リスク社会におけるリスクは
すべての社会構成員に均等に
分配されているわけではなく、
階層ごとにリスクの濃淡があるのです。
そして自分たちが生きているのは
努力と成果が相関しない
リスク社会であるということを認め、
それゆえ「努力をしてもしかたがない」
という結論をだしているのは、
いちばん多くのリスクを
かぶっている階層なのです。
まことに奇妙な話なのですが、
リスク社会とは
そこがリスク社会であると
認める人々だけがリスクを引き受け
あたかもそれが
リスク社会ではないかのように
振る舞う人々は巧みにリスクを
ヘッジすることができる社会なのです。
「下流志向」著 内田 樹
努力は報われるか
報われないか?
僕は間違いなく
努力は報われると思う
でも努力をしても報われない
とほとんどの人が
否定的に悲観的に生きている
否定的とはまさにリスクであり
危険なのである
自分には困ったことは
起きないと信じ切っている人には
バスに乗り遅れたとしても、
そのバスに乗ると危険だったのだ
乗らなくて良かったと
思いなおせば
それはリスクでは無くなってしまう
今日生きていることさえも
感謝の気持ちで
何ごとに対しても
肯定的に生きたいものだ
リスクヘッジとは肯定的に
思いなおすことなんじゃないのかな…!
早起き鳥
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