goo blog サービス終了のお知らせ 

ぼちぼち日記

大切な日々のこと

バター

2008-04-17 15:57:32 | つぶやき
昨夜、お友だちにプレゼント用クッキーを焼こうと思ったのだけれど、「無塩バター」
が足りなくなってしまって、急遽、出先の旦那さまにメールして、買ってきてもらうことに。
先日、生協で買い物したとき、バターは、すべて売り切れで、いつ入荷するかも
わからないということだったので、ネットで注文したばかりでした。
ネットで購入したバターが届くのは、あさって。
プレゼントには間に合わないと、駄目もとで、大きなスーパーに寄ってもらったのですが・・・
やっぱり、売り切れでした。

アイスボックスクッキーが大好きで、よく・・・、本当によく作ります。
だから、バターは、我が家の必需品。。。
なのに、手に入らないどころか、お値段も上がってしまいました。
クッキー作りのペースを落とすか、マーガリンで出来るものに鞍替えするか。
でも、バターのこくがあるクッキーが好きなのになあ。がっかりです。

この国の農業政策は、絶対に間違ってる!!
道路をつくるつくらないと議論する前に、そっちの政策を考えてほしい。
命を商売にする仕事をする人たちを、もっと、もっと保護しなくちゃ、そのうちに
誰も、農業なんてやらなくなっちゃう。
近い将来、自分の国で作った野菜も、バターも、食べられなくなる日が来るかもしれない。
食いしん坊には、本当に辛い今日この頃の台所事情です。

この本の「メープルクッキー」がお気に入り。
甘さの調節に試行錯誤していましたが、大分、自分好みの甘さになってきました。
毎日食べても飽きない甘さのクッキーが目標です!
“何度も試作してようやくたどりついた”ほんとうに作りやすい焼き菓子レシピ
稲田 多佳子

石井桃子さんを想って

2008-04-09 20:48:18 | つぶやき

お休みしている図書館ボランティアの会から、前年度の活動報告が送られてきました。
その中に、岩波と福音館から出された「石井桃子さんの100歳フェア」のリーフレットが。
きっと、勉強会をしたのだろうな・・・と、パラリパラリとめくってみたら、
懐かしい本がたくさん出てきて。あー、うれし。

息子が大好きだった『くまのプーさん』、『ピーター・ラビット』のシリーズ。
どちらも、石井さんの訳でした。
どうして飽きないのだろう?と不思議に思うほど、繰り返し、繰り返し読んだっけ。

『くまのプーさん』のシリーズは、プーとコブタのやりとりが大好きで、
よく、笑いすぎて泣いてしまっていた息子。
うさぎの家から出られなくなる話や、自分の足跡を永遠と追いかけ続ける話。
あっという間に、プーの虜になってしまった息子でした。
フクロ、トラー、イーヨー。
どの登場人物もキラキラしていて、息子と、なりきり遊びをたくさんしたっけ。
イーヨーのように、なんでも悪いほうに話をもっていく遊びとか、
トラーくんの真似をして、ぶつかりっことか(笑)
そうそう。跳ね回るのが大好きなトラーくんが、みんなを突き飛ばしてしまう場面は
本で読んだ方が、アニメの何倍も面白いのです。言葉って、不思議ですね。

『ピーターラビット』は、静かな言葉で語られる、小さな大冒険。
小さな息子が、絵本の世界から物語の世界に入っていったのは、もしかしたら
この本からだったかしら?
ハラハラドキドキ。そして、クスクス。面白かったなあ。
小さなピーターラビットの本を、カゴにぎっしり詰め込んで、貸し出しカウンターへ。
小さな本って、なんだか特別な気持ちにさせてくれます。

大好きだった絵本『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃ』も、
動物好きの息子を虜にした『野うさぎのフルー』『くまのブウル』も、
石井さんだったのですね。
二人して大泣きした『ビロードのうさぎ』も、忘れられない思い出です。
他にも、たくさん、たくさん・・・。
そして、赤ちゃんだった息子に読んであげた『うさこちゃん』シリーズ。

子守唄のように優しく、美しい日本語。
「こういう日本語で、子どもを育てたい。」
新米ママだった私は、よく、そう思ったものでした。
ゆっくり、ゆっくり、まるで歌うように読んだものです。
いまでも、このシリーズを読むときは、なぜか、いつもよりスローになってしまいます。

受験を目指した国語の勉強、テレビ、ゲーム。機関銃のように、次々と発射される言葉の洪水。
そんな、せかせかした言葉と時間の流れの中で育つ子どもたちにとって、
ゆっくり、ゆっくり、語られる言葉は、どんな風に、心に届くのでしょう。

