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ぼちぼち日記

大切な日々のこと

早くも、選択のとき。

2008-11-18 13:51:34 | つぶやき

息子が、年少さんの年のときに通っていた、自主保育。
元は、団地のお母さん同士が集まって始めた、団地の中だけの保育でした。
いつも知っている顔で、生活の延長。楽しかったなあ

時代が変わり、現在では、団地の高齢化が進み、子どもが殆どいなくなったそうです。
そして、団地の子のための自主保育は、活動場所を団地の集会所から、近くの
公民館に移し、市内唯一の自主保育団体として頑張っているのだそうです。
しかも、年少さんから幼稚園に入れるお母さんが増えたため、現在は、年少さんの
前の年齢から、入れるのだとか
ってことは、娘も、来春から入れるってことね
とういう訳で、オムツもとれない、歩き方もギコチナイ、言葉もボチボチの娘を連れ
て、自主保育体験をしてきました。

体験メニューは、はじめてのリトミック 講師の先生を招いての会でした。
音楽大好きの娘は、わらべうたの集い同様、ノリノリで、親から離れる準備は万端。
そこは、問題ないのです。ないのですが・・・・・・・・・・・・

やはり、問題なのが「待つ」「やめる」のキーワード。
今日は、折り紙で作った動物に目や口を入れるという作業で、使ったクレヨンが
片付けられず、引っくり返って大泣き
おやつの場面では、「いただきます」が待てなくて、「みんなと一緒にね。」と言ったら
テーブルに向かって、唾をはき、お菓子の入っているお皿を投げつけようと。
本当に、トホホの娘さん
お隣の席のお姉ちゃん、ビックリ仰天 唾だもんね

雑誌に紹介されるような、自然の中でなどの目標を掲げた自主保育とは違って、
幼稚園に入る前の子どもたちの居場所、顔合わせのような場所。
大きな目標などは何もなく、ただただ、ゆるりと活動中。

幼稚園というところは、自分たちで選べる場所であるということで、集まってくる
保護者の方達は、なんとなく価値観が似ているところがあります。
息子が入っていた幼稚園は、シュタイナー教育を意識した小さな幼稚園。
それはそれで、とても居心地が良かったし、幸せなときなのだけれど・・・・・・・・・
でも、価値観の違うお母さん達と一緒に保育には、別の魅力があるのです。

全く集団に入れない、やんちゃな男の子二人が、みんながリトミックしている輪の中で、
上へ下への取っ組み合いをしていて、それを、違う子のお母さんが、
「いい加減にしろっ!」と、怒っているのを見て、思わず笑顔になりました
こうやって、他の子のお母さんに怒鳴られる体験って、やっぱり貴重だなあと思うの
ですよね。
息子なんて、いつでもメソメソ男の子だったので、元気一杯の若いママさんに
「あー。そんなんじゃ、幼稚園に入れないぞ!こらっ!」
と、激を飛ばされていたのでしたっけ
飛ばされて治るもんじゃないのだけれど、そういう体験だって、必要だと思ってしまうのです。
そして、今回、体験に招いてくれたのも、その、かつての若いママ 

でも、「待つ」「やめる」「貸す」が、まだ出来ない子どもを集団に入れるのは、どうな
のだろうという気持ちもあります。噛み付きが友達に対して出てしまったら?
心配したらきりがありません。
なにしろ、幼稚園の未園児クラスと違って、お当番の親以外は、付き添わないのが
基本のルールの場所。私が止めることが出来ないと思うと、やっぱり不安になります。
早生まれさんは、同じ学年の子たちと成長のペースが、こんなにも違っているのかぁと、
わかっていたけれど、ちょっと、がっくり。(しかも、娘はストレートに感情を出してくるし)
でも、親が心配しなくても、子ども同士で、学んでいくのだろうか?とも思ってみたり。

うーん。悩むなあ。
早生まれさんは、すべてが早く進んでいくようで・・・・・・なんだか、大変デス
もしかしたら、あっという間に手を離れていくのかな。


ことり文庫のおはなし会

2008-10-30 12:21:19 | つぶやき

待ちに待った「ことり文庫」でのおはなし会。
『魔法使いのチョコレートケーキ』の語りを聞いて、その後、チョコレートケーキを
みんなで食べましょうという、なんとも素敵な会。
それに、息子は、来年は中学生。
部活も始まるだろうし(運動部に入ると言っているし)、こういったイベントには、
なかなか、参加できなくなるでしょう。
そういった意味でも、とてもとても、楽しみにしていました。

一応念のためかすかな希望を持って・・・旦那に「息子と二人で行っていい
と聞いてみたのだけれど、「おいていくのは、大くんだけにして。」という、
たぶんそうだろうと思っていた答え
ということで、私は、娘とお外で雰囲気だけ味わうことになりました。
まあ、子育てとは、そういうものですから仕方ないですね。はい
それに、息子とは逆に、娘は、これから、お話し会に参加する機会が増えるはずですもの



さて、『魔法使いのチョコレートケーキ』の中でも、特に、私が好きなのが、
「葉っぱの魔法」という話。
これを息子に聞かせてあげたい。ずっとそう思っていたのだけれど、ああ、なんと嬉
しいことに、今回、その話が選ばれていました。
このお話が始まったのを聞いたときの嬉しさったらもう、格別
電気を消して、蝋燭の火を灯して、素話に聞き入るというスタイルも、また、素敵。
それだけで、語られる言葉に、魔法がかかってしまうのですよね
喘息持ちの息子は、煙の匂いに敏感なので、どうしても蝋燭の煙に反応してしまい
咳に苦労していたようでしたが、それでもやっぱり、いいなーと思います。
他にも、かつては、毎日のように読んでいた「がまくんとかえるくん」のお話もあり、
息子にとっては、とても楽しい時間だっただろうと思います。
それに、「チョコレートケーキのお話を聞いた後に、チョコレートケーキを食べる」という
お話と現実が、つながる不思議な体験。
どんな風に、息子の心に残ったのかな・・・いつか、聞いてみたいです。

さて、娘はと言えば・・・・・
カーテンの向こう側で、おもちゃを広げて楽しく遊んでいました。
お子さんが参加しているというお母様(後で、あの方がクルミトリの発見者なのだと
教えてもらいました)のことを、迷惑だろう・・・という位に好きになってしまい、
「パパ!パパ!」と言いながら(大好きな人を呼ぶときに使う言葉)、まとわりついて
おりました。相変わらず、人見知りしなさすぎの娘

