チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

秋の、干す

2018年09月10日 | 家の中でつくるコマゴマ

 

 猛暑は終わったけれど、大雨が降ることが多い今年の秋。

晴れ間が少なくて、ご近所さんは稲刈りができなくて困っているようす。

 

うちでは少しでもお天道さまが顔を出したら、わーっとテラスにものを広げる。

 

もらった栗と稲わら。

栗は一日みずに漬けたあと天日に干すと甘みが増す。

稲はお知り合いから「この束だけ生育が遅くて、後から手で収穫したんだけど、あげる」

と3、4束頂いたので、取り急ぎ干してみて、瓶の中で籾を落とそうかな。新米だー。

  

  

柿渋に染めたものも、随時干している。

 

裏山に生えてる小さい渋柿の木から、なったばかりの青い柿をもいで

水を少し加え、粗く刻んでフードプロセッサーにかける。

     

息子はこの汁でお絵かき。

わたしはゴシゴシ布を揉んで汁を染みこます。

  

  

最初はうっすら。

ゆっくりと薄ピンクから茶色に変色してくる。

何日も紫外線を浴びてのんびりのんびり色をつけていく。

 

 

まわりの土の上にあるものをもらってきて

自分の手でなにかにつくっていくことのゆたかさ。

あー土って宝の山だ。