日本語って、美しい。心から、そう思わせてくれた、石井さんの言葉たち。
こういう言葉を紡ぐ作り手が、一人、この世からいなくなってしまったことは、
本当に、本当に残念なことだなあと思います。
でも、この言葉で育った子どもたちは、きっと、この美しい日本語を引き継いで
いってくれるに違いない。
例え、今は、「いまどきの若者言葉」で話していたとしてもです。
そう信じても、良いですよね。

息子と一緒に、読んでみたいねと話していた、石井さんの訳した物語たち。
『トム・ソーヤの冒険』『たのしい川べ』『とぶ船』『ゆかいなホーマーくん』・・・。
まだまだ、親子でお世話になりそうです。
これからも、ずっとずっと、読み続けていきます。


エイプリル・フール

2008-04-03 06:00:13 | つぶやき

悲しい嘘はつかない。誰かが傷つく嘘はつかない。
それが、我が家の嘘つきのルール。

今年は、朝起きて息子の顔を見てから、4月1日だということに気がつき
焦って嘘をついたので、どこかで聞いたネタでした。反省。
でも、息子の顔を見たとたん、嘘をつくことを思い出すなんて、私ってエライ!

「おはよう!大変なことが起きたよ。新聞の一面、早く見てごらん!」
「何!?何!?」
「アメリカで宇宙人がつかまったんだよ!」
息子くん興奮のあまり、無言で新聞をとりに・・・
「どこ?どこに書いてあるの?」
「右上だよ。一番上!」
「どこ?どこ?」
「上だよ、上!ほら、ここ!!」
(4月1日という文字)
「なんだよ!そういうことか!」

やった!私ってば、本当に、嘘をつくのが上手。
平気な顔で嘘をつくことなら、誰にも負けません!
今でも、小学生の頃、妹を引っかけたことを覚えています。
あまりに、うまく引っかかったので、どこで「嘘だよ」って言ったらよいか、
わからなくなっちゃったっけ。
そんな自己満足に浸っていたら、やられました。
1日は、おでかけの日で忙しかったので、油断していたのです。


「母さん、おしりのとこ、穴開いてるよ。」
「え!やだ~。どこ?どこ?」
「ほら、ここ。」
「どこ?どこ?」
「うっそ~ん」
「!!!」

一本とられました。

今日から、実家に帰省しまーす!


あっという間の・・・

2008-03-08 00:02:18 | つぶやき

気がつけば、今日は金曜日。今週は、本当に、あっという間の一週間でした
おかげで、今日、やっと雛人形をしまう始末。ふう。

忙しさの始まりは、近所の人からの一本の電話。
「息子くんたちが、交通事故にあったから、今すぐ来て!」
頭が、真っ白になりました。
現場は、常日頃、私も怖いと思っている場所。
小さな道と大きな道がぶつかる、信号のない交差点でした。

到着すると、目に一杯涙をためて、立ち尽くしている息子が目に飛び込んできました。
無事でよかった。一緒になって泣きたい気持ちを抑え、怪我をしたという友だちを探します。
通報してくれた人たちの間をぬって見つけたのは、数時間前、たしかに、息子を迎えにきた友達。
道路に座って放心状態。鼻から、血が出ていました。
良かった。意識がある。大丈夫、大丈夫だ。
道路についた鼻血の跡を見て、溢れる涙を我慢できませんでした。

息子と友達は、道路の左側を走ってきて一時停止し、
横断歩道を渡ったって、反対側の道に向かうところでした。
友達くんが先頭。息子が二番目。忘れ物をしたもう一人が、後から追いつく予定でした。
ところが運悪く、左側に、道に出るタイミングを計っている車が停車していたため
(信号がないため)
大きな道から入ってくる車からは、横断歩道を渡ってくる息子たちの姿が、見えなかったのです。
そして、息子たちからも・・・・・。

近所の人が、息子を家に届けてくれ、私は、怪我をした子と一緒に病院へ。
一人、病院の処置室の前で椅子に座り、ぼんやりと考えていました。
あともう少し、車のスピードが出ていたら、もう二度と、この子と会えなくなっていたかもしれないんだ、と。

自分でも驚いたのは、事故を起こした運転手を、憎いと思えないことでした。
それは、友達くんの怪我が鼻血だけですんだことと(どうぞ、後遺症などが出ませんように)
その運転手が、とても良い人だったから・・・なのかな。
彼は、とても礼儀正しく、途中で帰っていく息子にも、
「怖い思いをさせてしまって、本当に、ごめんね。」と頭を下げました。
その真摯な態度は、見せ掛けだけのものとは思えませんでした。
たぶん・・・怪我をした子のお母さんも同じ気持ちだったのでしょう。
自分の電話番号を手渡し、謝り続ける彼に、「もう、いいんです。」と。

