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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

地球の身震い

2011年03月14日 | 日々のつれづれ

 

 3月11日金曜日の午後、おおきく地面がぶるぶるぶるっと震えた。

そしてたくさんのいのち、土地、つみかさねてきたものが失われてしまった。

 

こういうことはなし、なんてありえない。

どこでも形を変え起こりうること。

それをいつも忘れてはいけないんだな。

 

このさき生きていくもののために

わたしたちにできることを考えて実行していかなければならないな。

 

この地球の身震いで学ばなければならないことがたくさんあるんだし。

やれることはたくさんあるはず。

 

 

 

 


花の贈りもの

2011年02月28日 | 日々のつれづれ

 

 先日子どもが学校からこんな寄せ植えを持って帰って来た。

メッセージつきで。

毎年年度末の授業参観で「ありがとう」をこめて親になにかの贈り物を渡すのが恒例になってるらしい。

昨年はクッキーだった。

正直色のあふれた寄せ植えは好きじゃないんだけど(ワガママ)これはこれでカワイイもんだな。

とくにデイジーを見直す、これシンプルでいいな。

チイもその脇で日向ぼっこ。


四つの気質

2011年02月10日 | 日々のつれづれ

 

ここのところ、以前買ってそのままになっていたシュタイナー教育本をちらちら読んでいる。

シュタイナー本はだいたいどれも難解なので、すごーくわかりやすくてアタマに入りやすいものから。

 

 

人には気質があってそれは4つ。憂鬱質、粘液質、多血質、胆汁質。

ひとりの人がひとつだけの気質を持つのではなく、

「一番多く持つ気質はこれ、もう一つはこれ」「この場で出やすいのはこの気質」・・・という具合。

簡単にいうと(かいつまみすぎですが)

 

憂鬱質:あたらしいものをからだに取り入れることを好まない。食べ物も情報も環境も。テーマは「石」。

粘液質:あたらしいものは好きなのだけど、とてもゆったりとことを運ぶ。そして深く。テーマは「水」

多血質:どんどんあたらしいものへ目がうつっていく。そのため目はいつもキラキラ。しかし浅く長続きはしない。テーマは「風」。

胆汁質:自分が一番正しい、こうあるべきと思っている。ことをマイペースにどんどん進める。テーマは「火」。

 

シュタイナー教育では子どもそれぞれが持つ気質を壊すことなく、その場に合った役割をあたえてあげると

子どもは大きくのびる、そして自分の存在理由を確かなものにしていくことができる、と考える。

今の日本だと「てきぱきと仕事(勉強)をこなすのがいい」「誰にでもニコニコしてすぐに話せるのがいい」

「環境にはすぐになれなければいけない」「人の顔色はすぐに読めなければならない」・・・

就活とかでもそういう人が重宝されそうですが。

 

さて私事ですが、わたしは多血質がほぼ占める。

あたらしいものだーいすき、目移りキョロキョロ。

「風」なのでひとところにいるのが苦手。フラフラうろうろしてるとにこにこ。

そうだ、これは悪いことじゃない。抑えるのもよくない。

そう思ったら気が楽になりましたね。

 

わるい気質はなにもない、不必要な気質もないのですから。。。

 

 

 

 


年の終わりに思うこと

2010年12月31日 | 日々のつれづれ

 

 

ちょっとだけ前のこと。

お父ちゃんが「すごいよ」と言って、薄汚れた飼育ケースを持って来た。

 

今年の夏、息子はカブトムシとクワガタを飼育ケースで飼っていたが

わたしの出産、赤ちゃんの入院などが重なり、名古屋と家を往復することが多かった息子は

虫たちの世話をしきれなくなっていた。

お父ちゃんに「カブトムシたちのお墓をつくってやんなよ」と言われていたものの

そのまま飼育ケースは放置され、数カ月が経ち秋が来て冬が来て。

 

お父ちゃんが仕事場のうらにこの放置された飼育ケースを見つけふたを開けてみたところ

カブトムシの亡骸の下の、すこしだけ入ってる土とおがくずの中からカブトムシの幼虫が出て来た。

ほんとに少しの土とおがくずしか敷いてなかったのに。

それを見たお父ちゃんはなにか感じたのだろう。

わたしもなにか思った。

 

お父ちゃんは幼虫を畑のすみっこのおがくず堆肥の山の中に埋めた。

来年カブトムシは出てくるだろうか。

 

 

 

 

 

 


かぼちゃの意気込み

2010年12月21日 | 日々のつれづれ

 

