goo blog サービス終了のお知らせ 

チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

保育園の運動会

2008年10月19日 | 日々のつれづれ
 土曜日は運動会でした


弁当も朝5字半起きでつくる
ごはんものが多くなっちゃったけど

*のりまき(ごぼう、たまごやき、きゅうり)
*天むす
*かぼちゃのサラダ
*とりのからあげ
*ゆでたまご、ブロッコリー、にんじん、たこさんウィンナー
*野沢菜の漬け物

なんだかいつも同じメニューになってしまう。。。


うちの通う保育園の運動会は、むかしながらの運動会。
おじいちゃんやおばあちゃん、兄弟もみんな来て
お昼はゴザを広げてお弁当を食べる。
家族が出る競技も多い。
運動会の準備も役員(親)たちが先生といっしょにやる。
うちは父ちゃんが会長だからすごい大変でしたが。

年長組は障害物リレーのときに逆上がりをするんだけれど
とうぜん出来ない子もいる。そうするとリレーの相手がとっさに
逆上がりを手伝ったりする。毎年見られる光景だけど
いつ見てもちょっと泣ける。


でももうこの運動会に来ることはないんだな、と思うと
秋の風がひゅーと吹くようなさみしさを感じます。
刻々と時間はながれているんだな。


 
次の日、前日の弁当の残りのからあげを
おそらくひとりでぜんぶ食べてしまい、胃もたれして
テラスでじーっと動かないタマ。

ひさびさの仕事場

2008年09月30日 | 日々のつれづれ


前に窯を焚いてからしばし時間が経ってしまった。


             

 子どもが熱を出しここ10日のうち保育園に行ったのはなんと半日。
仕事場と家がマ隣にあるんだから、ちょっとの時間を作って仕事をすればいいんだけれど、それができない。
気持ちばっかりあせる。




昨日からようやく買っておいた土の袋を開けることができた。ふうー。



ここ10ヶ月あまり、「作っても作っても乾燥段階で皿が8割以上割れる」というオソロシー状態が続いてしまっていた。
寒さかな、造りが悪いかな、いろいろ考えて試行錯誤していた。
でも前の粘土屋で購入していた時は割れていない。
そこで今おつきあいをしている山内陶料さんに相談する。

阪神の監督に似ているがかなりの中日ファンである山内さんは
相談するとこんな土のレシピを考えてくれる。
このレシピをもとにテストピースを数種類。
テストピースといったって大皿を作ってみないとわからない。
おねがいだ、割れないでくれ~やる気も打ち消される~!
(あたまかきむしる)





虫わきカビはえる

2008年09月24日 | 日々のつれづれ
 秋、涼しくなってようやく食べ物が傷まなくなったーと思いきや
ふと玄米の入った米びつを見ると、そこにはわらわらと黒いゴマみたいなものが
ひしめいていた。
おお~コクゾウムシ。
あわてて玄米を引っぱりだしビニールシートの上に米を広げ
天日にさらす。
つぎつぎと倒れていくコクゾウムシ。よしよし。お米、まだ食べれる。

ふと気になって米びつ横に置いてある強力粉入れ(下の写真の緑の箱)も開けてみると、全粒粉に一匹だけ虫が。
よく見てみるとビニール袋に小さな穴があいている。
米から移ってきたみたい。でも被害はまだ小さい。
虫をはじき、こちらの箱もお湯で洗って天日に干す。
箱の周辺もぞうきんがけして、掃除機でしゅーと吸う。



ほっと一息して冷凍庫を開けてみるとなぜか一個のタッパーが横になってて
そこから汁がこぼれつららになって凍っている。
そうじは終わらず引き続き冷凍庫のそうじに移った。

冷蔵庫もついでに見てみる。
瓶から汁が流れ、時間が経っててねとねとになってる。
ついでだからこれも拭く。
まあふだんからそうじしてないからこうなるんだけど、
いっぺんにやって来たね。

流し下に並んでる調味料瓶をみると気がつくとカビがうっすらついてる。
なぜ?夏の盛りにはこんなことになってなかったのにー。
と、ここもふきふき。あそこもふきふき。
ふきふきふきふき、腕はたるいけど気分もすっきりしてくる。


