早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

解脱して涅槃に入る・・・

2017年08月28日 04時23分20秒 | 読書




 仏教の「輪廻」は

決して明るい考え方ではありません。

仏教は、生きていることは

苦しいことだと考えます。


輪廻を繰り返すこと、

つまり何度も生まれ変わることで、

苦しみがいつまでも続くことになります。

この輪廻から抜け出すことが

「悟り」を開くこと、すなわち「解脱」です。

悟りを開くとは

輪廻の輪の外に出るということです。


ゴータマ・シッダールタは

35歳の時に菩提寺の下で悟りを開いたので、

もう二度とこの世に

生まれることはありません。

二度と生まれ変わらずに、

一切の苦しみから解放された境地に至る。

これを「涅槃に入る」といいます。

解脱して涅槃に入ることが仏教の理想なのです。


これは「良い状態に生まれ変わること」

を求めているのではなく、

二度とこのように

生を受けることがないのが理想の姿。

こういう考え方が本来の仏教です。

他の地域の宗教とは大きく異なるものなのです。



   おとなの教養  池上 彰 著



     







 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教と

世界を創造した唯一絶対の神に対して

仏教は解脱して涅槃に入る

仏教には唯一絶対の神が存在しない

すなわち神が存在しないというブッダの教え

所謂、ブッタの哲学が仏教だと


今ままで浅はかな僕には

ブッダが唯一絶対の神だと思っていたけど

そうではないとのこと、

僕にはこのことは大きな衝撃である


とはいえ、輪廻転生、解脱して涅槃に入る

などという言葉は知っていても

その本質を全く理解していなかったようだ

単にアジアの国だから、ブッダの教えを通して

ブッダというお釈迦様にすがって

お釈迦様を信じてきたのは間違っていたようである


悟りを開き輪廻の輪から抜け出ること

それは今の自分ではない自分に進化して

ブレイクスルーすること

できないことではない気がするし、

あえて輪廻転生など知りたくない

という浅はかな気持ちもこれあって

仏教もなかなか奥深く

理解するのは骨が折れる

と何やら脈絡のない今日のお話となりました。

お許しを・・・・


       早起き鳥




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