り口のような一冊の本を、一人、読みました。

真ん中ちゃんが、1歳になったばかりの頃(1歳の誕生日は、病院で祝ったのです)、「おこりんぼう」とあだ名される位の泣き虫、怒り虫だった娘は、しょっちゅう、看護士さんにおんぶされたり、ベビーカーで病棟を連れて歩かれていました。
その日も、私が病院につくと、ベッドはカラッポ。ナースステーションに迎えに行ったのです。
そこで見たのは、見慣れた一冊の本を抱えたまま寝ている、ベビーカーの中の娘。その、娘が抱えていた本が、『いない いない ばあ』でした。きっと、看護士さんが、仕事の合間に読んでくれたに違いありません。・・・・・それは、衝撃でした。

『いない いない ばあ』。まだ、寝返りも出来ない息子に、何度も読んであげた本。
ああ、どうして私は、娘に、絵本を読んであげなかったんだろう?
毎日のように繰り返される注射や点滴。痛みを代わってあげられないかわりに、いつも傍にいて、抱っこして「よしよし」してあげたい・・・・・。
悲しみや辛さを共有してあげることで精一杯だった私は、一緒にいる時間を楽しむことまで、気持ちが及ばなかったのです。
次の日。息子に読んであげた絵本の山を、病院へ担いで行きました。

『いない いない ばあ』が教えてくれたのは、どんな辛いときでも、子どもと一緒に楽しむ時間を忘れては、いけないということ。

真ん中ちゃんの遺影を見ていて思い出すのは、いつだって、亡くなったときのことで、どうして、私は、もっと早く気づいてあげられなかったのだろうか?とか、先生に食ってかかってでも、検査を受けさせるべきだったのではないか?とか、そんなことばかり思ってしまう。
けれど、この本を見ると思い出す。亡くなった娘との生活は、辛いこともあったけど、たしかに、楽しいことが一杯あったなあって。
絵本を介して、私たちが寄り添った宝物のような時間たち。

たった2歳の人生が、彼女にとって幸せだったのか、考えても仕方がないことを延々と考えてしまうとき、この絵本が、いつも慰めてくれるのです。好きな本を心に持って、天国へ行けたことは、どれだけ幸せだっただろうって。
だって、娘は、それから絵本が大好きになり、亡くなる前の日も、パパにせがんで、10冊以上の本を読んでもらっていたのですもの。

『いない いない ばあ』。シンプルな展開と、温かく優しい挿絵。
長く読み継がれてきた、赤ちゃんのための、一冊の本。
きっと、これからも、色々なおうちで、『いない いない ばあ』が起こす奇跡が、あるのだろうなって思う。


魔法使いは5年生!

2007-04-04 11:11:54 | つぶやき

朝、起きてきた息子に、パパがお説教。
昨日の夜帰ってきたら、駐車場に、納戸に入っていたハズのホウキ類が散乱していたとか。 近所の子どもたちが、かなり集まってたし、ホウキで野球でもやったか?チャンバラか?と思ったら・・・

「あ・・・。ドラえもんごっこ、した。」
ドラえもんごっこ

お説教モードに入っていたパパも、つい、プッ(笑)
ホウキを片付けなかったことを怒りたかったパパも、思いもよらない答えに、思わず噴出してしまい、毎度「怒るのバカ馬鹿しくなっちゃった」状態に
だから、駄目なんですよねえ。我が家は

そうです。この春、上映のドラえもんは、魔法使いがテーマ。
「のび太の新魔界大冒険・七人の魔法使い」です。
息子は、先日、親友くんの家族と一緒に観に行ったばかりで、たしかに、頭は「ドラえもん」一色。毎日、映画のパンフレットを読みふけっているのです。でも、さすがに、友だちを巻き込んでまで、やると思わなかったなあ。年齢的に。

で、その日。息子とその友だちは、映画さながら、それぞれ魔法のホウキにまたがって、お出かけしたんだそうです。
「それ、ホーキング(ドラえもん用語)って言うんだよ!」と息子。
へええ。それで、みんなでホーキングに出かけた訳ですなあ・・・って、オイ! 君たち、もうすぐ5年生だっちゅうの!
呆れちゃうというか、可笑しいというか・・・ かわいい
でも、たぶん君たち、同学年女子にモテナイだろ~ねえ。ぷぷぷぷぷ。

