タマっていう名まえの猫はわたしのまわりでも4匹いる。
よそのタマはどんな性格なんだろう。
親バカですが、うちのタマはとてもよい猫だと思う。
どこがいいのか。
それは
「ひとにからんでくる」ってこと。
タマは外が好きな猫なので(チイは家の中の方が好き)
朝から巡回しに出かけて日中は留守することが多いんだけれど
家に帰って来るとこう、ひざに乗ったり。
こんなことされてもなぜか逃げないし。
(嫌ではあるんだけど)
ある日の夜のこと、息子は親に叱られ泣いて泣いて
ひとりベッドに入らねばならなかった。
するとそれまで薪ストーブの横で寝ていたタマがふと起きて
階段をするする上がり泣きながら寝ている息子のいる部屋へ入っていったのだ。
しばらくすると「ようやく寝たわよ」てなカンジでまた階下に降りてきた。
偶然?それでもすごいよ、タマ。
ちょっと前、わたしがこの家にひとりで留守番している夜のこと。
運悪く咳き込みが激しくて喘息になってしまった。
吸入剤を用いてなんとか発作は収まったけれど
ひとりだし夜遅いしとても心細い。
ふと「タマ、タマ、心細いよ、一緒に寝てくれない?」と口にしてみた。
するとタマはわたしが就寝すると同時にベッドに来て
枕元で寝てくれたのだ。
いつもは早朝にしか布団に来ないし、来ても足下で寝てるのに。
それはほんとびっくりした。
気持ちって通じるんだ。
悲しいときや滅入るとき、このふわふわをだっこするだけで
ほーっと気分が軽くなる。
「ああ、なにがあってもこのだっこがあるから、ダイジョーブ」
もちろんチイだっていやしてくれる、んだけど
なんというかタマはまた違う、なにかを持ってる。
猫といっしょに暮らしている人、暮らしていた人
この気持ちわかる人多いと思う。
ほんとだいじな存在。
今の私の心を支えてくれてるのは猫たちだものな。
猫なしにはもう生きていけないと思う。
猫は絶対に私を裏切らないし。
二匹、喧嘩もするけどおおむねうまくやってます。
おとなしい子のはずだった、実はすごいオテンバ・・・
再び生傷の絶えない私です(涙
動物や植物って人間に振り回されがちにも係わらず
全力で人間を癒してくれてる気がする。
感謝しなくちゃですね。
私も昔ネコを飼っていてあのふわふわで温かい感じは忘れられません。
もう死んじゃったけどきっと側で見守ってくれてるはず。
今は賃貸なので飼えないので代わりに羊毛に癒されてます。
お互い同居人ってことで収まったのかな。
junさんが仕事場に行ってる間、
ふたりでこっそり悪さとかしたりして。
隠しカメラで撮ってみたい、留守中の猫。
わたしも猫のいない生活なんてまーったく考えられない。
まあその点ではY氏に感謝です。
いちど経験があるとずーっと手にあのふわふわ感が残って忘れないよね。
ひとがニットやファーみたいなふかふかなモノに惹かれるのはその肌触りに癒されるからかも。
しかしタマ、ひとに寄り添う一面もあるけど
生ゴミ荒らしたりおかかぶちまけたり
やってくれる・・・。