途中、カーテンの向こうから漏れ聞こえてくる詩にあわせて、カーテンのこちら側の
人たちも一緒に口ずさんだのですが、そのときの娘のキラキラの表情ったら、
忘れられません。
おかげで、詩があふれ出す唇に興味が向いてしまい、「パパ」の口の中に指を入れ
ていましたが・・・・・ (本当に、ご迷惑をおかけしました

途中、店内に飽きてしまったので、梅が丘の商店街を散歩。
そこでも、梅が丘のおばあちゃん方に、可愛がって頂きました。
何人もの買い物帰りおばあちゃん方が声をかけて下さって、娘は、その度に、
拾った落ち葉を自慢げに見せておりました。
東京って街には、どうも苦手意識が強い私ですが、この梅が丘のノンビリとした
雰囲気は、とても好き

たくさんのブログ友の方たちにも、お会いでき
(大好きな長田弘氏のサイン本も見せて頂きました~。サインから伝わる不思議な
雰囲気に、しばし、言葉を失いましたが・・・。)
また、あの場にいた方とも、何気ないおしゃべりができて、とてもとても幸せでした。

あまりに興奮していて、
①お話し会の代金を払い忘れ、
②娘が破く恐れのある駒形さんの絵本を上の棚にかくしたのを戻し忘れ
(我が家の駒形さんは、ことごとく破壊されてしまったのです)
③娘が割ってしまうかもと思って入れかえた、ボールの入ったガラスのお皿も
元に戻してくるのを忘れ
④購入した本のお釣りとカードを忘れて、「パパ」に駅まで届けて頂いた
という、大失敗をやらかしてしまったのが心残りではありますが、
それでも、大満足の一日でした

帰りの電車、行きと同じく大泣きした後、ぐっすり寝入った娘。
疲れたけれど、楽しかったねえ。
息子は、「本を読む時間がなかった。」とブツブツいっておりましたが、そのお楽しみ
は、また、次回にまわすことにしましょう。
今度は、のんびりとクリスマスプレゼントを買いに行こう
そんなことを話しながら帰る道のりもまた、なんだか、とても幸せでした。


困ったちゃん

2008-10-24 17:33:11 | つぶやき

最近、どんどん酷くなっていく、娘の「困ったちゃん度」。
階段にクレヨンで絵?を描かれ、障子紙は見事に破られ(それを更に裁断する)
お茶碗やお椀の中身をグチャグチャとこねては、隣の人のお茶碗に入れる。
牛乳やスープは床に流し、口の中に入ったはずのご飯を床に吐き捨て、
お兄ちゃんのノートは、悪戯書きの格好のターゲット。そしてとうとう・・・・・・。
本人も大好きだった絵本 が、見事に、ビリビリになってしまいました。
ページごと破ったなら修理も出来るでしょうが、まさに、ビリビリに引き裂かれるの巻~
絵本って、ただの紙なのね・・・・・と、何故かシミジミ。

「破ったら、もう、二度と元にはもどらないんだよ。」
「もう、一緒に読めなくなっちゃうんだよ。」

そう叱っても、娘に理解できる訳もなく・・・。それでも、叱らないわけにはいきません。
で、娘さん、最近のお決まり、怒られたときは、唾をはきかけます
時には、噛み付き、私の顔を叩きます・・・・
おサルさんかい、君は

もちろん、息子に唾を吐きかけられたことなどなく、母は、ただただ、
ビリビリに引き裂かれた絵本を手に、悲しい気持ちをぐっと抑え
でも、叱られたストレスをその場で発散できる娘は、すごいんだよ
叱られたことを理解できてる証拠だし・・・と、自分に言い聞かせる。
そして、その夜、布団に入ってから、そのことを思い出し、ふき出してしまいました。
本当に、困ったちゃん

最近は、ご飯もあまり食べてくれなくて、酷いときには一口で終わり、別の遊びが始まります。
踊りを踊ったり、歌を歌ったりして、ようやく、もう一口。
赤ちゃんのときにためた脂肪も使い果たし、先日は、ポリオの予防接種にて
「小さいわね。」と先生に指摘される始末
そりゃそうだよね。食べないんだからね。
本当に、母乳と牛乳が主な栄養源の娘さんが、どうして、そんなにパワーが
ありあまっているのか、そこのところ不思議です

食事以外でも、お着替えもトイレも嫌いで、これがまた一苦労。
赤ちゃんのときの「おしりの歌」を復活させて、汗をかきながらの労働です。
何か、してもらうことが嫌いな上に、自分のやっていることを中断させられるのが
嫌なのかなと、ちょっと想像してみる。
ふうー。色々、書き出してみたら、ちょっとスッとした。

何年やっても、
ベテランママねと保健婦さんに言われても、
やっぱり、子育てって、同じなんてことはないんだなあ。
この位しないと、この母さんは、私のことで悩んでくれないとでも思っているのかしら
娘さんよぅ。


困りごと

2008-10-13 12:50:58 | つぶやき

 デッキでだけ、リードを持つことを許された娘と・・・

コーギー犬の大くんは、体が大きいせいか?性格か?
娘と息子の奇声に、日々さらされているからか?
どんな音がしても吠えることがなく、電気工事のおじさんが突然現れても、なんら
動じることなく、17時のチャイムで近所の犬が大合唱していても、知らん顔。
散歩中、他の犬に吠えられたって(家の中からだけれど)、嬉しそうに尻尾をふるのみ。
・・・・・・その点では、本当に良い子です。
吠えるとすれば、息子が、テレビを見ながら変な踊りをしたり、娘が、おもちゃを
ゲージの前で、振り回したりする時くらい。本当に、良い子。

しかし、とても、とてーも困っていることが、いくつか。
一番困っているのは、「甘噛み」。
手をみると噛みつきたい衝動にかられる様です
興奮すると、噛まないではいられません
遊んでいる時だけなので、引っ張りっこなどのゲームをしない娘には、
しかけないのが、せめてもの救いなのだけれど・・・・・。
体が大きいので、甘噛みといえど、痛いです。
本を読んだり、ネットで検索したりして、いくつか試してみたけれど、どれも
今のところ、効果ナシ。困ったよう