憎いと思えないのと逆に、恐ろしさだけが、ずっと私を捉えていました。
私も、この人の側に立つことだってあるんだ、という恐怖。
私だって、何か一つ間違えば、あちら側に行くことになるのだ。
車って、そういうものなんだ。
わかっていたけれど、わかっているつもりだったけれど・・・。ズシンと胸に響きました。
車社会の中で、いつだって犠牲になるのは、小さく弱い者たち。

子どもの頃、うちには車がなくて、どこに行くのも徒歩と電車
それで不自由をした覚えなんて、一つもなかった。
満員のバスに車酔いして、散々な目にあっても、それが当たり前だと思っていた。
なのに、一度、車という便利な道具を手にしてしまったら・・・
もう、その便利さを手放すことなんて、できない。
どうして、こうなっちゃったんだろうなあ。。。つくづく、つくづく、考えました。
答えは、出ないけれど・・・でも、やっぱり考え続けています。
そして、車を運転する前に、必ず
「自分は人を傷つけることができる、殺してしまうことができるのだ。」
ということを、今一度、心することにしました。
そして、今週の、もう一つの混乱の元は「ねんきん特別便」
来たのです。うちにも、とうとう!テレビで報じられている、例のモノが
一年契約の立場だったりと、あまり、ほめられたものでない私の履歴書なので、
こんな予感はしていたのです。
でも、いつだって、仕事は、精一杯、真面目に働いてきたのですよ。
ああ。本当に・・・タメイキでちゃう。

これがまた、説明書きが、理解不能なのです。
私の読解力では、とても太刀打ちできない備考欄。
旦那に読んでもらったけれど、やっぱり駄目・・・で、
書いてある相談窓口に電話したけれど、いつでも話し中。
「休日の次の日と、午前中は混雑しますので、その他の時間におかけ直し下さい。」
って、今は、その他の時間ですよねー!!
しかも、何故、時間をさいて、この特別便の資料に目を通し、勤め先の住所を探し出し、
書類を書いて、その上、電話代まで自腹なのですか?教えて下さい!!
あなた方が、怠慢な仕事をしているとき、私は、残業するのが当たり前の職場で、
必死に働いていたのです。この記録には、全くなかったことになっている職場で。

一向に通じない電話相談はあきらめ、とにかく、消えている職場の名前と住所を記入して、送り返すことにしました。
旦那が、コピーをとるようにと言うので、添えた手紙も一緒に、一部ずつコピー。全部で30円。
今まで、平和ボケだった自分を反省した金曜日。
しっかりしよう、もうすぐ40歳


ひな祭りの準備

2008-03-01 13:33:19 | つぶやき



すっかり、お雛様がいるのが当たり前の風景になった我が家。
先日、梅とお重箱?を両手に握り締めて、大の字になって泣いている娘を発見。
どうやら、母の目を盗んで、お雛様の道具を手に入れたのはいいけれど、
欲張って両手に持ったがために、バランスを崩したらしい・・・
きっと、後頭部を打っただろうに、頑として、お道具を手から離さない娘には、
さすがの母も、敬服いたしました。
それでも、転んでくれたおかげで、二つのお道具が、壊れる前に救出されたことは、
不幸中の幸い。本当に良かった。
無事に、買ったときのままの状態で、雛まつりを迎えられそうです。

明日は、おじいちゃんおばあちゃんを招いての雛祭りのお祝い。
料理を作るのは、元来、嫌いじゃないのだけれど(片付けは、とても苦手だけれど)
娘を気にしながら料理をするようになってから、失敗続き。
おまけに、明日は、パパはお仕事。
年休をとって、お昼に帰ってくるというけれど、肝心なのは、料理するときに
いてくれるかどうか!ってことなんですよ。

今朝、娘と二人で買い物に行って(スーパーではしゃいだ娘さんは、ただ今、お昼寝中)
あれやこれやと買い込んできたけれど、明日の朝、果たして料理することが出来るのか?
今日の夜、下ごしらえをしておかなくてはなあ・・・
でも、やっぱり料理は、当日作るのが美味しいのですよね。ぶつぶつ。

旦那のお休みの日に、春らしいうたも飾ろうと、久しぶりに筆をとりました。
2年ぶりくらいに持った「かな」の筆。力の感覚をまるっきり忘れていて、肩がコチコチ。
おまけに、流れ方も筆の入り方も、先生がいないので、自己解釈。
こりゃあ、駄目だ~。恥ずかしい~。
でも、久しぶりの緊張感が嬉しくて・・・一応、飾っちゃうことに決定!
ようは、本人が気に入ったか、気に入らないかの問題ということで(笑)
これに、息子の折り紙のお雛様を添えて飾る予定。

私は「かな文字」が好きなんだなということも、あらためて実感。
いつか、お手本がなくても、すらすら書けるようになりたいな。

いにしへの 奈良の都の 八重ざくら 今日九重に 匂いぬるかな

百人一首は、赤面するほどの恋の歌が多くて、一人、お手本片手にモジモジしてしまいました。
『書道・かな 百人一首を書く(上)(下)』村上翠亭


足を運んでみませんか?