みんな、明日から5年生。
誰と同じクラスになるんだろう?息子くんの願いは、近所の仲間たちと同じクラスになること。どうだろう?担任の先生は、どんな人だろうね?
ワクワク、ドキドキ
5年生・・・。そうかあ。もうすぐ・・・そう遠くないうちに、その日は来るんだろうな。そう。魔法のホウキに、またがらなくなる日。
でも、もう少しだけ・・・みんな、そのままでいてね。
同学年女子にはモテナクても、おばさんは、みんなが大好きよ

 ただ今、読み聞かせは、エーミールの再読中。『エーミールと大どろぼう』を読了し、『エーミールとねずみとり』に入りました。お腹抱えて笑った一回目とは、また違った笑いが起こります。面白いものです。
 息子くん、いつの間にか・・・私たちのことを「お父さん・お母さん」から「父さん、母さん」と呼ぶようになっていました。妹への「俺はお兄ちゃんだぞ」アピールでしょうか?不思議だね。
不思議ついでに・・・チックが治ったと思った息子くん、今度は、「じんましん」が出ました。生まれて初めての「じんましん」。本人も「気持ち悪い」と気にしている様子。あらあらあら、です。


ただいま

2007-03-21 11:04:04 | つぶやき

無事に出産を終え、退院してきました
元気一杯の女の子。先生の予想、バッチリです
色んな方に心配をおかけし、応援してもらった出産。本当に、感慨深いものでした。
ありがとうございました!!

それにしても・・・
おばさん母さんは、気持ち的には余裕の子育てなのですが、身体的には、まさに崖っぷち。初の母子同室で、フラフラになって帰ってまいりました それでも、かわいいわが子と一緒に、家に帰ってこれる喜びは、何にも代えがたいものです。

息子は、おっかなびっくりで・・・
帰ってきた日は、人見知りというか、どうやって接したらよいのか判らず、、目も当てられない状況でしたが(妹を横目でけん制しないの!)、今朝は、少し離れた所ではありますが、しっかり、赤ちゃんを覗き込んでいました。うふふ。

そんな訳で、新しい家族との生活がスタートしました。
これからも、よろしくお願いいたします。
簡単ですが、まずはご報告まで・・・


届いた♪届いた♪

2007-03-10 10:31:48 | つぶやき

 かわいいラッピング♪

日曜日に入院をひかえ、ちょっと・・・いえいえ、かなり、ドキドキしてきた金曜日。
夕方、素敵な小包が届きました。
赤ちゃんの誕生の記念に、何か形になるものを・・・なんて考えて、絵本を買ってしまったのです 
それも、記念に残るように、素敵な絵本屋さんで
絵本屋さんは、以前、おじゃましたことがある「ことり文庫」さん(HPは→)。

我ながら「我がままなだなあ~」と思うのですが、記念にと、店主さんに何冊かセレクトしてもらい、その中から、持っていない本を購入するという、注文方法をとらせてもらいました。おかげで、何回かメールのやり取りすることに、なってしまったのですが・・・。
こんな注文を、心よく引き受けて下さった「ことり文庫」さん、本当にありがとうございます。

本当は、すぐにでも開けて読んでみたかったのですが、あまりにラッピングが可愛いので、帰ってきてから、赤ちゃん本人の前で開けることにしました。
それまでは、一階に下ろしてきた「赤ちゃん用の本棚」にしまっておくことに
この本棚、息子が小さい頃に「息子専用の本棚を」と、パパが作ってくれたもの。
実は、パパが、どこかから貰ってきた?拾ってきた?ベニヤ合板と、何かに付いてきたキャスターで出来ているので、ニスをかけて丁寧に仕上げてあるものの、あまり見かけは良くないのです。おまけに、やんちゃだった娘が、シールをベタベタと貼り付けてしまっているし
でも、やっぱり愛着があって・・・出してきてしまいました。
とうとう、3人の子ども達に愛用されることになった、本棚くん。すごいねえ。
最後の一仕事です!よろしくお願いします。

 実は、うちの子どもたちの事を「一番良く知っている」のは、この本棚
                    
 くんなのですね~


ひなまつり

2007-03-03 13:45:47 | つぶやき
 できた!できた!桜餅

今日は、ひなまつり。
生協で買った「桜餅セット(道明寺粉と桜の葉のセット)」を使って、桜餅に挑戦です。
恥ずかしながら、道明寺粉というものを初めて見ました。
へぇ~。桜餅って、この粉で作るんですね。知らなかったなあ~。
さてさて、レシピを見てみましょう。まあ、なんて簡単そうっ!