←取っ手ははずしてある状態。

このかごはつれあいの実家、御殿場でむかしからやってる籠屋さんで
5000円近くもした。
しっかりした作りで長いこと使うつもりで買った。
しかーし!先日見たら虫がわいてる。
かごの底に白い粉がたまる。これは虫がかじ喰った跡だ。
こういう竹製品は竹を採集して乾燥する時期を気をつければ
虫はわかないのではなかったか?
ちょっと作った人にむかっときた。

でも返品も出来ないし。
そこで窯を焚いたあと、窯内の温度が150℃くらいにまで下がったときビニールの取っ手をはずしてこのかごを入れてやった。
4時間くらい。
竹からしみしみとなにか液が出てて、虫も全滅。色が濃くなってる。
この処理すると今後も虫はわかない。
最初からこうやって出荷してほしい、むりかな。

キャンドル・キッチン

2008年08月07日 | 日々のつれづれ


 キャンドル・キッチンなどといえば聞こえはいいが停電である。

昨日午後、ここ10日近く降っていなかった雨が怒濤のごとく降り出した。
それもおそろしい雷雨。
うちの集落は19軒しかないんだけれど、過去30年の間にカミナリに打たれて亡くなってる人が3人もいる。
昔、カミナリが落ちてそれが球になり、家の中を転がって走るのをお隣のおじさんは見たというし(妖怪だー)。
それほどこのあたりはカミナリがよく落ちる。


この日停電は昼2時頃から7時までつづいた。
幸いにしてうちはオール電化ではない(むしろそれを遠のけてる)。
しかし電気でポンプアップしてくみ上げてる水が使えない。
この日は友人一家が泊りに来てて、この辺でとれた野菜をたくさん使ったごはんを食べてもらいたいと思っていた。

水が使えない中、夕飯を作り始める。
幸いなことにお風呂に水道水がためてあった。
これをやかんに汲んで、少しずつ洗いながらコトを進める。
ひき肉を使った後の調理器具はやかんにお湯を沸かし熱湯でそそぎ
あとでまとめて外の湧き水まで行って洗う。
ぬか漬けも外へ持っていってぬかを落とす、手もここで洗わなくちゃ。

意外と滞りなく作業はすすむ。台所と風呂を何往復もするけれど。
うちはちょっと前まで水道来てなかったし、
冬の朝は凍って使えないこともあるし。


「電気がなかったら洗濯はどうする、石けんがなかったらどうする」
「ガスがなかったら料理どうする」「灯油が買えなくなったら」
「お米が手に入らなくなったら」・・・・

じつはここ最近こんなことばかり考えている。
結構近いうちにこういう状況になるだろうなと思うからかな。
田舎に住んでるとなんとかできることがある。
今からそれを楽しめるうちにやっておきたい。



完全版下に挑む!!

2008年05月20日 | 日々のつれづれ
 来月は初の夫婦そろっての展示会。
ほんとうはGWあけた頃にDMを注文しなければいけなかったのだけれど
「作品できてない」ということで撮影もできずのびのびになっていた。
お尻に火がつくまで取りかからないB型の夫婦はこまる。

さてDMですが。
今まで画像はこちらで作って住所面は印刷屋さんに適当に作ってもらっていた。つまり版下はお任せしていた。
これだと撮影代が節約できて、印刷+版下代=2万弱(おおよそ)。

今回この版下をこの時間のない中チャレンジして経費を浮かそう!そう思ってしまった。(注・わたしは自分で一応なんでもやってみたがりです)
紙はあんまりいい紙を選ばなければ 入稿して版下チェックが済んで5日後にはこちらにもうDMが届くというスピーディーさ!
(印刷屋の回し者か)費用は一番安くて7400円。

←知人宅から本もたくさん借りました。でもどこから読んでいいのかわからない!

