ペンギンのひとりごと。

とにかく何事にも好奇心旺盛なペンギンのひとりごと。

吉祥寺のど真ん中でお得な焼肉ランチをいただく。

2007-02-27 14:39:13 | グルメ
ヒトは太古の昔、何を食べていたのだろう。
食欲という本能に従い食していたものは、恐らく、草、木の実、魚貝類、卵、そしてなんといっても動物の肉であろう。
私にもそんな本能のかけらが残っていたようで、本日のランチはなぜだか焼肉が食べたくなった。

吉祥寺と言えば本来は、行列のできる肉屋と羊羹屋の近くの“R朝園”であろうが、あいにくあそこはランチがない。
あちこちを検討した結果、パルコ裏の靴屋(元セガフレードザネッティ)右の2階にある“焼肉D”に入ってみた。
ここもかなり古い店なのだが、これまで入ったことがなかったのだ。

階段を上り自動ドアを入ると、そこは雪国、ではなく薄暗い、まさに古き良き焼肉屋の風情で、先客はおばさん二人組、若者四人組と、寂しそうな中年男が一人であった。(私ではない)
ううむ、焼肉はやっぱ一人より大勢の方がうまそうだな、と思いつつメニューを検討しミックス定食¥850を注文。
「運転-アシモからジャンボジェットまで」下野康史著を読みながら、“ううむ、潜水艦の運転は大変なのだな”などと思いながら待っていると、数分後、まず、キムチ、もやし、キャベツのサラダ、わかめスープ、焼肉のたれとご飯といった前座たちがテーブルに置かれ、私の脳みそでは、久々に獲物を食べられると、本能がスタンバイを始めた。
さらに数分後、ジャジャーン!という感じで、いよいよ本日の獲物が登場。

銀色の皿の上には、タン2切れ、わりと肉厚なハラミ3切れとカルビが3切れ。
まずはもちろんタンから焼き始める。
焦がさないよう、慎重に慎重にひっくり返す。
本来タンはレモン汁でいただきたいのだが、久々の獲物なのでそんなことは言ってられない。
5,6回ひっくり返した後、タレにサッと付けおもむろに頬張ってみる。
う、うまい。
もう私の本能は全開となり、その後は無意識に、しかし1枚1枚ていねいに焼きながら食べ続けた。
約15分で完食。
食後にはコーヒーもおまけに付いてきた。
おいしかった。

久々の肉でテストステロンが満タンになった私は、ライオンのように、ガオーっと叫びながら階段を下りた。




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