まずは、コトコト小豆を煮て・・・。
(ここで、味見をしすぎて、アンコが足りなくなるかもしれないピンチに!
ああ、小豆って、どうしてこんなに美味しいのかしら!!)
道明寺粉を糖蜜で煮て、30分ネカセ・・・おお!なんて艶やかなんでしょう。
その艶やかさに見とれながら、アンコを入れて、くるくるまるめて出来上がりっ。
休み休みの作業でしたが、11時前には、出来上がりました
思っていた以上に、簡単だったなあ~。
そしてなにより、この塩漬けの桜の葉の匂い うっとり

とても美味しくできたのだけれど、、、甘いもの好きは、私だけ。
それでも、息子が「美味しいよ」と言って、1つ食べてくれただけでも、良かったとしましょう。
娘のトコロに飾って、後は、私の胃袋の中に消えていきました。

「赤ちゃんも一緒に食べてるから」

今日も、いつもと同じ言い訳です

3月

2007-03-01 11:39:54 | つぶやき
3月♪とうとう、3月。いよいよ、3月。赤ちゃんの誕生月です
早かったような、短かったような、なんとも不思議な感じがします。

実は、先週の火曜日の産科検診で「産まれそうですね・・・」と、先生から注意のお言葉を頂いたのですが・・・(なにしろ、帝王切開なので、出きれば手術の日までは、待っていてほしい)。
うむむ~ 
本当に早まるかもしれないと実感する、今日この頃なのです。
とにかく、その通院から帰って以来、お腹が、異常に張るし、重いし。。。昨日は、とうとう、近所のお友だちに「夜に何かあったら息子をお願い!」のメールをうちました。
もうマズイかも・・・?いや、大丈夫か・・・。の繰り返し。

まったく、大きな病院という所は、検査するだけで半日がかりで(その日は、手術前の検査が山のようにあったのです)、これで具合悪くなったんじゃ、早産予防の薬を飲んでいる意味がないじゃん!と、ツッコミたくなりました。
そんな訳で、その検診以来、寝てばかりいます
たかが、2日間。でも、2日間も寝て過ごしていると、なんだか頭が腐ってしまいそう。
本もなかなか読めず(布団に寝ながらの読書は厳しくて・・・。詩や俳句の本を枕元に置いて、パラパラと楽しむ位しかできません)。
このままでは、ワイドショーの鬼になりそうです
叶姉妹の内輪もめも、都知事選のゴタゴタも、何でも聞いて下さいって感じ
今日は、だいぶ調子がもどってきて、お腹の張りもないようなので、ぼちぼちと動き始めましたが・・・
無理をしないようにしなくちゃね。

さてさて、安静第一の毎日で、唯一の楽しみは、息子への読み聞かせ。ただ今、読んでいるのは『ムーミン谷の夏まつり 』です。
この時期に、この長編を読むのは、かなりの冒険ですが、一応、手術日が予定通りなら、あと10日位あります。調度、読み終わる予定・・・!?さて、どうなるか?
そこも、ちょっと楽しみなのでした。

赤ちゃんは、最後まで、大人しく、お腹の中で、きいていてくれるかな?それとも・・・
「ちょっと、私にも、絵を見せてちょうだいよ!」と出てくるかな?
でもね。そのくらい、ヤンソン女史の絵は、素敵です。
もう、挿絵が出てくると、親子で、ページにがぶりつきっ。
「もっと、挿絵が多かった良いのになあ~」息子と母の、叶わぬ願いなのでした

ふきのとう

2007-02-12 13:16:50 | つぶやき

 ちょっと、逆光ですね~(涙)

旦那の実家から届いた、大量の「ふきのとう」。
天ぷらは、胃がもたれちゃうし・・・ということで、「ふきみそ」に初挑戦!
早速、ふきのとうをお湯でゆで、水にさらすと・・・
なんてキレイな緑なんでしょう!!あんまりキレイなので、写真をパチリ
やっぱり、自然の作り出す色は、美しいなあ~
ようやく出来た「ふきみそ」は、とても美味しくて、一足早い春の味
息子は、大好きな「レタス味噌ご飯」(レタスに味噌をぬって、ご飯をまいて食べるのです)にして、私は、そのままご飯にのせて頂きました
アクの強いもの、臭いもの(フキ、セリ、セロリ、にんにく、しょうが等々)大好きな私には、たまりませんでした~