2008-02-28 11:39:26 | つぶやき

埼玉県内の小学校を中心に、宮沢賢治の朗読をしている叔父が
今年も、朗読会を開きます。

「やすゆきの朗読・イーハトブの風」
日時:3月16日(日曜日)午後15:00~15:50
場所:入間市中央公民館

これは、ドラマフェスタin入間(→)の鑑賞の広場のステージの一つ。
この催し物は、毎年行われているようで、
市内外で活躍している演劇、語りなどの個人・団体が、参加するイベント
のようです。鑑賞のほかにも、色々なワークショップが、あるらしい。
近くだったら、通いつめていただろうに・・・残念!

「やすゆきの朗読・イーハトブの風」は、
今年は、朗読だけでなく
「ざしき童子(ぼっこ)のはなし」を 語る そうです。
朗読は、「雪わたり」。(詳しくは→

イーハトーブ語で育った伯父の朗読を聞いていると、イーハトーブの森に
いつの間にか迷い込んでしまったような、そんな感覚におそわれます。
本当に、不思議な感覚なのです。

「ざしき童子(ぼっこ)のはなし」は、私は、全く知らないお話。
聞いてみたかったのだけれど、残念ながら、今年は、行けそうにありません。
賢治のお好きな方、
お時間のある方、どうぞ、足を運んでみませんか?


お雛さまがやってきた

2008-02-21 13:31:15 | つぶやき


我が家に、お雛様がやってきました。
息子が赤ちゃんの頃は、「何十万もする人形を買う」という文化に、疑問と憤りを感じていて、
団地で部屋が狭いことを理由にして、断固、五月人形を買うことを拒否していました
「所詮、江戸時代から始まった文化じゃないか!」と鼻で笑ってみたり、
「お人形がなかったら可哀想。」と言われることにも、かなりの嫌悪感を抱き、
じゃあ、雛人形がなかった私は、可哀想だったのか!と心の中で、噛み付いたり
そんなだから、みんながみんな、同じおもちゃを持っていないといけない風潮になるんだ!
と、子どもを取り巻く環境を批判してみたり

青い。どうしようもなく青かったな、私
若いといっても、息子を産んだのは、もう、20代後半だったのですが・・・
しょうがないですね
今年、とうとう、○才になる私。
だいぶ、だ~いぶ、大人しくなったようです(大人になったようです)。
なんと、勧められるがまま、娘のために、10万円近くする雛人形を買いました。

買うと決めたら、全部揃っているほうが良いと、30万円近いお雛様を買おうか?と、
舞い上がっていたのですが、いやいや・・・と思いなおし、親王雛を選びました
気に入った、原孝州作のお人形たちです。
こんな風に、作家さんが手がけたお人形を手に入れようと思った気持ちの裏には、
『りかさん(梨木香歩)』を読んだせいも、あるでしょうか。

お人形を見ていたら、
息子のために作った、フエルトの五月人形を思い出しました。
息子と一緒に、折り紙で、毎年、毎年、お雛様を作ったことを思い出しました。
それが、お金を出して買ったものであろうと、布や折り紙で作ったものであろうと
結局、大切なのは「心」なのだと、ようやく気づいた私です。
(以前は、後者の方が大切だと思っていましたが)

私とは、違う価値観だったとしても、
おじいちゃんやおばあちゃんにも、孫を想う気持ちがあるのです。
子どもを教育していく上で、妥協できない部分は、もちろんあるけれど、
妥協して良い部分も、あったはずでした。
何を、あんなにこだわっていたのだろう?
年をとるって不思議です。
でも、折り紙をおってお祝いする幸せを手放してしまうのは、できそうにないから、
やっぱり、息子と折り紙も折るつもり。

