チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

パッチワークな田んぼ

2018年09月04日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 ものすごい夏だった。

朝、草刈りをするために早めに外に出てはみたものの

暑さに気持ちが悪くなって家に逃げこむ。

そんな感じだったんで、もう畑はクサボーボー。

ひざまで伸びた雑草の中で、ゴーヤだけがしっかりとツルを伸ばし

今食べきれないくらいの収穫。毎日のゴーヤ飯に子どもは苦い顔。

 

さて田んぼ。

初夏に虫に襲われ収穫が危ぶまれたものの、なんとか育ってきてくれた。

稲は強いなあ。

 

しかしよく見ると。

背だけが高くて実りが遅い苗が混じってる。

もっとよく見ると

 赤いのやら黒いのやらも。

 

どうやらもらった苗がいろいろ入ってたみたいで

育ってきてわかった。

 

先月父ちゃんが「稲の生育が悪いだけじゃなくて、まったく実のついてない

背丈だけどんどん伸びるやつが混じってて、どういうことだろー?」

と言っていたのは、虫でも病気でもなく

生育の遅い品種のイセヒカリだったのだった。

 

     

イセヒカリ:コシヒカリなどよりもくきが長く、藁を使うしめ縄やわらじに使われる。         おいしいんだけど浸水時間に工夫が必要。

 

とりあえず虫に食われた稲もすごい成長よし、というわけじゃないけれど育ってきてるし

今年は病気もなし。

あとは稲刈りの際に種類ごとに分けてハザがけすればいい。

まだ先のことだけど。