ものすごい夏だった。
朝、草刈りをするために早めに外に出てはみたものの
暑さに気持ちが悪くなって家に逃げこむ。
そんな感じだったんで、もう畑はクサボーボー。
ひざまで伸びた雑草の中で、ゴーヤだけがしっかりとツルを伸ばし
今食べきれないくらいの収穫。毎日のゴーヤ飯に子どもは苦い顔。
さて田んぼ。
初夏に虫に襲われ収穫が危ぶまれたものの、なんとか育ってきてくれた。
稲は強いなあ。
しかしよく見ると。
背だけが高くて実りが遅い苗が混じってる。
もっとよく見ると
赤いのやら黒いのやらも。
どうやらもらった苗がいろいろ入ってたみたいで
育ってきてわかった。
先月父ちゃんが「稲の生育が悪いだけじゃなくて、まったく実のついてない
背丈だけどんどん伸びるやつが混じってて、どういうことだろー?」
と言っていたのは、虫でも病気でもなく
生育の遅い品種のイセヒカリだったのだった。
イセヒカリ:コシヒカリなどよりもくきが長く、藁を使うしめ縄やわらじに使われる。 おいしいんだけど浸水時間に工夫が必要。
とりあえず虫に食われた稲もすごい成長よし、というわけじゃないけれど育ってきてるし
今年は病気もなし。
あとは稲刈りの際に種類ごとに分けてハザがけすればいい。
まだ先のことだけど。