しかし思ったようにはいかない、当たり前だ。
だってこのIllustratorというソフトには初めて手をつけるんだから。
でもこれじゃないと印刷屋にデータで渡せない。なんとしてもやらねば!
すごい時間と試行錯誤の末、一度完成して、印刷屋にメール添付して送稿する。
しかーし!「データ不備のため送り返し」(泣ほんとうに泣)。
さらに時間をかけ作り直して再送稿!もう直接印刷屋の相談窓口に電話して聞いたり、友人にわからない~とFAXしたり。
(この最中素焼きもしてたけどこういうときに限ってバーナーがすごい調子悪くて灯油が漏れて引火。泣きっ面に蜂とはことのとよ)

あんまりザンバラ髪になってやってるわたしに夫は
「ねえもう版下頼もうよ」。なにをいまさら。やるのだやりあげるのだ!
しかしこの版下作りの間、本業の焼き物の方がまったくおろそかになってて本末転倒じゃないか、という指摘もありくくく。

やっと入稿完了のメールをもらったときは叫んでしまった。ヤター!
高校に合格したとき以来のうれしさだった。
さて、DMの出来の方はシロートの作ったものなので堪忍して下さい。
後日ここのブログにupしますー。


おまけ-----------------
遊びにきました。お隣の子。
         コドモ同士で「なにしてるの~?」ってかんじ。
         

祭りが終わった~

2008年04月15日 | 日々のつれづれ
 日曜日、祭り当日。朝7時に家を出てわたしは婦人部の集まり、
お父ちゃんは余興の準備。
こどもも一緒にハッピを着て花笠かぶって出発。
長い祭りの一日の始まりだ。

      
おしりかじり虫(自作)をかぶって子どもたちと練り歩くお父ちゃん。
まず第一の集会所で御神輿のおはらい、それぞれ練習して来た踊りの披露をし、そこから2キロあまり離れたお宮まで列を組んでゆ~っくり歩く。
歩く途中にも「道行(みちゆき)」という扇を持った踊りをしていく。
曇天だからよいものの、もう10時半にはヘロヘロに。
慣れない着物ということもあるけれど、ず~っと立ちっぱなしで
座るところもないし、帯の下に巻き付けてあるタオルが蒸さる。

お昼過ぎ、お宮の鳥居あたりからこんどは「ノーエ節」という踊りをしながら列は進む。
すべての踊りの奉納が終わったのは3時半(そう、すべての踊りは奉納なのだ)。
もう髪はぼさぼさ、顔は油でギラギラ、お父ちゃんはおしりかじり虫の被り物の中でさらに蒸されてニオイがする。
しかし終わった、これで終わったのだー(次は4年後)。


いままでわたしたち夫婦は、仕事も自由業で、核家族で、自分の時間をたーんまり持って日々過ごして来た。それを当たり前だと思って来た。
しかし今回祭りの委員長に父ちゃんがなり、わたしも婦人部に入り、
夜は誰かが集まりに出ていて、ゆっくりごはんを食べる時間も取れず
仕事も半分以上できなくなって、こんなに自分たちの時間を取られる自体に呆然としてしまった。

終わってから思うことは、自分たちだけの時間に固守するってことはどーでもよくなってきてるってこと。
笑ってしまうくらいに。



私たち家族は自分たちの親とは離れて住んでいるし
自分たち以外のために時間を使うということがほとんどない毎日。
むかしの日本の家族はおじいちゃん、おばあちゃんも一緒に住んでて
自分のこと以外に農作業やら家の手伝いやら、他の家の手伝いやら地区の作業やらで、ほんと忙しかったんだろうな。
さいしょはわずらわしいと感じていたこういうことの
大事さみたいなものをちょこっと教えられたお祭りでした。
(しかしこんな祭りが毎年あったら勘弁して下さい、なんだけど。)




祭りが近い

2008年04月11日 | 日々のつれづれ

今週末はこの地区のお祭りがある。
4年一度、この祭りの担当が集落ごとに回ってきて、今年がうちの入ってる集落の当番。これを「燈元(とうもと)」(地が違うかも)という。

お父ちゃんはまだ40代なのに50代でやるはずの「余興委員長」になり、
頭を抱えていた(祭りの燈元も初めてなのに~)。
余興では「おしりかじり虫」を踊ることになり、まずうちで毎日練習(わたしも完全マスター)。
夜は踊りをメンバーに教える。
わたしも婦人部の踊りがあって、踊りの先生が来るから教わる。
この地区の踊りも覚えねばならないし。
こうして2月半ばから始まった祭りの準備練習ももうじき終わる。