 「美味しいもの入ってないかなー」

もう一つ困っているのは、「食いしん坊」
散歩に行くと、道に落ちているものを、何でも食べようとするのです。
枯葉は、もちろんのこと、石までも食べようとする始末。
(大きい石を口に入れたときは、口に手を突っ込んで取り出しましたがが、
目視できずに、阻止できなかった小さな石は、2つばかり、お腹の中へ・・・・)

こちらも、ネットで調べて「苦味成分のスプレーをふきつけて、美味しくないことを
教えると良い」というのを実践したのだけれど、
苦味成分付きの枯葉を、美味しそうに食べてしまいました
しかも、何のためらいもなく・・・・・・・・・。
どういうこと お腹にさえ入れば、味覚は、関係ないのか

あまりにヒドイので、危険防止のため、散歩は、住宅街のみ限定です。
(石などの異物を食べて、手術する犬もいるんだとか・・・怖いっ)
毎日、人の家の前まで、綺麗に掃除してから練習。ふう
私も、常に、冷蔵庫におやつを忍ばせている、食いしん坊人間ですが・・・・・・
大くん、君は、もはや「食いしん坊」の域を超えています。

リードを引っ張りあげて、食べる前に阻止するというやり方で、今朝は、隣の住宅地
まで遠出をし、枯葉一枚も食べさせずに散歩させることに成功
しかし、一瞬も気を抜かずに、足元を見ていないといけないので、大変・・・。
というか、危険。
家の前の道以外に散歩に行くときは、車を見ていてくれる同行者が必要です。
今日は、息子が、道案内係

・・・・・・・・・・そんな訳で、来週、「パピー(子犬)教室」に入ることになりました
お稽古ごとは、もうたくさん!だったのだけれど、仕方ない。
まさか、犬までが、習い事するとは思わなかったぞー
しかも、こちらも、親(飼い主)同伴です


全国学力調査

2008-09-28 14:16:47 | つぶやき

今日の新聞のトップは、中山国土交通相の辞任のニュースでした。
この方が、「日教組(日本教職員組合)の強いところは学力が低いんじゃないか」を
調べたかったという本音を明かしたと書いてあったけれど、本当に、本当?
本当に、そんなこと言ったの?
そんな個人的な興味で、何億もの税金を使うなんてことが、あるんだろうか?

うちの息子も、小学6年生。この春、このテストを受けました。
毎年、教育のニュースを賑わせているテストを、ついに、我が息子が、受けるときが
来たのだなあと、母は、興味津々。
そんなに高額のテストだなんて、ちっとも知らなかったものだから、ちょっとワクワク。
一日中テストをして、すっかり疲れ果てて帰ってきた息子のお尻を追いかけて、
「ねえねえ、どうだった?どんな問題だった?」と、質問責めにしたのでした。
すると息子くん。不機嫌そうに・・・・・

「全然出来なかったよ。半分も出来なかった。」
「!・・・・・・・・・・・・・・・半分。」
そりゃあ、出来なさすぎだろう!息子よ。
ちょっぴり、がっくりの母だったけれど、授業の復習テストしかやったことがない子
には、ハードルが高かったのだろうと諦めました。
「そうかあ。そんなに難しい問題だったんだ。仕方ないね。一日、頑張った、頑張った!」

すると、息子くん、もっと不機嫌そうに
「違うよ!わからなかったんじゃない!問題が難しかった訳じゃない!」
「じゃあ、どうして半分も出来なかったの?」
「それは・・・・・・・。テストの最初に、言われたからだよ。」
「???何を?」
「丁寧な字で書きなさいって!」
「!!!!!」
「なんで、なんで、あんなこと最初に言うんだよー!」(悔し涙

あまりに可笑しくて、心の中で、噴出してしまった母。
ごめんよ、息子、君は、真剣なのにね。
どうしても、自分の心のブレーキがかけられないことが、まだ、ある息子です。

実は、我が息子、一年生の時に、担任の先生に「字が上手い」と褒められて以来、
字を丁寧に、美しく書くことにかけては、天下一品。
その代わり、一文字書くのに、人の5倍以上の時間がかかります。
旦那と二人「一字入魂!」と呼んで、微笑ましく見守っていたのですが、時間がかかりすぎて
日常のノートとりやテストにも支障が出るため、6年間かけて言い含め、ある程度、力を抜くことを
ようやく覚えたところでした。
それでも、先生が「丁寧に・・・」と言ったとたん、「一字入魂!」スイッチが入ってしまうので、
担任の先生も、随分、気にしておられるのだとか。

個人面談のときは、大抵その話題。
「丁寧に書きなさいと言わないと、他の子は、とても読めない字で、パパッと書いてしまう。
だから、言わない訳には、いかないんです。
息子くんにだけ、『丁寧に書かなくてもいい』と言ってあげても良いのだけれど、なんだか
そんなの変ですしね。
そういう要領の良さは、そのうちについてくると思うので、小学生のうちは、集中して
丁寧に仕上げる心の方を大切にしてあげたいと思っています。
手を抜くことは、後から教えられますが、集中して仕上げるなんてことは、教員が
教えたからといって、簡単に出来るものじゃないですからね!」

ところが、まあ・・・・・・全国学力テストですから、そこは、臨機応変というものが出来ない訳です。
しかも、
「丁寧な字で・・・・・」なんて注意事項があった訳ですから、もう、
入ってしまったスイッチは、とてもOFFには、出来ないのですよ。
特に、息子は、自分にブレーキをかけるのが苦手。そして、結果は・・・・・・・・・

息子は、特別なのかもしれないけれど、小学生なんて、似たようなところ
が、少なからず
あるんじゃないかなあ。
例えば、お腹がすいていたとか、トイレに行きたいとか。
そんな小さなことで、全然、答案が書けなくなってしまったということが、絶対に、あるはずです。
以前、息子と一緒に受けにいった「漢字検定」のテスト会場でも、途中でトイレに行きたくなって
しまった小学生の男の子(やっぱり男の子)が、テストを途中で放棄しないといけない場面を
見たことがあります。
小学生なんて、まだまだ、そんなもんですよね。
(もちろん、もっとしっかりしてる子もいるだろうけれど