笑顔でサヨナラ

2007-02-09 19:23:22 | つぶやき
この日は、最後のお仕事でした
利用者さん向けの「リハビリ研修会」開催の日に当たってしまい、いつものような活動をして、お別れ!にはならなかったけど、それでも、とても素敵な一日でした。
気にしていた薬の副作用・吐き気も(これがヒドイのです)、ぴたりと止まり、穏やかに、いつも通りに働けました。 あんまり、いつも通りだったので、また、明日も来るような気がしちゃって、逆に、ちっともお別れモードになれませんでした。
朝の職員室では、ウルウルしてたのにね。うふふ。

個性豊かな同僚たちは、若い時に、それぞれの福祉施設で経験を積んできたツワモノ揃い。みんなそれぞれの意見があって、理想があって、プライドがあって・・・
自分とは違う意見にイライラしたり、ぶつからなかったことが無かったか?と言われたら嘘になるけれど(あんまり腹が立って、家でフテクサレタときもあったなあ・・・)でも、それをひっくるめても、私は、あの職場が好きだったなあと思います。

利用者さんたちからも、素敵なものを沢山学んだなあ。
働き始めたときは、まだまだ心が不安定で、夜中に目がさめては泣いていた。何かを、心から楽しく感じたりすると、なんてヒドイ母親なんだと自分を責めた。
それが、仕事をしていると、すべて忘れられて・・・。いつの間か、心の底から、利用者さんと大笑いしていたんだよなあ。
私が、手伝っているように見えて(一応、それでお給料を貰っているんだけど)、実は、私が、一番助けてもらっていたんだなあと思う。
こうやって、人間は、助け合って、支えあって、生きているんですね。
一人じゃないって、面倒な時も、腹が立つときもあるけれど、やっぱり、素敵だな
そんなことを考えながら、最後の道のりを帰ってきたのでした

さあ、久しぶりの仕事がない生活だ。まずは何をしようか?

そうそう、さすがに、もう入院準備をしなくちゃね!
先生に「2週間後の検診の結果によっては、早産予防で入院してもらう」って、脅されたのだっけ。
薬のおかげで、まるで2ヶ月前のような元気なお腹(驚く程、軽くなったのです)だから、平気そうだけどなあ~。でも、さすがにやらなくちゃ、先生だけでなく、看護婦さんにも怒られちゃいますね。
昔から、ギリギリにならないと動き始めない人なのです私。がんばろ。

曇り空

2007-02-07 08:00:23 | つぶやき

昨日は、2週間ごとの産科通院
横腹が痛いと言ったら、ウテメリンという「早産予防」の薬を処方されることになってしまった。飲み薬に抵抗のある私は、「え~!飲み薬ですか?」「お腹は、ちっとも張っていませんが?」と、ちょっと抵抗したのだけれど・・・。
でも結局は、「予防だから。」の先生のお言葉に、うなずくしかなかった。
子宮頚管の長さが、短くなっていることも問題らしい。「何ごとも予防が大切」なんだそうで・・・

ネットで調べたら、3センチくらいなら、ウテメリンを飲みながら仕事もOKの先生もいるらしい。でも・・・。散々悩んだあげく、お仕事は休むことにした。
なにしろ、薬を飲んでからというもの、一気に脈が上がって興奮気味。ムカムカするし、喉は乾くし、ほてるし・・・とても、正常な状態じゃないのです。ある意味、効果覿面。

それにしても・・・
最後の一週間。やっぱり駄目だったなあ。せっかく、2日で風邪を治したというのに。
最後の金曜日だけは、ちゃんと挨拶に行きたいから・・・それまでは、大人しく寝ていることにしました。
月曜日の通所者の方々には、ちゃんとお別れが言えたのに・・・火曜日・水曜日・木曜日の方々には、言えなくなってしまった。ごめんなさい。