←晴れ舞台を待つおしりかじり虫のかぶり物(うしろ姿)。
お父ちゃん苦心の作あってよくできている。




夏の気分

2008年04月08日 | 日々のつれづれ

先日、近くのスーパーで助六、ビールなどを買い込み
小高い丘(城跡)のさくら公園に行った。
桜はほとんど咲いていない。でも春らしい生温い風が吹いてて
心地いい中、昼ビーしてそそくさ帰って来た。
今年はこちらは春がゆっくり目だと思う。


ふらりと駅前の古着屋へ寄って
買う気はなくて店内をかるーく物色。
ああ、でも夏物がたくさん入ってるんだー
ああ、Tシャツかあー
ああ?300円!てなことで4枚購入。

黒・プチバトー ハイティーンサイズの小さめのもの
紺・AS KNOW AS のインディゴ染め これも小さめ
グレー・左袖にハサミで切ったような小さな穴が空いてるけど気にしない。
水色のギンガム・七分袖のスモッグみたいなシャツ ノンブランド

しめて1200円!ああ、だから古着はやめられない。
急に夏が恋しくなってきた。
半袖が着たい!焼酎お湯割りじゃなくてビールがいい!



今年の花粉対策

2008年03月24日 | 日々のつれづれ
 ♪わたしの花粉症はー突然やって来てーすぐにすんでしまったー
となればいいのだけれど、すぐに済ませるにはそれなりにいろいろやらねばならない。

一度くしゃみ鼻水の発作が出てしまったら大変。
いやいや市販の抗アレルギー薬を飲む。
これで発作を一旦止める。
さてその後。。。


まあマスクなんですが、
最近はみなさん不織布の使い捨てマスクを使ってみえる。
今までガーゼマスクしてたんだけど、こちらも使ってみたら鼻梁にフィットするし蒸れないしいいカンジ。
ただ使い捨てってところが性に合わず洗濯して使い回ししてる。
ああ、「もったいないばばあ」だなあ。(「もったいないおっさん」か。)


長期愛用していた鼻洗浄ポットが壊れ
代わりに100円ショップにてソース入れを購入。
汚い話でなんですが、これだと鼻水がこの容器の中に逆流することもありなかなか難しい。


ヨーグルトも花粉症にいいっていうけどわたしにはどうも…。
カラダが冷えてしまうみたいで。
でも食べちゃうけど。塩か醤油でも足さんといかんかしら。

仕事場は霜道

2008年02月18日 | 日々のつれづれ
袋の中身は粘土。日向ぼっこ中。

ここのところ朝の冷え込みが厳しく、朝こどもを保育園に送る8時に-4℃(もっと寒いところはあるでしょうがわたしにはこれでもかなりこたえる)。だから早朝は-7℃くらいかな。


うちが建っているところは地元の人にきくと「霜道」らしい。
早朝この霜道に沿ってカーテンのように霜がすーっと降りてきて
「右半分は霜が降りてて左半分は何ともなってない」っていうことがになる。これを知ってないと、種を蒔いたばかりの作物がやられる。
この霜道が完全にかぶるところにわたしのちいさい仕事場がある。

だから気をゆるすと粘土も凍る。
芯までガッチンコです。こうなるとなかなか溶けない。
おひさまにお任せする。


作品のほうは凍るとすべてがパーになるので厳重に梱包。
断熱ボードで小さい室をつくり、中に作品をのっけた板をならべる。
それを大きいビニール袋でくるみ(過乾燥を防ぐ)キルティング布をかぶせそこに電気毛布をのせる。段ボールをかぶせたりもする。
電気毛布は乾燥し過ぎが難点だけどコストが低いから助かる。
室の側面からまた毛布とエアキャップをかぶせこれで一段落。

この室でも作ったものが割れることがある)。
過乾燥と少しのスキマから風がひゅっと入りこんだみたい。
どれだけ皿を割ったか、そういうことは考えない。
考えるとどつぼにはまるから。