そんなテストを見て、いい大人が一喜一憂し、言い争うなんて・・・・・・・なんだか、馬鹿馬鹿しい。
例えば、息子のおかげで、息子のクラスのテスト結果は、散々だっただろうけれど、
息子の担任の先生は、素晴らしい先生です。
時間内には終わらせられないけれど、息子に、100点のテストを仕上げるだけの力をつけて
授業を終わらせてくれています。

大騒ぎする大人たちは、子どものことが、本当にわかっているのかな?
今までは、そんなニュースを聞くたびに、息子の春の「一字入魂!」スイッチのことを思い出して
笑っていたのだけれど、今回のニュースを見て、シミジミ思いました。
中学生はともかく、小
学生に、多くの税金をかけて、このテストを受けさせる意味ってあるのかしら
どうなんだろうなあ。


新しい家族

2008-09-24 11:28:34 | つぶやき

 星の王子様のきつねくん似♪と言われた写真

我が家に新しい家族が増えました。
シッポがあるけれど、立派なコーギー犬デス。名前は、大(だい)♪
兄弟の中で、一番大きかったので(とびぬけて)、そのまんまの名前
息子と同じ誕生日というのが、何よりビックリ
理由は、ただそれだけなのだけれど、きっと、運命の犬だと信じています。

さてさて、そんな大くんとの生活は、まさに、トイレで始まって、トイレで終わる
といった感じでスタート。
トイレットトレーニングの本を何度も読み込んで、完璧!なんて思っていたけれど、
実際は、そんなに簡単ではなくて、まるっきり手ごたえナシ。
あーあ。どうなることやら・・・・・と、途方にくれていたのだけれど、
昨日から、ゲージから出る前には、トイレをしないといけないと理解したのか
早くも、トイレが出来るようになりました。
もちろん、遊んでいる途中で、興奮しすぎて、何べんも粗相をしてしまうのだけれど

しっかり、トイレが出来るようになるまでは、基本的には、ゲージ生活ということに
しているので、恐れていた「育児?犬?ノイローゼ」は、今のところ大丈夫。
すでに、「お座り」も、マスターしつつあって(ご飯とオヤツを前にした時限定だけど)、
とても、お利口さんなのです。

ただ、娘が、一番弱いという事をすでに理解していて、ゲージから出すと
娘を追い掛け回すのが難点・・・・・・・。
これは、そのたびに、叱って覚えてもらうしかなさそう・・・かな。
追い掛け回される娘は、その時は、キーキー叫ぶものの、大が、ゲージに入って
いると、俄然、強気で
「ちっち!ちっち!」(トイレで、おしっこしなさい!)
と、威張り散らしています。
とりあえずは、決定的な関係悪化には、なっていないかな。
どうか、仲良しになりますように

息子は、興奮しすぎて、何も手につかなくなると思いきや、ちゃんと割り切って
今まで通りの生活を送っているので、こちらも一安心。
トイレの始末を率先してやってくれるのには、ちょっと感心しました。
(生ゴミをゴミ置き場に持って行ってと頼むだけで、吐き気がすると言ってたのにね。
成長、成長~♪)
大の元気のよさに、少し、押され気味だけれど、こちらも、これから徐々にかな。

犬のいる生活
とても不思議だったのは、家に来た当初は、ただ「可愛いなー」だった感情が、
日を追うごとに、ちょっとずつ、変化していること。
少しずつ、少しずつ、心が近くなっていくような、そんな不思議な感覚です。
そういえば、実家で、猫たちと暮し始めた頃も、こんなだったでしょうか。
忘れていた感覚
動物と暮らすって、どうやら・・・・・・・面白いらしいです。


十五夜さん

2008-09-16 12:23:42 | つぶやき



息子くん。九月に入ってすぐ、何を言うかと思えば、「今年も、十五夜やろうね。」と。
気が早いわね・・・と笑いながらも、早々と、上新粉を購入しました。
そんなこともあって、お月さまが気になって仕方がなかった、この2週間。
ちっとも丸くならないお月さまに、ちょっとイライラしていたのだけれど、丸くなるものなんですね。
さすが、お月さま

当日は、あいにくの曇り空で、おまけに、夜は、パタパタと忙しく、団子作りは
後に後にと、まわされていました。と・・・・・
見かねた息子くん、珍しく、自分からお手伝いを。
しかーし、得意の泥・団子とは違って、熱々のベタベタは、なかなか上手く
丸くなってくれず、イライラの息子くん。途中で、ブチ切れ
まったく、もう
オイオイ・・・となだめ、なんとか、二人で最後まで作り上げることが出来ました。
料理って、集中力と自制心が必要らしい・・・・・良い事を知りました。

ようやく出来た月見団子。野菜や果物と一緒に外に飾っていると・・・・・
雲の合間に、少し霞んだお月さまが
しばし、息子と月鑑賞。その様子に、娘も、外に飛び出してきました。
人は、どうして、お月さまを見ると興奮してしまうものなのでしょうね。
親子三人で、十五夜の歌をうたいながら、ウサギの真似をしてピョコピョコと
お団子の周りをはねてまわりました。

うさぎ うさぎ なにみて はねる
十五夜お月さん みて はねる

以前、職場で「この季節の歌って、なんだろう?」と聞かれ、この歌を歌ったら
「渋すぎっ」とツッコマレタことを思い出しました
当たり前のように、この歌が歌える息子・・・・・
我が家の子どもたちは、こうやって、渋い歌が刷り込まれていくんだなあ
思ったら、なんだか可笑しくなりました。
そうそう。先日、「おはながわらった」を歌いながら散歩していたら、近所のママに、
「今時のお母さんでも、そんな歌を歌ってあげるんだなって思ってたら、こももさん
だったのねー。」と言われたしね。

私の母は、「いつでもクールだった」というイメージなのだけれど、実は、小さかった
私たちに、たくさん歌を歌ってくれていたのかもしれません。
そんなことを考えていたら、なんだか、嬉しくて、幸せな気持ちになった十五夜の夜なのでした


edu 子育てエピソード

2008-09-14 13:19:45 | つぶやき
縁あって、edu ブログ特集の仲間に、入れて頂くことになりました。
eduは、漢字特集が組まれたとき(かなり前ですが)、購入したことがある雑誌♪
親子で漢字検定を受験するほどの漢字マニアなので、とても面白く読ませて頂いたのを覚えています。
そう考えると、私って、教育ママ・・・・・なんですよね
宮本先生の算数パズルにも夢中だし (今朝は、母が3ページ分も息子を抜かしました)
作文ドリルの出口先生の美しい日本語にも、相変わらず、熱をあげているし
(息子がやっているのを覗き込み「素敵ねえ。素敵ねえ。」と言うので、「うるさい!」と怒られます)

自分が気に入ったものは、息子にも勉強してもらいた病。
そんな教育ママごんに、edu の子育てエピソード
『教育格差を吹き飛ばすあなたの知恵』なんて、書けるかしら・・・・・

家庭に収入があり、塾や私立小に通わせてさえいれば、子どもは伸びるのでしょうか? 
いのちの大切さや人の痛みが分かる、今すべきことを自分で判断できる、苦しいとき最後まで頑張れる
子どもの人間的な成長は、決してお金では買えません。
では家庭でこころがけるべき本当に大切なことは何でしょう?


