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チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

この冬のそら

2008年02月13日 | 日々のつれづれ
←ここ最近一番降った日
 これくらい降るのはめずらしくないんだけれど、たまのことだから右往左往する。
普段乗る車はスタッドレスタイヤを履いているけど四駆ではなく
これで出かけようとして途中断念し軽トラに乗り換え。
このまま車を乗り換えなかったら遭難するところだった。
ふと、ドラマ「北の国から」で東京からきたおばさんと純が
大雪の中車が動かなくなり馬に助けられるという話を思い出す。


次の日は一転してぽかぽか。
しばれたカラダを陽に当てるネコら。日光を味わってるカンジ。
ニンゲンもそうします。洗濯物も。


そして昨日の夕方、笠置山から黒い雲が手を伸ばすように
どわーっと伸びてくる。それと同時に強い北風が吹きはじめる。

今朝はばっちし霜柱。
仕事場内の粘土も凍っていました。
ファンヒーターで溶かさないと仕事できません~。




しばれる-しばれば-しばれ~

2008年01月15日 | 日々のつれづれ


ここんところ、しばれる。
うちは朝ぐーっと冷えこむ。



家の脇の湧き水が出てくるあたり。
このつららはまだ小さいほう。

 ねこじゃらしもばりばり。

仕事場の中のバケツの水が厚く凍ってます。
作りかけの器は電気毛布でくるんであるから、たぶん大丈夫。

 と思ってたらキズ入ってたー。

芋でなくフライパンを焼く

2007年12月12日 | 日々のつれづれ
 昨日は朝9時から小雨が降り出した。
こういうときにはすばやく焚き火。
本当はやってはいけないんだけど、裏山にどんどん生えてくる竹を切っていたら、燃やさないとおっつかない。

乾燥しているこの時期に燃やすのは非常に危険なので、雨降りの直前か、雨の降り始めに火をつける。
雨が降りすぎると竹がぬれちゃうからダメだし、このあたりのタイミングはむつかしい。

今日の焚き火で焼いたのはフライパン。
揚げ物用のフライパンで真っ黒アブラがこびりついてる。
こういう状態のものは焼ききって、油を飛ばすのが一番。
昔はバイト先のキッチンで勝手にオーブンに入れて焼いていた。
でも家庭でこれをやると煙がすごいし油臭くなる。
そこで外で焼くことに。

 

フライパンについてる取っ手をはずして
鉄部分だけにして焼くこと30分。
買った当初のようにきれいになりましたー。

焚き火は楽しい。でも何もかも燃やしたくなる恐ろしい衝動が。
ホメオパシーでいうところの「ヘパソーファー」。
寒がりもここまで来るか?


同居人でした

2007年12月09日 | 日々のつれづれ
        
 今日の恵那山は天気がよかったのに雲に覆われて見えませんでした。
山頂には雪が積もっています。



10年と少し前、常滑に暮らし始めた頃、神戸の知人から「犬を預かってくれないか」と頼まれた。この年の冬には震災があって神戸にいる友人たちは家や命は助かったけれど、いろいろな面で被災していた。

常滑の家は庭も広い一軒屋だしーと軽く了解したものの、犬といってもただの犬ではなく「確実に自分が人間だと思ってる犬」で、しゃべったりするやつだった。
15キロ以上ある体格だから散歩も短いと怒るし、よその飼い犬とケンカもするし、座敷にあげろとうるさかったし、わたしが寝ようと思ってベッドに行ったら枕に頭して寝てたり。一度なんて玄関のガラス戸を破って外へ出ていたこともある。


この頃には思わなかったことだけど、このスケザエモンという変わった居候のおかげで、わたしとつれあいは夫婦になる前のケンカの多い時期を超えてきたのかな、と。この頃はほんとにお金がなくて(今もそうですが)夫は仕事場を借りて独立したばかり、二人とも精神的に揺れてばかりいた。この犬の飼い主も不安定な時期だったのかしらないが、しょっちゅううちに泊りに来ていた。


犬ひとりといえど、とても大きい関わりだったと思う。
うちに来てこういうミョーチキリンな模様の犬を見たことある人、少なくないと思う。
スケザは20年生きて、12月7日逝きました。
ココロからありがとう、です。

鋳物鍋考

2007年12月05日 | 日々のつれづれ

赤い鍋、母がお嫁に来た時買ってもらったものらしい。
だから40年くらい前かな。
当時はこれでロールキャベツばかり作っていたそうだ(それしかできなかったから)。
幼い頃から見慣れた、馴染み度の深いこの鍋を
わたしは自分の生活を初めた頃もらって、ずっと使っていた。
薄いけどホーローなので、酸味のあるものをたくさん煮るときに使う。ジャムやトマトソースとか。
でも今年の夏、とうとう焦げつき癖が取れなくなって塗料がはげてきた。
そろそろお別れなのかな。ちょっとさみしい。
塩をふって、「おつかれさまでした」。


後継者は本当はル・クルーゼがほしかった。
でもほしいのは4ℓ入る大きい鍋。定価で3万円以上、オークションでも15000円下らない、中古でも8000円くらいはする。
鍋にこんなにお金はかけられん。


そこでヤフーオークションで「なんちゃってクルーゼ」発見。
値段もクルーゼの10分の一。
鋳物でかなり重たいしたくさんはいる。

これでいいじゃないか!充分だ!期待して鍋を待つこと5日間。
しかし送られてきた鍋は、フタがきちっとしまらない。
微妙にフタがゆがんでいるのかガタガタいうし、スキマも空いてる。
がっくし。
そこで製造元に電話して送り返すことになった。
そこは製造元というよりも企画して製品は中国で製造している会社。
「もしかしてこういうトラブル、多いんじゃないかな」と
ふと思ってしまった。

