通っていた個人病院から、大学病院の産婦科への転院。
覚悟は出来ていたけれど、いざ、「次回から行って下さい。」と言われると、不安で不安で・・・この3日間、ほとんど眠れず、今日の受診日を迎えました。
これから、主治医になるであろう先生は、なかなか、好感の持てる先生。見るからに若いし、声も小さいし、要領も悪そうだし・・・・。でも、とても誠実そうな方で、説明も丁寧だし、こちらの意見を聞く姿勢を持っているし、いい人なんだなあ~と思いました。
いい人だから腕が良いという訳ではないので(娘のことがあり、いくつも病院は渡り歩いているので、その辺は、シビアに見極めてしまいます)、まだまだ、心配はぬぐえていないのですが・・・。
それに・・・、今までの出産は、同僚の看護士ご推薦の先生だったので、前評判なしの先生との出会いには、やはり、慎重になってしまいます。
それにしても、色々と考えさせられました。
大学病院だからでしょうか?ご挨拶の後は、早速、「今回の妊娠のリスクについて」の説明が、長々と・・・・・。
「前の先生から、何かきいていますか?」と切り出されたので、赤ちゃんに何かあるのかと背筋が凍ったのですが、それは、帝王切開の3回目が、どれだけ危険かという説明でした。
正直、びっくり

前の先生は、お腹を3回切ることについては、何も言っていなかったから。。。
今まで、きいたこともない症例がいつくも挙げられ、最後に、「今言ったことを承知して、出産に備えてください。」と、2回も念をおされました。
承知するも何も、もう、お腹に命があるのだから、産むしかないですよ、先生。
例え、子宮が無くなろうとも、命が無くなろうとも。
出産は、普通分娩であろうと、危険が付きまとうもの。命を落とす妊婦さんも、たくさんいるのです。
個人病院の先生は、それをいちいち説明していたら、きりがないでしょう。でも、ここは大学病院。必ず、すべてを事前に説明しなくてはいけないのだ、だから、少しのリスクでも説明するのだ、と、自分に言い聞かせ、こみあげる不安を、少しだけ押しとどめました。
ちょっぴり、自分の命がナクナルかもしれないことを意識した、なんともいえない一日でした。
おかげで、この間まで、診察のたびに赤ちゃんの成長を喜んでいたのに、今回は、全くなかったなあ。
だって、赤ちゃんのことは、たった一言。「今の所、問題はありません。」だったんですもの

あんなに、検査を一杯したのになあ。。。
「ほら、もう○cmですよ~!」みたいな会話、今回の妊娠では、もう出来ないのかなあ。それとも、今日は、特別?
それにしても、長かった~。
朝の8時30分に病院について、出たのは13時でした。信じられない~!
椅子に座ってるだけで、お腹が張ってくる感じです。トホホ。
最後の最後に、保健婦さんの指導があって、「何か質問は?」と聞かれたので、「いつも、こんなに時間がかかるのですか?」と聞いたら、「そうですね。かかる時もありますね。」と言われてしまいました。。。
一瞬、気が遠くなるかと思いました。ふう

同じ大学病院の呼吸器内科に、持病の「喘息」でかかっているのですが、そちらは、カード受付から30分で終わるんだけれど・・・この違いって。。。
これが、5分診察をしない、ここの産婦人科のポリシーの表れだと、信じることにしようと思います