・・・・・・・・・・・・・・・・何でしょう?
それを問い続けながら、子育てをしていると言って良いかもしれません。
十年後ぐらいには、答えが出るでしょうか。いや、駄目だったりして

いのちの大切さや人の痛みが分かる、今すべきことを自分で判断できる、苦しいとき最後まで頑張れる

まさに、私が、こういう子になって欲しいと願っていることズバリです、eduさん。
あえて、もう少し付け足すなら、
・自分自身を好きになれる子になって欲しい。
・勉強は、テストで良い点をとるためのものじゃない、ということを知って欲しい。
くらいかな。

あ。だからと言って、私は、塾が悪いとは、決して思っていないのです。
塾が求める「より早く、より正解率をあげる!」の勉強は、ある意味、間違っていないと思うから。
(今の日本の受験制度の中では仕方がないことだし、受験して良い学校に行くことで、
より、自分の学びたいものを極めることができると思っています。
もちろん、塾に行かなくても、同じような勉強は出来るだろうけれど・・・・・・)
それに、そうやって猛烈に勉強することで、精神的にも、伸びるものが必ずあると思うのです。

だからこそ、今は、
「それだけ苦労してする勉強は、何のためにするものなのか?」
について考え、言葉に出来なくてもいいから、心の中で消化出来るようになって欲しい。
そう強く願っています。

そのためには、たくさん遊ぶべきだし、楽しく勉強して欲しい。
心の中の消化を良くするためには、本も読んで欲しいな。
(本って、色々な場面において、心の消化剤になりますよね)
美しいものに心震わせて欲しいし、自然の中から、生きることの素晴らしさについて、感じて欲しい。
その中から見つけた「何でだろう?」と、学校の勉強が繋がったら・・・ビビッときたら・・・
きっときっと、その感動は、一生の宝になるだろう!!そんな風に考えています。
学問だけでなく、生きる力も、「何でだろう?」から生まれてくると思うのは、私だけでしょうか。

だから、家庭で出来ること?・・・・・・・・・何なのでしょうね。
今は、ただ、そういう子になって欲しいと願うだけ。
でも、願っていることで、子どもに伝わる。伝われば、そういう子になる。
と思うのは、楽観的すぎるかしら。
子ども達の手が離れたときに、この問いの答えが見つかったなら、それは、親として
とても幸せだだろうなと、思ったりしています。

さて、このエピソード募集。
トラックバックで繋がるというシステムなのだとか。(10/9まで)
トラックバックされた他の方の記事を読むのを楽しみに、時間のあるときに、少しずつ訪れてみたいと
思っています。
きっと、それぞれの方のそれぞれの子育てがあるのでしょうね。
安心したり、気づきがあったり。誰かの話をきくのは(読むのは?)、楽しいです。

ヒルサイドテラスセミナー

2008-09-08 22:37:12 | つぶやき

ことり文庫さんで教えて頂いてから、ずっとずっと行きたかった、末盛千枝子さんの講演会。
5回シリーズの最後の回となってしまいましたが、ようやく、参加することが叶いました。
実は、1歳半の娘を置いて出かけることに心がとがめ、前日、あまり寝れなかった
のですが、「大丈夫、大丈夫。」という旦那さまの言葉に背中を押してもらい、
予定通り出発。目指すは、代官山です。

『人生に大切なことは すべて絵本から教わった』
第5回 「生きる知恵-シャーロット・ゾロトウ」

憧れの末盛千枝子さんは、想像していた通りの方。
穏やかな微笑み。凛とした表情。
こんな風に、素敵に年をとれる女性になりたい・・・そんなことを思いました。

講演会を聞いて、一番心に残ったこと。
子どもの本にとって、一番大切なことだと考えているのが、ハッピーエンドであり
幸せや希望を感じさせるラストであるというお話。

以前、どなたかの講演会で、怖く残酷な内容だったとしても、そういう話を読むこと
で、子どもは悲しみの疑似体験をし、将来、悲しみに遭遇しても乗り越えていける
ようになるという話を聞きました。
その通りだと思った気持ちは、今も変わらないし、子どもの前から、そのような本を
意図的に排除するつもりもありません。
けれど、幸せや希望を感じた体験によって、悲しみに打ち勝つ力が得られるという
お話は、ハッピーエンドが好きな私にとって、とてもとても嬉しいものでした。
そして、もっともっと、子どもをギュッとしてあげたいなと思ったのでした。

あっという間に終わってしまった素晴らしい時間でしたが、なんと、好評につき
このシリーズ、10月から第二期がはじまるのだとか。
毎月は、難しいだろうけれど、1ヶ月置きくらいなら行けるかも
娘のことが気になって、帰り道を急いでいたら、旦那から「全然、余裕ー♪」のメール。
娘は、旦那と楽しく過ごし、バッチリ2時間も昼寝をし、お昼ご飯もモリモリ食べ、
一度もグズルことなく過ごしたのだそうです。
私の顔を見て、「あら、ママ~。いたのねー」という顔をしたのが、可笑しかった。
・・・・・・・・・・・・・・。こんなことなら、そのまま遊びに行けば良かったな。

さてさて、このセミナーには、別のお楽しみもありました。
セミナーに合わせてセレクトされた「ことり文庫さん」の絵本の販売と、
ブログのお友だちとの初対面です。
絵本は、一冊だけと心に決めて行きました。今回は、この本を。
 