子どもの健康と幸せを祈る行事。
大切にしていきたい、季節の行事です。

犬の気持ち

2008-02-09 16:26:15 | つぶやき

息子くんが、学校から運んできたのは、ひどい咳風邪
インフルエンザやノロウイルスも流行っているようなので、咳風邪だったことは、
不幸中の幸い・・・と、言わないといけないのかな。
それでもやっぱり、喘息持ちの息子の咳は、見ているだけで苦しくなるし、
なにより・・・
当然のことながら、うつってしまった小さな娘を看るのは、本当に辛いものです。
おまけに、
夜泣きの時期と重なったせいなのか?熱のせいで、ハイなのか?
夜中の娘は、手がつけられない状態。
興奮して遊びまくり、障子をブチ破ったり ひっくり返って泣きじゃくったり
久しぶりに、徹夜というものを経験いたしました。

そんな訳で、この一週間ちょっと
娘が寝ているときは、いつでも、どんなときでも、一緒に眠りたい私でした。
昼間から、二人で布団を並べる毎日寝て、食べて、また、寝て
何も考えずに、これだけを繰り返す毎日。(もちろん、夕飯は作っていますけど
こんな毎日を送っていたら、
添い寝でおっぱいをあげている自分が、なんだか、犬みたいに思えてきました。
どんなに具合悪くても、目を閉じたままでも、おっぱいのある所を
きちんと探し当てる娘の「動物的勘」にも、敬服。
ますます、犬気分なのです。

そんなこんなで、病気の子どもたちの寝顔をのぞき込む毎日を送っています。
娘の熱は、昨日は、ようやく最高が38度前半になってきました。
このままなら、今回は、病院に行かずにすみそうです。よしよし。
ブログの編集画面を開いてみる、時間的余裕も出てきました。よしよし。

最初の子どもだったこともあり、熱が出たら速攻タクシーで病院へ・・・だった息子。
持病があったため、熱が出たら、そのまま入院だった長女。
それに比べたら、なんと、のんびりした看病の日々だろう。
外に出れないストレスと寝不足のストレスを
そんなプラス思考と、犬気分で乗り切りたいデス。

ちなみに、この犬気分は、
寝て、食べての間にペラペラとめくった、小川洋子の『博士の本棚』の影響!?
小川洋子の飼い犬ラブちゃん 
最高に、お馬鹿さんで、哲学者で、かわいい犬でした。
息子に読んであげたら、またまた、犬飼いたい度が 
うーん。うちのおチビさんが、もう少し、落ち着いたらね
(これで、子犬に夜泣きでもされたら、さすがの私も、ノイローゼになるだろうな・・・)


毎月の楽しいこと

2008-01-25 11:35:13 | つぶやき

 一月の詩は、だいちさくのすけくん

「カレンダーは、実用的なものが一つあればいい。」
という考えの持ち主でした。
でも、今年は・・・はじめて、非実用的なカレンダーを買ってしまいました!
それは、「のはらうた」カレンダー!!

このカレンダーを置く場所は、トイレにしようって、ずっと決めていました。
変な話ですけれど、トイレって、大好きなのです♪
昔から、トイレとかお風呂とか、そういう空間が好きで、
学生時代のテスト勉強も、こもってやったものです。
お風呂用に、ノートをレポート用紙に書き写したりして。(ぬれてもいいように)
ところが、旦那は、その計画に大反対
届いたカレンダーを見ても、考えは変わらず。
理由は、息子くんのことでした。
「それでなくてもトイレから出てこないのに、こんなものがあったら、
もう、二度と出てこなくなるよ。学校、毎日、遅刻だよ!」

・・・・・・・・・・・。
たしかに、息子がトイレに入ると、ロケットとか、飛行機とか、忍者とかが出てくるらしい。
いつも、「きーん」とか「だだだだだだ!」とか、「忍法●●●!」とか、そういう声が聞こえてきます。
これをはったら、それだけで済まないと、彼は言うのです。
でも、何日か話し合った後、朝、トイレに入ったら、カレンダーがかけてありました。
やったー!
ようやく、ようやく、認めてくれた(あきらめてくれた)らしい!

そんな訳で、毎日、毎日、
のはらのみんなの詩を、楽しむ一年になりました。
どんなに忙しくたって、トイレだから、必ず一度は目に入るのですよ。これが。
いいね♪いいね♪

ちなみに・・・
お正月、義父たちが遊びに来てくれたのですが、
義妹が「トイレから、うなり声がするけど、息子くん大丈夫?」と。
耳をすますと・・・・・
「う~~~~~~んと おおきく てをひろげ~~~」
あ。のはらうただ

残念ながら、旦那さまの予感は、半分的中したけれど、
大声で詩を読んでから出てくる息子の顔は、なんとなく、晴れ晴れしている気がします。
部屋の中で大声を出すと怒られるけれど、トイレだと、そんなに怒られない。
それも、嬉しいようです。