かぼちゃを切ってみて「おおっ」となる。

それくらいかぼちゃの中からかぼちゃの意気込みみたいなものが出てました。

切り口からじわーっと出る水分、種をとりまくフワフワ、まぶしい赤みのかかった黄色。

 

あなたのお命、ちょうだいいたします。

ありがとう。

明日が冬至かな。

 


林業グッズ

2010年12月17日 | 日々のつれづれ

 

お父ちゃんが佐藤林業で働かせてもらって早や一年。

山仕事とともに自分の木工仕事も平行してやってるからかなり大変だと思う。

この歳で山仕事を始めるとカラダもなかなかついていかないかな、

本人は慣れて来たとは言ってますが。

本日も氷点下の朝、家を出て標高1000mの現場へ軽トラでgo。

 

このあたりはもともと林業がとても盛んな土地。

これから農業だけでなく林業も国内生産値を上げていかねばならないでしょう。

がんばってほしいところ。

さて林業初心者?のみなさまにちょっとだけチラ見程度の林業をご紹介。

 

お父ちゃんがこんなものをじーっと見ていた。その名も「ふれ愛購読」。

ホームセンターに売ってるウェアとは耐久性が違いますゼ。

チェーンソウ作業の防護用品。

ちなみにお父ちゃんはチェーンソウズボンなるものを着用してます。

地下足袋もありすぎてようわからん。

前にお父ちゃんに頼まれて加子母の森林組合に買いに行ったけど

どれがどれやら。

いろんなものがあって見るだけでもたのしいです。

山は蚊よりもアブやブヨが多いですから蚊取り線香じゃなくてアブブヨ線香。

そうそう、クマ鈴。意外と高いんですよね。

山仕事で山に入ってるときにクマに襲われたりしないの?という質問に

「チェーンソウの大きい音に怖がって近づいてこないでしょ」というお答え。

じゃあ弁当食べてる時来たらどうする??

 


あと12分の一でおわり

2010年12月02日 | 日々のつれづれ

 うちの手のひらサイズの日めくりカレンダー、ドイツ製。
ドイツの祝日とか格言が書いてあって意味はわからないけど
たのしい。



日めくりは「ああ、あと今年も残りがこれだけなんだ」って
実感としてわかりやすい。



あと12分の一ですね。


昨日は産まれたばかりの子どもが入院していた病院へ外来診療だった。
あ~もうあれから2カ月経ったんだ。
でっかい病院の下から入院していた部屋を見上げる。




次のカレンダーも準備してます。
ここには何がつまってるんだろう。。。


うちの近くのペットな話

2010年11月16日 | 日々のつれづれ

 うちの地区は全世帯数も少なく、猫人口(猫口か)の方が多い。

その1.
うちのお隣さんは知ってる人は知ってますが猫をたくさん飼っておられる。
飼ってるというよりも世話をしてるというカンジ。

先日うちのまわりをウロウロするトラジマの子猫あり。
「家に入れてよう~遊んでよう~おなかすいたよう~」てなカンジで
気がつくと家の中も入って来ちゃう。
「きっとお隣の子だよ。うちに遊びに来て帰れなくなっちゃったんじゃない?」
ってうちで話していた、が。

次の日。
お隣の奥さんが用事があってうちに来られた際にちょうどこの子猫がみゃあみゃあ鳴く。
それを見て「あれ?うちのチャコやないか!こんなとこまで来て~。
すまんねえ。じゃましちゃって。さあチャコ帰るよ」
奥さんはそう言ってトラジマ子猫を抱っこして帰られた。
そして数分後電話が。
「あれねーチャコやなかった。チャコはうちにおったわー」
え?じゃあうちにいた子猫は誰?
そんな疑問もいらぬがごとく、子猫はチャボと名付けられ
奥さんの手もとで暖かい寝ぐらとごはんをいただいている今日この頃。。。



その2.
今年は全国でも例年以上にイノシシの被害が多い。
この地区でも例外ではない。
田んぼだけでなく畑、花壇までもブルドーザーのごとく掘り返す掘り返す。
そこでワナをしかけるか、てなことになって
少し山に入ったケモノ道に檻を仕掛けたらしい。

うちと同じ班で大きい警察犬を飼っとられる家があるのだけれど
「朝になってもマックス(犬の名まえ)が帰ってこんのよ。
どこまでいったやろ?」
とおばあちゃん。
裏山の檻の中にマックスがハッハッと笑って(?)いたらしい。


まだまだ実はあるのだけれど、さしさわりがあるので今日はこの辺で・・・。