実は、月曜日の利用者さんに、「どうして産休じゃなくて、退職するの?1年で戻ってくるよね?」と、何度も聞かれ、2・3年は、家で子育てをする決心が、大きく揺らいでいた私。
「仕事が好きだ。もっともっと、ここにいたい。早く、ここに戻りたい。」
あんなに強く思ったのに、今日、やっぱり安静をとったんだ私。
お腹の張りもないし、薬の副作用さえ我慢すれば、行けたと思うけれど(仕事は、同僚達にカバーしてもらってるし)・・・。やっぱり、私は、仕事を休むことをとったんだなあ。
不思議と涙が出てこなかった。月曜日の夜は、利用者さんたちの言葉に、あんなに涙が溢れたのに。

人生、思い描いたようには進まない。2・3年後、あの職場に戻れる保障だってない。
それでも、前に進んでいくしかなくて・・・
でも、それが、今の私が私でいられる所以なのだから、やっぱり、この選択で良かったって思いたい。
今の自分を必要としてくれる人たちの為にも、今の自分を好きでいたいなあと思う。いつも、「今の自分」に、胸をはれる人でいたい。そうであったら、どんなに良いだろう。

今日は、どんよりとした曇り空まるで、私の心のよう。少し、くじけそう・・・。
でも、この曇り空は、やっぱり、私にとって必要だったんだと、いつか思えたら・・・それでいいのだ。きっと。


久しぶりの・・・

2007-02-01 15:22:35 | つぶやき

ご無沙汰しておりました。
先週末あたりから、なんだか身体がだるくて・・・。時間があるときは、とにかく横になる生活を送っていました
おかしいなあと思っていたら、月曜日あたりから、鼻水が流れるように出るし、クシャミはひどいし・・・。もしかして、これって花粉症?
もともと、花粉症を持っているのですが、いつもは、こんなに酷くない。でも、妊娠すると体質が変わるというし?なんて思っていました。

そして、昨日。とにかく、朝から、ヒドイ鼻水。くしゃみ。
たしかに、陽気は春。花粉が飛んでいてもおかしくありません。これは、大変だあ・・・。あと、2ヶ月我慢して赤ちゃんを産んだとしても、授乳中も薬は飲めないし、耐えられるかしら?喘息が出たらどうしよう??

なにしろ、仕事帰りの車の中では、身体すべてが重くて・・・。ラスト一週間の仕事を全うできる自信も、消えうせる位のダルさだったのです。
こんなに頑張ってきたのに、最後の最後に、中途半端な形で辞めるの嫌だなあ。しかも、花粉症なんかで・・・。でも、動けないなら仕方ないし・・・。とにかく、明日一日休みだから、明日、もう一度考えよう。
そんなことをブツブツ考えて、家路についたのですが・・・

あれ?何だかゾクゾクしてきたぞ。
そうなんです。なんと「鼻水とクシャミは、花粉症じゃなくて、風邪だった」のでした。
熱は、あっという間に37.8。大変だ~ !!
なのに、風邪が原因だったら、治ればなんとかなるだろうと、ちょっと嬉しくなった、馬鹿な私。そうなんです。私、風邪には、めっぽう強いのです。
(喘息持ちになってからは、咳風邪だけは、大変なことになりますが、それ以外の風邪なら、1日で治ってしまうハズ!)

熱は、お見事!夜中には、37.3まで下がり、今朝は、すっかっり元通り!
ああ良かった。鼻水も、すっかり落ち着きました。
購入を決意していた「空気清浄器」も、とりあえず保留に
何より・・・
出産までの約2ヶ月弱を、鼻水とくしゃみと、ダルさと戦わなくてはイケナイと思っていた暗い気持ちが、すっかり、吹き飛んで気分爽快です。ふふふ。変な私。
それにしても、久しぶりの風邪。びっくりしたなあ~


明けましておめでとうございます

2007-01-02 13:13:59 | つぶやき
明けまして おめでとう ございます

今年は、どんな年になるのかな?
そんなことを考えると、嬉しいような、怖いような、なんだかドキドキの年の初め。
初の試みの5年日記も、めでたく第一日目を書き終わりました
一月は、バオバブの木を掘り返している王子様の絵が、日記の案内役。
二月には、あのバラの花が案内役になるのだもの、頑張らないとね。バラの花は、なんとも憎めなくて、大好きなのです

お節は、ちょっと作りすぎ。
 お重箱3段に入りきらないお節たち・・・
2日目にして、もう胸焼けがしてきました
好きなことは、とことんやらないと気がすまないこの性格・・・。
今年は、ほどほどにして、育児に専念したいと思います