今回、気づいたのですが
「のはらうた」って、思い切り大声をはりあげて読むのに、ぴったりなのですよね。
他の詩だと、あまり、そういうことにはならない。
「のはらうた」が、学校の授業で使われることが多いのには、そういう訳もある気がします。
だって・・・大声をはりあげて詩を読むって、本当に気持ちいいんだもの

一月は、もうすぐ終わり。さあ、二月は、どんな詩だろう?
それを考えるだけで、ワクワクしてしまいます。
こんな毎月のお楽しみ、あってもいいですよね~


明けましておめでとうございます

2008-01-04 11:54:58 | つぶやき
パパの仕事が忙しくて、冬休みは、来週にお預け。
お正月の休みは、たった一日でした。
家族みんなで過ごさないと、お正月気分って、盛り上がらないものなのですね・・・。
我が家のお正月は、たった一日で終わってしまった感じです。

そんな、同僚の人が、正月なのに可哀想だと交代してくれた、貴重な一日。
家族で、お友だちのうちに新年のご挨拶に行って、
美味しいものと、楽しいゲームで、お腹も気持ちも満腹になって、
夜は、おせちとお寿司を食べて、
NHKのスペシャリスト特集のイチローを見て、
すっかり、イチロー気分になって、
夜の22時に、素振りを始めた息子くんをなだめて・・・・
みんなで、枕を並べて寝ました。
(最近、ずっと一緒に寝ている息子くんなのです)
あっという間の一日だったなー。

息子くんは、今日から塾が始まり、
また、朝から
「早くしなさい!」「時計をみなさい!」がスタート。
早速、いつもの忙しい朝が、やってきました。
いつもと変わらないという幸せ。
ずっと、ずっと、訪れますように。

今年から、ほぼ日手帳復活です。たくさん書き込みできるといいな!
5年日記は、今年も頑張る予定。去年より、一日でも多く書けますように。
育児日記は、今年は、スケッチブックにしてみました。
これは、marumanスケッチブック50周年記念仕様。なんと、65sheets!

もしももしも時間があったら、挑戦したい資格も一つ。ぼちぼち勉強を始めたい。
まだ、一人の時間を作るのは無理かなあ・・・)
去年以上に、本が、たくさん読めますように。
小川洋子を全部読む!)
お針仕事も、去年より、たくさん出来ますように。
ウォルドルフ人形に挑戦したいな)
たくさん歩いて、30代の体力は温存できるように頑張ること。
とうとう、一つ上のステージにあがるので)

全滅だったらどうしよう?
ま、いいか。お正月くらい、目標をたくさん持っていなくちゃね!
こんな私ですが、今年も、どうぞよろしくお願いいたします

一年のおわりに

2007-12-31 22:07:29 | つぶやき


2007年。
娘が生まれたこの年は、私にとって、「ありがとう」が一杯つまった一年でした。
泣いてばかりいた頃の私を知っている人から、かみしめるような「おめでとう」を言われる度に、
私は、一人でここまで来れたんじゃないんだな、と、つくづく感じます。
今年は、ブログの中の友人たち(友人とお呼びしても良いですよね?)に、
たくさんの笑顔をもらえた年でもありました。
あー。私は、これからも・・・きっと、一人じゃ行けないのです。
こうやって、色々な人たちに助けられて、ぼちぼちと歩いていくのです。
みなさん、本当に、ありがとうございます。
来年も、どうぞよろしくお願いいたします。

今年最後の夜は、息子と二人でテレビを見ながら、ケーキを食べて乾杯する予定。
でも、息子くん、まだ、年賀状の追い込み中。遅すぎっ
娘は、一応、就寝しました。一応ね
パパは、残念ながらお仕事(大当たり)で、たぶん・・・
ペアの人と一緒に、ケーキを食べて、年越ししてます。

来年は、どんな年になるのかな?
来年のことを考えるたび、ドキドキとワクワクで、胸が一杯になります。
どうかどうか、家族が健康で、いつも笑顔で暮らせますように。
どうかどうか、友人たちが、健康で、いつも笑顔で暮らせますように。
きらきらのことが、一杯、一杯ある一年でありますように。

冬休み作文能力向上計画

2007-12-29 16:32:40 | つぶやき

作文が苦手な息子くん。
今まで、なんとなく苦手だろうな・・・とは思ってきましたが、こんなにも出来ないとは!
今まで、作文の課題を出す担任の先生に、あたったことがなかったので、息子の書く文章を目にする機会がなかったのですが、(駄目な母親ですねえ)
5年生の担任の先生は、これがまた、ことあるごとに、作文と詩を書かせる先生なのです。
で、知ってしまった、恐るべき実態