『うさぎさん てつだってほしいの』 
シャーロット・ゾロトウ文 モーリス・センダック絵 こだまともこ訳

以前から欲しかった絵本。ようやく、手に入れました。
末盛さんが、「このウサギがセクシーなのよね。」と、講演で仰っていたことを
思い出し、帰りの電車の中で絵本を広げて、一人ニヤニヤ
好きな絵本に、素敵なエピソードが付きました。

実際に会うことが叶ったブログのお友だちは、なんと、マーガレットさん以外の方は
セミナー後のお食事の予約が、取れなかったとのこと。
ゆっくりお話する機会は、残念ながら、次回に持ち越しになりました。
けれど、同じテーブルに着いた方との新しい出会いがあり、この日はこの日で、
素晴らしいランチの時間を過ごすことが出来ました。
「絵本」をキーワードにして繋がっていく人の輪の大きさに、ただただ、感激するばかりです。

そうそう。
「ランチの写真を楽しみにしているわ」とリ、クエストを頂いていたのだけれど、
娘に見つからないように家を出てくることで頭が一杯だった私は、見事、カメラを
忘れてしまったのです。
そんな訳で、家に帰ってきてから、サラサラと・・・


「本日のランチ」は、ゾロトウにちなんで、アメリカを意識したものなんだそうです。
アップルパイが大好きな私には、なんとも嬉しいメニューでした。
この日の素晴らしい時間と出会いに、心から感謝したいそんな一日でした。


夏の終わり

2008-08-27 12:28:42 | つぶやき

つよく おおしく いきる
それが、ぼくの けっしんです!

そう、大声で叫びながらトイレから出てくる息子が、もう見れなくなるのが、寂しい
8月の「のはらうたカレンダー」は、かぶとてつおくんの「けっしん」でした。
決心通り、強く、雄雄しくなったかな?息子くん。
もうすぐ、8月も終わりです。

今年の夏は、前半は学校のプール、後半はキャンプと、随分と活動的だった息子。
けれど、家の中では・・・・・・・・・
甲子園に始まりオリンピックと、テレビ漬けの夏休みでもありました
テレビが嫌いなパパのおかげで、テレビは、見たい番組申告制の我が家。
なのに、なぜか?スポーツ観戦については甘いのです。
で、この夏、
放っておくと、一日中テレビの前で過ごすという日々を送った息子
おまけに、オリンピックは夜の放送が多く、「夜更かし+母との読書もできない」。
オリンピックの閉会式を観た時には、心底、ほっとした母なのですが
終わってみれば、宿題が終わってないことが発覚し、やっぱり、読書は出来ません。
早く、いつもの日常が戻ってきますように

それでも、昨日、難関の読書感想文が終わりましたやったー!
私が用意した本は、結局、選ばず、『泣けない魚たち』で書きました。
この夏、楽しんだ近所の川での魚とりについて、上高地で見た魚について、
熱心に書き込んでいた様子。
・・・・・・・・・・・・・・・・それって、日記?ま、いいか。

そうそう。楽しみにしていた「自由研究」には、ハプニングが。
折り紙で「なんちゃって昆虫標本」を作るという計画を立て、練習に励んでいた
のだけれど、よくよく、宿題プリントを読み返してみたら、今年から、「自由研究」と
いう項目が消えて、なくなっていることが判明。なんということでしょう!ショック!!
「サイエンスグランプリ」なる項目に、変更されていました。
(っていうか、最初に、ちゃんと読んでおけ!息子よ!)

仕方ないので、当初の計画通り「遠心力」の実験を行った息子くん。
「早くまわした方が、バケツの水がこぼれにくい」ということを証明するために、
懸命に頑張りました。おかげさまで、頭から足まで、ビショビショ
興奮した息子を見て、さらに興奮した娘もとなりで頑張ったため、ビショビショ
勢いあまって、家の中まで水浸し
研究として成り立つかどうかは別として、研究の目的の一つにあげていた
「どんなにやっても、お母さんに怒られない水遊び」は、達成できて、満足気でした。
でも、その目的って・・・・・・・・・サイエンス?

そんなこんなで、残っている宿題は、「ポスター」の仕上げ。
こちらも、水道局のポスターを選んで、魚とりをしている自分を描きました。
まだ、絵の具で塗れていないところを仕上げないとねえ。
でも、これなら一日でいけると思っていたら、今朝、
「友だちと一緒に、警察の標語の募集もやることにした」と宣言した息子。
・・・・・・・・・・・・・・・・やれやれ
そんなに宿題をするのが好きなら、もっと、コツコツやんなさい

夏休み中に、ことり文庫に行く予定が、実行されるかされないか?微妙な感じに
なってきました。
明日は、箱根で「火山を作ろう!」ワークショップに、一日かけて参加予定
週末は、実家に遊びに行く予定 最後まで、活動的な夏休みです。
いやあ、宿題は、どうなるでしょうか。
途中のポスターが、そのまま提出されることがないよう、祈るばかりです。


気温9度!

2008-08-02 11:17:18 | つぶやき


長野旅行に旅立つ準備に追われています。
特に今回は、キャンプの前に、上高地のバンガローに2泊するので、大変
上高地は、マイカー規制が行われているので、自分たちで荷物を運ばなければなりません。
食料に衣料。娘のあれやこれや・・・・・。増え続ける荷物。

しかも、キャンプ場の受付に電話して、朝晩の冷え込み状況について訪ねてみると、
「ここのところ、朝晩は、9度ぐらいまで下がってますよ~!」
「9、9、9度ですか?」
「そうです!長袖を忘れないで下さいね~」

いやはや。山に行くのですから、長袖は持っていくつもりでしたが、9度って・・・
ただの長袖では、マズイですよね?ううむ~。
っていうか、暑すぎて、9度の世界が想像つかないー 
心配だから、あれもこれもになってしまい、頭がパニック
・・・ちゃんと荷物に収まるかなあ。
なにしろ、大人一人が、娘をおぶうために、取られてしまうのです。
ふう
荷物がパニック状態に陥ったため、ただ今、温泉を調べたりして、準備から逃避中。
そうそう、娘が熱を出したときのために、新幹線も調べなければ。

準備が大好きで、旅行に行くまでの方が楽しい位の私でしたが、子連れ旅行では、
とてもとても、そんな余裕はありません。
どうかどうか、無事に行って帰ってこれますように。
悪戯娘が、怪我をしませんように。
熱を出して、新幹線で帰ってきませんように。

楽しみと心配が、ゴチャマゼの出発前でした

12歳

2008-06-26 13:13:28 | つぶやき

 コラージュのバースディカード♪

息子、12歳の誕生日。
「ケーキよりも佐藤錦がいい」と言う息子に、山形から『さくらんぼ』のお取り寄せ。
それでもやっぱり、ケーキがないのは寂しいと、ロールケーキも作りました。
ロールケーキとさくらんぼ
誕生日の風景としては、ちょっと不思議な・・・

本当は、旦那が学習机(今更ですが)を作って、プレゼントする予定だったのですが、
色々あって(私のせい)、間に合いませんでした。
まあ、仕方ありませんよね。息子くんには、もう少し待ってもらうとしましょう。
頑張ってね、旦那さま!