今年も、どうぞよろしくお願いします。

『いろいろ1ねん』

2006-12-30 18:44:23 | つぶやき
『いろいろ1ねん』
レオ・レオーニ著 谷川 俊太郎訳

本当に、色々なことがあった一年でした。そして、いよいよ・・・そんな1年も終わりに近づいています。
明日は、たぶん、「おせち」作りで始まり、「おせち」作りで終わるんだろうな
色々なことがあったけれど、家族3人が揃って、お正月が迎えられるということ。それだけで幸せだなあと、心から思います
来年は、我が家に赤ちゃんがきてくれ、息子が5年生になる予定。
何より、この3年あまり、私を支え続けてくれた仕事がなくなることは、きっと、きっと、大きな転機になることと思います。
それでもなお、ワクワク、ドキドキできることは、なんと嬉しいことでしょう。

そうです。今年は、赤ちゃんのことで、頭が一杯の一年でした。
思いもしない妊娠中のトラブルに、年甲斐もなく動揺もしたけれど、安定期に入ってからは、すっかり落ち着いて、このままなら、ギリギリまで仕事も続けられそうです。
これも、周りの人たちのお陰だなあ・・・と、心から感謝する毎日です。
恥ずかしいのですが、この年になって始めて、人と結ばれていることを実感し、その大切さが身にしみています。人は、一人では生きていけないんだって、心から思えるのです。
ブログを通して、みなさまに励ましてもらったことも、もちろん、忘れることはないでしょう。本当に、ありがとうございました。
そして、来年も、どうぞよろしくお願いします!

大晦日は、今夜帰ってくる予定の息子と一緒に、やっぱり、この本を読みたいと思っています。大好きな一冊。
こんなに穏やかで、静かな一年が送れたら、なんて幸せでしょう。
そんな希望とともに

素敵な絵本屋さん

2006-12-30 10:12:19 | つぶやき

息子とパパは、年末の里帰り。木曜まで仕事の私は、一人お留守番でした。
そして、昨日♪一人なのを良いことに、お出かけしてきました。
ブログで教えてもらった、開店したばかりの絵本屋さん。HPに何度かおじゃまして、ずっと行きたいと思っていたのです。そんな訳で・・・電車にとびのってしまいました!

さてさて、目指した絵本屋さん・「ことり文庫」さんは、思っていた通りの素敵なお店♪
まず、店先の可愛らしい黒板が、店主のセンスの良さを感じさせてくれます。そして、そこには!!ああ!アロワ・カリジェの絵本が!
それも、古い古い「岩波子どもの本」。きっと、店主さんが、何度も繰り返し読んだんだろうなあ~。
店主さんの顔が見える本屋さんって、憧れてしまいます。もう、この一冊で、この本屋さんの虜になってしまいました

だって、アロワ・カリジェさんの絵が素敵な
「ウリスリのすず」「大雪」は、私の大好きな絵本なのです。同じ作家さんの本を、全て揃えようと思っていた位に好き。でも、この本たちが、普通に置いてある本屋さんなんて、今まで、行ったことがないんですもの!!
うう~。今日は、パパから貰った図書券だけのお買い物にしよう!と心に決めていました。でも、どれも魅力的!

悩みましたそれでも、ちゃんと決めました。涙をのんで選びました。
中でも、お気に入りは、店長さんがHPで紹介していらした「あなたが うまれた ひ(デブラ・フレイジャー作 井上荒野やく)」
そして、今日、はじめて出会った本「おねえちゃんは天使(ウルフ・スタルク作 アンナ・へグルンド絵 菱木晃子訳)」
この本たちを手に、ポロポロと涙を流してしまった私です。小さなお客様がいらしていたので、我慢しようと思ったのに、我慢しきれませんでした。どちらも、素敵な本です。とても興奮していて、今は、どういう本なのかを冷静に伝えられないのですが。。。