くっつきの「を」と「は」を間違えます 一年生以下?
「。」がついていれば良い方で、ないときもあります 一年生以下?
(「、」なんて、とんでもない!)
私が、白川静先生が好きで、ウンチクをたれるせいか、漢字は絵の感覚で覚えてしまって、
テストの点数はいいのですが、作文になると、全部、平仮名になってしまいます。
本当に、全部です。「今日」ですら、「水」とか「花」ですら、平仮名です 一年生以下?
そんな息子くんをどうにかしようと、教育ママごんは、立ち上がりました
で、買ったのが
現代国語のカリスマ塾講師?という、出口 汪のワークブック「日本語トレーニング・プリント」。
第一巻では、新美南吉の「赤いろうそく」と「手ぶくろを買いに」を使って、主語と述語の関係と、文章においての、言葉と言葉の関わりについて習います。

ただの問題集だと思っていました。
けれど、これは、ただの問題集ではないのです
著者が、どんなに言葉を大切に思っているか、どんなに日本語を愛しているかが、伝わってくる問題集なのです。
新美南吉の作品が、こんなに、美しかったなんて・・・。
問題をときながら、ただただ、ウットリ

挿絵などないのに、
さるの手に握られた赤いろうそくの色が、たしかに、見えるようなのです。
小さなきつねの差し出した、かじかんだ手の冷たさが、伝わってくるのです。
すごい。

息子の作文能力の向上は、ともかく!(あれ?)
とてもとても素敵な導き手に出会え、その人と一緒に、物語を読むことの出来る嬉しさに、酔いしれています。(私が)
出口先生の解説を読みがなら、イチイチ感激している母に、
「ねえ、そろそろ、次の問題やらない?」などと、言う息子。
なんだか、訳のわからない「冬休み・作文能力向上企画」になってきました。

どの教科でもそうですが、その世界を愛している人に教わると、今まで、判っていると思ってきた世界が、まるで違うもののように見えてくるから不思議です。
今日から、息子は、おじいちゃんのお家にお泊り。
向上計画は、しばらくお休みです。
ああ、早く、二巻がやりたいのになあ 二巻は、芥川龍之介、三巻は、宮沢賢治です。


さようなら、クリスマス

2007-12-27 11:28:00 | つぶやき

 パパのリースも、来年までさようなら♪

クリスマスの片付けに追われた昨日。
中でも、ツリーの片付けは、かなりの重労働です。
というのも、我が家のツリーは、旦那の学園(福祉施設)で、使わなくなったものを頂いてきた
というシロモノ。かなりの大物なのです。
12月って、とことん忙しく出来ているノダ。ふう。

息子ときたら、飾るときは大ハリキリのくせに、片付けの時は、サンタからもらった
漫画本が気になって、ちっとも手伝ってくれません。ぷんぷん。
サンタさんも、漫画だけは、やめて欲しかったなあ~

 モリーさんに教えてもらったクッキーツリー

さようならクリスマス。
今年も、楽しい夢をたくさん見させてもらいました。

娘と一緒の最初のクリスマスに、ぴったりの選書だった『ファーザー・クリスマス』。
きっと、にやにやしながら、子どもたちに手紙を書いていたであろう、トールキンを想像し、
その姿に、胸を熱くしたクリスマスでした。

プレゼントをあげる人がいることが、
おめでとう!を言える人がいることが、
こんなに幸せなことだなんて。
そんな気づきを頂いた、最高のクリスマスでした。


今日も発熱

2007-11-26 14:12:05 | つぶやき

週末の義妹の結婚式。
お医者さんから、「熱があっても、元気なら、横浜までなら行ってよし」と言われた娘でしたが、
前の日には、しっかり平熱に戻って、元気よく、参列することができました。
おかげさまで、娘は、他の参列者の注目の的
「すっごい、太ももね!」って・・・それは、誉め言葉なんでしょうか
誰もが、太ももを誉めるという状況。
親戚のみなさん。うちの娘の顔、誰も覚えてないでしょう(笑)?

さて、肝心の結婚式。
「豪華な結婚式なんか、やりたくないのに・・・」と、最後まで、ブツブツ言っていた義妹でしたが
その美しさったら
本当に、素敵な結婚式でした。
階段の手すり一つとってみても、完璧なホテル
それはそれで、素晴らしいことなんですね。うん。
それに、義妹のスピーチも、彼のスピーチも感動的で、本当に、結婚って、こういうことなんだなと、シミジミ思ってしまいました。

おまけに、娘が、眠たくなったり、オッパイを飲みたくなったりしたときのためにと、義妹が、ホテルの部屋を用意してくれたおかげで、苦労なく参列できたのも、とても嬉しかった。
思わず、私ったら・・・
「私も、次は、こういうところで挙げたいなー」発言
旦那に、「どういう意味なの?」と言われました。
うふふ。内緒。