そんな訳で、間に合ったプレゼントは、
おばあちゃんに買ってもらった「ウォークマン」と、
ことり文庫さんから届けてもらった『ヤマネコ号の冒険』(ツバメ号も、とうとう3巻目!)
コラージュのバースデイカード。これ、8時間以上、かかったのですよ。
うーん。もはや、息子のためでなく、自分のためだけに作り上げたと言ってよいでしょう

ウォークマンは、
「ipodが欲しい。友だちは、みんな持ってる!おばあちゃんから貰った一万円に、
自分のお小遣いを足す」と言い張る息子くんを無理やり説得して、
頂いたお金で買えたsonyのものを。
だって、2万円を超えるものを小学生に持たせるなんて・・・・・うーん
一生懸命ためたお小遣いなのだから、好きに使って構わないと思うけれど、
やっぱり、OKが出せませんでした。硬い頭の親で、ごめんよ、息子。
高校生位になって、もっと、音楽を聴くようになったら、お小遣いをためて買ってね。

しかーし、購入したウォークマンの音の良さには、ビックリしました!
これだって、小学生には、もったいないでしょー。

そんなこんなで、今年も、ひともんちゃくあった誕生日では、ありましたが・・・
(たしか、去年は、「みんな、wiiを持ってる」「みんな携帯持ってる」で、
その前は、「みんな、PSを持ってる。」だった気が )
家族で祝う誕生日会は、楽しかった
この日が、とにかく、楽しいだけの一日になってくれて、大満足。
だって、君が、私たちのところへ、来てくれた、大切な日だものね。

可愛い、可愛い、だった息子が、もう12歳。本当に、早いです。
昨日も、友だちと川に魚を採りに出かけ、鯉と戦ってビショビショに濡れて帰って来たりと、
まだまだ、幼い息子くん。でも・・・・・・
息子なりのスピードで、心も身体も、成長しているなって思います。
そんな成長が、嬉しくてたまらないこれからが、楽しみでたまらない
君のお母さんになれて、本当に幸せだよ。

でもね。なぜか、夜、一人で起きだして、まどさんの『あかちゃん』の詩を読んで、
泣いてしまった母なのでした 駄目ねえ。
それにしても、まどさんの『あかちゃん』には、何度泣かされたことか・・・・・
本当に、良い詩です。読んだことがない方は、是非、一度。

『赤ちゃんとお母さん』まど・みちお  (童話屋)


自分から自分へのプレゼント

2008-06-17 15:59:35 | つぶやき



「アロワ・カリジェの本を揃えたい。」
ずっとずっと願ってきたのですが、いつも、誕生日やクリスマスの記念日がくると、
他に欲しい本が出てきてしまって(笑)買えずにいました。
今年の誕生日こそは!
かなり前から意気込んで、他の本のことは一切考えないようにして臨みました。
暴れん坊の娘のおかげで、雑誌やネットを開く時間がなかったことも幸いだったかな(笑)

無事に我が家に届いたアロワ・カリジェの絵本。
「私に内緒で2冊選んで送って下さい。」という、またまた無理難題の注文でしたが、
ことり文庫さんが、快く引き受けて下さいました。
届いたのは、図書館で読んだことのある『ウルスリのすず』と、
未読の『ナシの木と シラカバと メギの木』。絶妙のセレクト!
店長のこうめさん、知ってましたか(笑)!

スイスの自然に暮らす人々の、慎ましやかな生活。子どもたちの輝き。
何か特別な事件が起こるわけでもなく、何かを訴えるのでもなく、
ただ、その美しい自然と人々を描いていく。
アロワ・カリジェの作品は、とても静かで、とても温かいのです。
そして、何と言っても、その美しい絵は、いつでも私を魅了します。
なんとも、不思議な魅力を持った絵なのですよ。
送って頂いた2冊は、どちらも宝物になりました。

そうそう。スイスは、私にとっては、とても思い出深い国。
遠い昔、新婚旅行で訪れた場所です。その頃、山歩きにハマッテいた私が、
「アラスカ、ニュージーランド、スイス、モンゴル。さあ、どの国で歩く?」
と言って迫り、旦那さんが選んでくれた国なのです!
(今思えば、二人で行く新婚旅行なのに、この横暴な態度。私ったら!!)

2冊の本を、娘が昼寝している少しの時間を使って、少しずつ読んでいきました。
本を閉じ、あの、言葉では、とても表現できない美しい風景を
記憶の奥底から引っ張り出してくる作業が、なんと心地良かったことか。
ちょっとだけ現実逃避の午後。
次のカリジェは、クリスマス・・・・・・・かな?

カリジェの絵本。岩波から、こどもの本として復刊されるとか。
あの小さいサイズは、結構好きなのです。こちらも、手元に欲しいなー。
同じ物語でも、本のサイズで随分、雰囲気が変わりますものね♪
でも、絵の雰囲気を楽しみたいのなら、断然、大きい本がおススメ!かな。
カリジェとの出会いは、『大雪』でした。記事はコチラ→ 


怒りのエネルギー

2008-06-12 23:27:35 | つぶやき

元気一杯!興味一杯!考えるよりも行動!の娘
悪戯も半端でなくて、「赤ちゃんだから」と許しておける範囲では、なくなってきました。
よって、叱られることも倍増。
こんなに小さくても、叱られているのは、しっかり理解できている様子。
感情をストレートに出す娘は、叱られた後、叱られたストレスを周りにぶつけます。

