トンネルの向こう側

暗いトンネルを彷徨い続けた結婚生活に終止符を打って8年。自由人兄ちゃんと天真爛漫あーちゃんとの暮らしを綴る日記

自分が嫌になった

2011-01-30 18:30:40 | ポエム
自分が馬鹿すぎて嫌になることないですか?

お兄ちゃんの受験の何日も前から動揺してしまって、
お兄ちゃんがちょっと咳をすれば、インフルエンザなんじゃないか。

おなかが痛いと言えばノロじゃないか。

2週間前から平日の友達との遊びも禁止して、
週末もどこも出かけずひたすら家に篭り、
無事に無事に終わって欲しいと願うばかり。

考えるのは悪い事ばかり。

自分はこんなに心配性で馬鹿なんじゃないかと思ったり。
なるようになると開き直りたいのに心が晴れず。

いよいよ明日と言う日に、『あ。先生に学校休むと連絡帳に書こうと思いつき、
○日は受験日の為休みます』と当たり前の事を書き、
会社に着いて、○日を1日前の日に書き間違えた事に気づき、
先生が心配したらいけないと仕事をしながら考えていたら、いてもたっても
いられなくなって、仕事中に学校へ電話した。

校長先生らしき人がでて『お待ちください』と言って保留音になって
しばらくたっても誰も出なくて。。。ハッと気づく
『あ!今授業中だ!』と気づき、連絡帳の日にちを間違えただけの事なのに
授業中に電話して、先生だって『何事だろう』とビックリした様子で
電話にでた。

『すみません!今、授業中でしたね。私、連絡帳の日にちを書き間違えて
慌ててしまって』しどろもどろ。。。

『はい。。。授業中でしたね。日にちは間違っていましたね。』と神妙に言った後
細かく持ち物とか、出る時間とか、色々説明してくれた。

よっぽど舞い上がっているんだなこの母ちゃん。って思われたかと思ったら
本当に恥ずかしかった。

気をつけなくちゃ!って
少し落ち着かなくっちゃって何度も自分に言い聞かせたのに。

いよいよ受験の日に面接を受けて、聞かれてる事は分かるんだけど
自分の話していることが全然頭に入ってこなくて。

試験官の無表情の顔が『そんなこと、聞いてねーよ』って言っているように
見えてますます頭は真っ白に。

『それではお母さん。最後に何か学校への要望や聞きたい事はありますか?』と
聞かれて、最後なんだから、少しでも良い事言わなくちゃと考えて
『作業中心の授業の他にこちらの学校では力を入れている教科みたいな
ものはありますか』(って言いたかったけど上手く伝わらなかったらしい)と言ったら
突然試験官の顔色が変わって

『そういう事を聞きたいのでしたら、専門のお答えをできる人をお呼びしますが
聞いて行かれますか? 』と言われ

何か悪いことでも言っちゃったんだとパニック状態になって
『いえ。別に、そんな特別に聞きたいとか。。。』

『遠慮せずに呼んできますから』と恐い顔で言われ
『はい。。。すみません。お願いします。。』といったら

これまた恐い顔した人が入ってきて
『何か、特別な事が聞きたいとか。。』

『いえ。。その。。ただ、働く作業の他に働く為のコミニュケーションの取りかた
なんかのそういう。。。授業もしているかなってちょっと興味があって聞きたかった
だけなんですが。。。』

『あー。そういう事でしたらうちでは云々』と説明してくれ
『特に特別な事を受けさせてくれという要望ではないのですね』

あー。そういう風に取られたのかと始めて気づき、本当に余計な事を
聞いてしまったと深く反省してもう一度聞きたかった事をゆっくり説明して
決して批難したわけじゃないとお詫びして面接が終わった。


面接が終わった後、同じ学校のお母さんに言ったら
『合否に関係ないって言ったから私、リラックスしちゃって、『どうして、うちの学校を』って聞かれたのも『近いから』って答えちゃった。(笑い)』

そんなんで良かったの?って愕然。
なんか特別な事を言わなくちゃっていつもの見栄とプライドで結局墓穴を掘ってしまった。

親の面接は合否に関係ないって言ったけど、教頭先生まで呼び出して面接したのって
私くらいしかいないだろうな。。。

しかも大した質問でもなかったのに。

あーー。
本当に。私ってばか!