息子が、年少さんの年のときに通っていた、自主保育。
元は、団地のお母さん同士が集まって始めた、団地の中だけの保育でした。
いつも知っている顔で、生活の延長。楽しかったなあ
時代が変わり、現在では、団地の高齢化が進み、子どもが殆どいなくなったそうです。
そして、団地の子のための自主保育は、活動場所を団地の集会所から、近くの
公民館に移し、市内唯一の自主保育団体として頑張っているのだそうです。
しかも、年少さんから幼稚園に入れるお母さんが増えたため、現在は、年少さんの
前の年齢から、入れるのだとか
ってことは、娘も、来春から入れるってことね
とういう訳で、オムツもとれない、歩き方もギコチナイ、言葉もボチボチの娘を連れ
て、自主保育体験をしてきました。
体験メニューは、はじめてのリトミック 講師の先生を招いての会でした。
音楽大好きの娘は、わらべうたの集い同様、ノリノリで、親から離れる準備は万端。
そこは、問題ないのです。ないのですが・・・・・・・・・・・・
やはり、問題なのが「待つ」「やめる」のキーワード。
今日は、折り紙で作った動物に目や口を入れるという作業で、使ったクレヨンが
片付けられず、引っくり返って大泣き
おやつの場面では、「いただきます」が待てなくて、「みんなと一緒にね。」と言ったら
テーブルに向かって、唾をはき、お菓子の入っているお皿を投げつけようと。
本当に、トホホの娘さん
お隣の席のお姉ちゃん、ビックリ仰天 唾だもんね
唾
雑誌に紹介されるような、自然の中でなどの目標を掲げた自主保育とは違って、
幼稚園に入る前の子どもたちの居場所、顔合わせのような場所。
大きな目標などは何もなく、ただただ、ゆるりと活動中。
幼稚園というところは、自分たちで選べる場所であるということで、集まってくる
保護者の方達は、なんとなく価値観が似ているところがあります。
息子が入っていた幼稚園は、シュタイナー教育を意識した小さな幼稚園。
それはそれで、とても居心地が良かったし、幸せなときなのだけれど・・・・・・・・・
でも、価値観の違うお母さん達と一緒に保育には、別の魅力があるのです。
全く集団に入れない、やんちゃな男の子二人が、みんながリトミックしている輪の中で、
上へ下への取っ組み合いをしていて、それを、違う子のお母さんが、
「いい加減にしろっ!」と、怒っているのを見て、思わず笑顔になりました
こうやって、他の子のお母さんに怒鳴られる体験って、やっぱり貴重だなあと思うの
ですよね。
息子なんて、いつでもメソメソ男の子だったので、元気一杯の若いママさんに
「あー。そんなんじゃ、幼稚園に入れないぞ!こらっ!」
と、激を飛ばされていたのでしたっけ
飛ばされて治るもんじゃないのだけれど、そういう体験だって、必要だと思ってしまうのです。
そして、今回、体験に招いてくれたのも、その、かつての若いママ
でも、「待つ」「やめる」「貸す」が、まだ出来ない子どもを集団に入れるのは、どうな
のだろうという気持ちもあります。噛み付きが友達に対して出てしまったら?
心配したらきりがありません。
なにしろ、幼稚園の未園児クラスと違って、お当番の親以外は、付き添わないのが
基本のルールの場所。私が止めることが出来ないと思うと、やっぱり不安になります。
早生まれさんは、同じ学年の子たちと成長のペースが、こんなにも違っているのかぁと、
わかっていたけれど、ちょっと、がっくり。(しかも、娘はストレートに感情を出してくるし)
でも、親が心配しなくても、子ども同士で、学んでいくのだろうか?とも思ってみたり。
うーん。悩むなあ。
早生まれさんは、すべてが早く進んでいくようで・・・・・・なんだか、大変デス
もしかしたら、あっという間に手を離れていくのかな。
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