数年前になるけれど借家住まいをしながら家を建てていた間、
食器や調理器具などを一部段ボールにしまっておいた。
これをほどいてみると、湿気のせいで包丁の柄がぼろぼろになっていた。
←木で出来た柄は腐り、金属部分もさびてよれよれ。
刃の部分だけはだいじょうぶだったけど。
この包丁は母からもらって長いこと使っていた。切れ味がステンレスとは比較にならない。
つれあいに研いでもらって、その直後の調理中指を切って9針も縫ったこともある。わたしの血を吸ってるわけです。
その包丁がぼろぼろになってしまった!すごいショック。
その後捨てるに捨てられず奥にしまいこんでいたけど
先日つれあいに強引に柄をつけてもらった。
なるべく水に強い木で。
でも刃の元の部分がぼろぼろなので
木で刃を支え込むカンジで。
その柄をわたしが剣先で削ってまるっこく削る。
ちょっと刃と柄が合わないけど
使いやすいよう自分の手に合わせて。
これでまた長いこと使える。
刃物は古い方がいいねえ。