涙も身体の中から外に出てくる点で排泄物のひとつに数えられます。
しかし涙を他の排泄物のように
嫌がる人はいません。
汚物とみる人もいません。
汚物ではなく
「涙は脳から出る体液」と見たのは
ヒポクラテス。
この体液はしばしば人の心を打ちます。
涙の輝きが人の感動を誘います。
「生命の暗号」 村上和雄
涙！コップ一杯の涙、最近は年のせいか、よく涙が出る。
疲れ目でショボショボして涙目という事もあるが、
なにかこみ上げてくるものがあって
ジワッと目頭が潤んでくることがよくある。
感動しているのだろうけれど…、
朝のＮＨＫのテレビドラマを見ているだけで
ホロロンと涙が落ちるので少し恥ずかしい。
感動の映画などを観に行く時はハンカチではなく
タオルが必要である。
それに最近は本を読んでいて、
ボットンと大粒の涙で
本にシミが入ることも良くある。
心の中で何かしら起こっているのかもしれない。
悲しい時に思う存分大声を出して号泣してみると、
なぜかその心の悲しみが癒えてくる。
涙には痛み止めのようなモルヒネ効果と
幸せなときの嬉しい感謝の感動！
心をとてもスッキリ、
爽やかにしてくれる。
涙にはなにか分けのわからない
魔力がありそうだ。
脳から出る体液、涙は幸せという
聖なるものが含まれているのかもしれない。
早起き鳥
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