価格がしっかりしてる製品と安価な製品。
経済的にゆとりはないけど、ほんとは価格、質ともしっかりしたものがほしい。そしてながーいこと使いたい。
少しずつそういう選択ができるようになりたいなーと思ってはいるんだけど。。。



←あっとおどろくタメゴロウ~

わたしの出どころ

2007年11月27日 | 日々のつれづれ
この連休、わたしは実家の両親と子どもとともに
この辺りをフラフラしていた。


名古屋栄にある御園座近辺、御園通り。
最近少なくなった名古屋弁のネイティブがそこここで聞かれる。
歩いている人は50~60歳くらいが多い。
「まーじき、昼だでな」。老夫婦が東寿司本店に入っていく。
わたしたちもあとに続く。
ミシュランとは程遠い寿司やだけど
酢飯の塩梅や卵の味付けなどはすごく好み。懐かしい味だし。
お寿司を運んでくれるおばちゃんたちもすごいネイティブ。
店の様子が変わったことを父がいうと(当たり前だ、50年以上?経ってるし)
「世の中も変わるし、店も変わるわ」とおっしゃっていたのだが
このイントネーションがゼツミョー。お伝えできないが。


名古屋におしゃれな人はいない。


 
御園座から歩いて5分くらいのところ、
錦通りの、ガラス張りの建物の一部に父の実家があった。
わたしはほとんど覚えていなかったけど。
母はお嫁に来た当初、何もやることがなくて
よく街中をふらふらしていたそうだ。
実家は商売をしていたから、ほんとは忙しかったと思うんだけど。





新顔 ぴよちゃん

2007年10月23日 | 日々のつれづれ
とうとうレガシーちゃんとさよならのときがきた。

予定よりも早くその時は来た。ブレーキが壊れてしまって、たまにだけど効かなくなってしまった。修理は10万以上かかるという。
しょうがないんだけどでも悲しい。
別れ際によごれを拭いて車体に塩をふった。いままでありがとう。

今までも何台かと別れてきたけれど、やはり別れはつらいもの。
とくに私たちの乗るクルマは無料でもらったとか、10万円ぽっきりとかだから、わたしたちが手放したあとは廃車になることばかり。
クルマも泣いている。「もちょっと走りたかった」そうかそうか。
よく走ってくれた、おつかれさんだったね。


こちら新顔「ぴよちゃん」
低燃費、価格が低い、荷物が積める、長距離乗って疲れない…などの諸条件をまあまあクリアして決定したファンカーゴ。
レガシーちゃんの分まで長生きしておくれ。

ゲゲゲの中秋

2007年09月28日 | 日々のつれづれ
      
 昨日のお月見は少々おどろおどろしかった。
雲の切れ目からたまに白く光った月が見える。
こういう日、猫は集会を開いたり、妖怪もどこかで集っているのだろう。



←ここんところ急激に増えている裏山のきのこ
どんどんはえてくる。食べれそうでこわい。

夏の終わり~

2007年09月12日 | 日々のつれづれ
      
♪な~つのお~わ~り~(甲高い声で鼻に抜けるように歌って下さい。)
このサイダー手のひらに納まるくらいのかわいいサイダー。
常滑の「ソノリテ」で購入。
余分な甘みはなく、量も「ああ、おいしかった」って思える量。
秋の日差しは痛いけど(空気のよいところ=紫外線もつよい)
空気は乾いていてきもちいい。午前中の休けいは外でサイダー。

ゴーヤの季節も終わり。
というか、うちでは収穫はなかった。見物で終わり。
これまた親指大のゴーヤ。ゴーヤ姫。
肥料が少ないんだろうな、と分かっていても化成肥料はいやだししょうがない。
いつかは土が肥えて大きい収穫物が採れるのだろうか。





秋風がここちいいのか寝てばかりチー。しかし遠目に何のどうぶつだかわからない。葉巻?


うちのモノの価値観

2007年09月07日 | 日々のつれづれ
 東山動物園に行ったついでに数ヶ月ぶりに大須に足を伸ばす。
ここ最近足が遠のいていたのは、好きだったフランスの古着屋が
店を様変わりしてしまったことと、「米兵」(中古なんでも屋)の
カジュアル服が面白くなくなってしまったから。

 
とかなんとか言ってても行けば眼が光り、手は服をかきわける。
今回は量り売りの古着屋だけだけど。
左のパンツ(丈を短くしてヒモを替えました)1円/gコーナーで
275円。左タンクトップ3円/gコーナーで240円。
こちらはこのメーカーのもので、これはわたしが
20代前半の頃よく買っていたところ。シンプルなデザインで生地もよかった。まだあるのかな。この生地は麻。少々色落ちしてる。
わたしや夫は仕事柄、服がよくくたびれる。
古着の、それもデパートやセレクトショップで売ってるようなものがうちでは一番需要がある。ユニクロはどうも性に合わないらしく、下着くらいしか買う気にならない。もう1000円超えると買う気が失せる。でもたまに「これは長いこと着れる」というものを買う。たまーに。一点高価主義、なんつて。

  
 先日、夫からもらった i pod shuffleの反応がなくなった。
壊れたみたいだ。一ヶ月使ったくらいなのに。
どうやらバッテリーが死んでしまったらしい。
これを交換すると6000円以上かかる。(それは元値を超える)
うーむ。修理に出すのか出さないのか、考えてる最中。
家電、パソコンって買って壊れないうちに次の新型を買うという
そういう流れが今の一般的な考え方みたいで、うちはついていけない(経済的にも)。できれば直し直し使っていきたいんだけど
メーカー側がそれを阻むような製造方針をとってる。
くるしい。うちはくるしい。経済的にもだけど気持ち的にも。

←大須、仁王門湯の犬(デブ)