例えば、食事中にテーブルの上に乗る娘を引きずりおろすと・・・・・
怒って、テーブルの上のものを投げる。お皿をひっくり返す。
例えば、授乳中に、オッパイをふざけて噛む(涙が出る程痛い)ので、
「いけない!」と怒ってみたり、「痛いよ」と泣いてみせたりすると・・・・・・
怒って、私を叩いたり、髪の毛を引っ張ったりする。
例えば、お兄ちゃんのノートに悪戯書きしている娘をやめさせようとすると・・・
怒って、鉛筆を床に叩きつける。ノートを破る。
お友だちの目や鼻に指を突っ込もうとするのをやめさせると・・・
怒って、その場に大の字にひっくり返る。周りにあるものを投げる。
etc・・・・。

*ちなみに、先日、娘は
パパが目を離したスキに、
娘を構いたくて仕方がない、近所の小学生の女の子を泣かしました
どうやら、娘に顔を近づけて構おうとした瞬間、目に指を突っ込まれたとか・・・・。
息子が一言、
は、凶暴なんだから、やられる覚悟がないんなら、構うなって言ってるだろ!」
・・・・・・・・・・・・・・。ああ、娘よ!!

そんな娘ではありますが、やってはいけないということは、最初から理解しているようで、
ただ「あ!」とか、「ちゃん」と声をかけるだけでも、上記の破壊行動を起こします(笑)

娘を見ていると、叱られるストレスって、本当に大きいんだなあ・・・と、感心してしまいます。
娘の破壊を見ていると、ああ、今、それだけのストレスがかかったんだなあと感心します。
息子は、どんなに怒られても、しくしくと泣くだけでした。目に涙をためて、それだけでした。
同じだけのストレスが、かかっていた筈なのに・・・・・・・・・・。
私は、それをどこまで理解していただろうなあ。
叱るときは、ちゃんとそこを理解しなくては、いけない。

娘が教えてくれたこと。
今からでも、遅くないね。ごめんよ、息子。

しかし、娘さんよ。お願いだから、もう少し大人しくなって下さい
最近、あまりに周りの人に迷惑をかけるので、気軽に外出できなくなってきました。トホホ。
気を使いすぎて、帰るとヘトヘトです


『フランチェスコとフランチェスカ』

2008-06-06 22:35:13 | つぶやき



『フランチェスコとフランチェスカ』 ベッティーナ作・絵 わたなべしげお訳

携帯やインターネットで本が読めるご時勢。それでも、私は「本」が好きです。
紙に印刷された「本」が好きです。
本は、作家さんの手を離れたところからスタートし、新しい物語がいくつも追加され、
読者の手に渡ったときに、まさに、世界にたった一つだけのものとなります。
しかも、それで終わりではありません。永遠と・・・燃やされてしまうまで、その物語は続くのです。
その、作者さえも知らない、新しい物語に想いを馳せるとき・・・・・・・
私は、なんとも幸せな気持ちになるのです。
この『フランチェスコとフランチェスカ』は、私にとって、特別な、特別な一冊です。

はじめて、この本と出会ったのは、小学生の時。
その頃、お誕生会を開くことが、女の子たちの間で流行していて、母が、友だちへの
プレゼントにと選んだのが、この本でした。
薄い包装紙から透けて見える表紙には、色鮮やかな外国の風景が描かれていました。
日にすかして、何度も、何度も、その表紙を見たのを覚えています。
そして・・・私は、すっかり、その本の表紙にとりつかれてしまったのです。

「何か買ってあげる」と言われても、「結構です」と断るような、可愛くない子どもだった私。
それなのに、この時だけは、自分を抑えられなくなってしまったのです。
覚えている風景は、わんわんと泣きじゃくる自分の姿と、母の怒った顔。
玄関に出されて、泣きながら家の中の話し声に聞き耳をたてていました。
怒った母の
「人の物を欲しがるなんて、いやしいことだ。」という声が、深く心に残っています。
そして、しばらくたった後、父が言った言葉。
「あの子が、あんなに欲しがるなんて、きっと、どうしてものことだ。もう一冊、買ってあげなさい。」

友だちが持っているからという理由で、おもちゃを買ってもらえる現代の子ども達を見るにつけ、
あの時の、母の言葉を思い出します。
そして「あの子が欲しがるなんて、どうしてものことだ」と言った父の言葉を。
そうして、友だちのプレゼントになるはずだった本は、そのまま私のものとなりました。
苦い、苦い思いと共に。

「あれだけ読んでみたかった本は、いったいどんな本だったのだろう?」
大人になってから、ずっとずっと、その思いに捕らわれていました。
自分でもびっくりなのですが、題名も、ちゃんと覚えていました。けれど、すでに絶版。
古本屋さんを探してまわったけれど、どうしても見つけることが出来ず・・・・・。
もう、諦めていたところに、かなり前にお願いした古本屋さんからメールが入りました。
「まだ探していますか?」と。
インターネット上のやりとりだったにも関わらず、覚えていてくれた古本屋さんに感動し、
お礼のメールを書きました。
「この仕事をしていて良かったと思える瞬間」と、店主さんが返信して下さったのが、
強く心に残っています。

実は、今年、また新たに、この本にまつわるストーリーが増えました。
誕生日のプレゼントに、妹が送ってくれたのです。
しかも、箱に入った1976年のもの。年もぴったりです。
まさに、私が小学生のときに発行されたもの!!

久しぶりにページをめくると、また、ほろ苦い思い出がよみがえってきました。
包装紙ごしに私を虜にした挿絵。今になってみると、ごく当たり前の外国の風景です。
色の鮮やかさも、何か特別という訳ではありません。
でも、あの頃の私にとっては、それはそれは、まぶしく輝いていたのだろうな。
そこまで胸をときめかせることが出来た少女時代に、ちょっとだけ嫉妬なのでした。

・・・・・・・・・そんな、子どもの頃の思い出とともに、
遠い九州の古本屋さんが、この本を手にしたときのことを想い、
妹が、私のプレゼントにこの本を探してくれたことを想い、
(もちろん、そこから、また別の古本屋さんが繋がっているのです)
そしてそして、この2冊の「本の元の持ち主」のことを考えてみたりする。
元の持ち主は、誰に、どうやって買ってもらったのだろう?
こんなに美しいまま保管していたのは、その子のお母さんだったのかしら?

そして、改めて・・・・
やっぱり、私は本が好きだなあと思うのです。