実は、数日前、悲しいことがありました。外に出たのも、一人で家にいられなかった・・・というのが大きかったのです。
悲しいこと。小さな命が、また1つ、お空に逝ってしまったという、一本の電話でした。
娘を生んでから、この世界には、死と隣り合わせで生きている子どもが、どんなに多いのかを知りました。電話の向こうのお母さんは、その死の恐怖と、ずっと戦っておられました。
もう、大好きな家族と一緒にいられない、その子を想い、お母さんを想い、結局、何もしてあげられなかった自分の不甲斐なさを想い、、、ぐるぐると想いは、巡るばかりでした。
絵本たちは、心にロウソクを灯してくれるような、そんな素敵な、命のお話です。
今日は、これから、その小さな命に、最後のお別れを言いに行く予定なのですが、ロウソクの灯った心でなら、ちゃんとお別れが言えそうな気がします。ありがとう。ことり文庫さん。
こんな風にして、夢のような一日は終わりました。本当に、夢のようでした
あまりに本を読むことに熱中しすぎて、喫茶を利用する時間もなかったし、ちっとも店長さんとお話できなかったけれど(とても素敵な店長さんです!)・・・本当に、本当に、充実した時間でした。
それにしても、よほど興奮していたんでしょうね。
帰り道の早かったこと、早かったこと~。羽が生えたかと思いました。
ことり文庫さん、本当に、素敵な時間をありがとうございました。
そして紹介して下さった、フラニーさん、rucaさん、ありがとうございました。

そしてそして・・・。お家に連れて帰れなかった本たち!また今度ね。
実は、その点では、心残りがたくさんです
でも、一番の心残りは、お店で、小さなお客さんたちを興奮させていた「光るビー玉」。息子のお土産にと思っていたのに、すっかり興奮して忘れてしまいました。残念!
ああ。もうキリがないので、考えるのは、やめようっと


次に、赤ちゃんと一緒に行ける日を楽しみに♪することにします。
だって、最近・・・夕方になると、お腹が張って動けない日が続いていたので、とにかく、17時までに家に着くようにと帰ってきたのですが、なんと!!
昨日は、お腹が張りませんでした!きっと、絵本が好きな赤ちゃんに違いない!(勝手な思い込み

ああ、図書室の整理は、また今度になっちゃったなあ。ごめんね、パパ。
・・・っていうか、本が増えてますって!


素晴らしい青空♪

2006-12-27 16:31:07 | つぶやき


昨日の嵐が嘘のような天気!朝一番、息子が「富士山が~!!」と叫んでいました。
二階から見える富士山が、美しい姿を見せてくれたのです。キレイだね~!
でも、写真に撮るにには、ちょっと遠すぎ。なので、我が家のシンボルツリーをパチリ!
けやきの木。もう、すっかり葉が落ちてしまいました。そう・・・冬なんですよね。冬のはずなんですよね。なのに、なんなんでしょう~!この暑さは
日当たりの良い我が家は、もう、耐えられないほどの暑さです。二階、なんと最高28度!

おかげで、息子は、今日も「かまきり」が心配。
生き物大好き息子くん。秋のある日、テレビのニュースで見たそうなのです。「今年は、かまきりが、タマゴを上の方に産み付けた」と。
タマゴを上に産み付けると、それだけ、外敵にやられてしまう危険性が高くなります。それでも、何故、上に産み付けるのか?
それは、雪に埋もれてしまわないようになんだそうです。つまり、カマキリは、今年は雪が多いと予想したそうなのです
気象庁の「暖冬予想」を聞いて以来、ずっと、カマキリを心配し続けている息子。最近、あまりに暖かいので「全滅したらどうしよう・・・」と言い出しました。くすくす。
カマキリ大嫌いの母に「ほう!カマキリなんて、全滅してくれて結構!結構!」と意地悪言われても、心配し続ける息子。今日の暖かさは、さぞかし、心が痛んだことでしょうね。

でも、今日は、パパも仕事が休み。大掃除の日。
思いがけない暖かさのおかげで、家中の窓を開け放って、思いっきり掃除ができました!やった~!
私は、念願の「冷蔵庫の大掃除」!毎日、少しずつやっていれば、こんなことしなくて良いのに毎年、毎年、そう思うのですが・・・駄目なんですよね。
午後には、生協さんが年末の配達をしてくれ、ピカピカになった冷蔵庫に、おせちの材料たちが、きちんと収まりました。なんだか、嬉しい

「あとは、図書室の掃除だけだな。」パパが、ぽつんと言いました。
ううむ。それが問題なんですよね。だって・・・本を手にとると、読んじゃうんですもの
図書室は、天気が悪い日にでも、ぬくぬく、コツコツ、コツコツ、コツコツとやりたいと思います!