夜景を観ながら・・・という披露宴だったので、部屋に戻ってみたら、夜の10時。
子どもはもちろん、大人も、倒れるようにベッドに入ってしまいました。
ただ、私は・・・
疲れているのに、素敵な結婚式に興奮しすぎて眠れず・・・
横浜の夜景と、白々と明ける空を満喫しっぱなしでした。
まるで子どものようですね。困った人です。我ながら。
で、
家で、ゆっくり寝ようと思っていたのですが、予想どうり、娘が、発熱。
今日は、とうとう、39度まであがり、また病院へ行ってきました。

「お。これは、また、新しいのですよ」と先生。
「横浜の風邪菌ですよ。」と私。
「まあ、しょうがないよね。風邪だから、様子みてるしかないから」と先生。
「次から次へと、本当に、見事にもらってくるんですよ。」と私。
「そのうち、免疫つくから待ってなさいって!」と看護婦さん。

この会話。永遠と、春まで続くとみました


ことりタイムス

2007-11-15 21:52:58 | つぶやき



ことり文庫」(子どもの本屋さん)さんが、来月、一周年を迎えます。
それを記念して発行されたのが「ことりタイムス」。
ブログで、今日発送しましたの記事を読んでから、もう、楽しみで楽しみで・・・・
「あー!待ちきれないー!!」
と、ついに爆発するという時に、送られてきました。やったー!

面白い!楽しい!可笑しい!もう、最高です!
もちろん、素敵な絵本の紹介も、クリスマスについての記事も、良かったのです。
でもでも・・・
楽しいもの、可笑しいもの、馬鹿馬鹿しいもの(あ、ごめんなさい!)大好きの、こもも親子ですもの。
ついつい、そちらの記事に目がとまり、ゲラゲラ笑いながらの読みあいになりました。

まず、はじめの注目は、折り込み広告。
そこには、ノームと出会った女の子の体験談が。(『ノーム』の広告のようです)
息子くんのツボは、彼女が出会ったノームが、236歳だということ。
そして、お兄さんが365歳だということなのでした。
「すげえ。すげえな。236歳だってよ。ありえねえ。ありえねえよ。」
一人、笑いながら、つぶやく息子くん。おかしい。

しかし、折り込み広告で、持てる集中力を出し切ってしまったのか?
どの記事から手をつけてよいのかわからないのか?
その後の息子くん・・・。肝心の記事の方は、もう、ひっちゃかめっちゃか。
色々なところを斜め読みしておりました(笑)
「あー!この絵本知ってるー」「猫山堂だ!」「おれの書いたやつだー!」
「ビー玉占いだー」「このクリスマスの本、おれ好きなんだよなー」
忙しい。忙しい。

それにしても、タイムスの中の広告の楽しいこと。
息子ったら、広告を見つけては、一つ一つに目を輝かせていました。
なにしろ、naoちゃんのお店(猫山堂)の広告も見つけてしまったものだから、どれがリアルで、
どれが冗談なのか、大混乱してしまった彼の頭。
私が、記事を読んでいるのに、横から
「ねえ、これは本当なの?ねえ、この店は、本当にあるんだよね?ねえ、ねえ。」
とうるさくて・・・
母は、ちっとも集中できません。まったくもー!

けれど、ラジオの番組表を読んでしまったら、もう、私も、息子と同じ状態に。
そうなんです。この、架空?のラジオ番組表が、とにかく面白くて。
あまりにハマリ過ぎてしまい、親子共々、
もう、その夜は、別のところを読むことが出来なくなってしまったのでした。
私は、次の日、息子が学校に行っている間に、号外(クリスマス特集)の方を読んだのですが・・・
しばらく読むと、また、番組表に戻ってしまいます。
頑張れ、大人!理性で、読むのだ!
ああ、じっくりとクリスマスの本の紹介記事を読みたいのに。
誰かとめてー!

ことりタイムス。
朝刊を鞍替えしたい位にファンになってしまったのですが、残念ながら、毎日の発行はしていません。
残念。
でも、毎日新しい「ことりタイムス」がきたら・・・
とても、家事は出来ないだろうし、息子は、学校に行けなくなるでしょうね。
良かった。毎日じゃなくて。

ことり文庫さん。いつも、楽しい時間をどうもありがとう!
子どもの本のことが、好きで好きでたまらないという店主さん。
そういう人と相談しながら、本を選んでいけるのは、本当に幸せです。
クリスマスに、息子と一緒に読む本も、ただ今、お願い中。
(こんな、丸投げなお願いも聞いて頂けるのが嬉しい)
どんな本が届くかな。楽しみです