早起き鳥 

【未明混沌】今日も必ずお元気で…!

結局、人間は弱い存在...!

2017年08月29日 04時38分01秒 | 読書




 現代の私たちは、

宗教というものを

どのように考えればいいでしょうか。

もともとは

「この世界に人間の力が及ばない存在がある。

それはなんであろうか」

というところから、宗教は生まれました。

科学が発展した現代の目から見ると、

宗教の様々な教えには

ちょっと無理なところも出てきました。

しかし、いくら科学文明が発展しても、

私たちには

思い悩むことがいくらでもあります。


普段、神様や仏様のことなど

何も考えていなくても、

突然、崖から転落しそうになったりすれば、

「神様、仏様、助けてください」と祈る。

あるいは入学試験の直前には、

突然、神社にお参りに行く。

そういうことがいくらでもあります。


結局、人間は弱い存在です。

どうしても人間だけで全てのことはできません。

だから、人間の力を超える超自然的なものに

頼ってしまうということは

どんなに科学が進歩したとしても

起こりうることでしょう。



   おとなの教養  池上 彰 著



     







 結局、人間は弱い存在・・・

だから人間の力の超える

超自然的なものに頼ってしまうわけで

それもこれも人間個人の意思があり、

感情があり、己の心が存在する

これは生きとし生けるものの

最高峰である人間の宿命


でも神様の領域に到達するということが

己を捨てて無になるということなら

心を捨てて

人間以外の生きとし生けるもののようになる

ということかもしれない

虫けらたちは生まれた時の定めを

死ぬまで生き抜く

この虫たちに輪廻転生があるなら

また生まれてくるときはまた同じ虫

だとしてもそれはそれ、

虫たちは何も思わないのだからそれで良し


でも人間とは厄介である

心という領域は人の数だけあり、

その数だけ領域の広さの違いは計り知れない

これすなわち、大宇宙の星々のようである

この世に生を受けた人間の数だけ、宇宙があり

その宇宙こそ、神の領域、

僕には僕の大宇宙があり、無限の広がりがある

他人という別の宇宙とのコンタクトを上手にして

人生という短いような長いような一生を

どう生きようなどとは全く無意味

生きているだけで十分、それが全て


自分という小さな宇宙も

この小さな宇宙を包み込む

偉大な大宇宙も存在するわけで

大いなる神でありサムシング、グレイト

と称すべき偉大な力が感じられる


       早起き鳥




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