成るものは成るし、成らぬものは成らぬ。
わかりきったことのようだが、
これがなかなかわからない。
だからつい成らぬものでも
成ると思いこみ
あれこれ思案をし、
策をろうする。
その果ては不平や不満、グチに摩擦
自分も心暗ければ、周囲も暗然。
自他ともに傷ついて
まことに住みにくい。
成らぬものを
成らしめようとするからである。
「続、道をひらく」 著 松下 幸之助
この世の中、この人生、成らぬものは成らぬ！
心静かにもう一度反省してみたい。
とはいうものの、
この成らぬ事を
成らしめようと努力するのも
人間なるがゆえのこと、
どんな障害や苦難があろうと
成らしめようと努力する生き方もまた
素晴らしいのでは
と思わないではない。
自他共に傷つくことは避けたいが、
成らぬものを成らしめる生き方も
これまた自他共に
喜びがあるやもしれない！
早起き鳥
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