Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

イエズス様はこう思われるでしょう「マリア様がいるから、日本の全てを赦そう。この国を守ってあげよう。この国の人々を保護しよう。」

2020年07月21日 | プロライフ
2020年7月12日(主日)聖霊降臨後第6主日のミサ

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父ミサのお知らせ(大阪)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

愛する兄弟の皆さん、聖母の汚れなき御心聖堂にようこそ。

1つだけお知らせをさせて下さい。

7月24日、スポーツの日、国民の祝日には、私たちはマーチ・フォー・ライフを行なおうと思っています。ファチマのマリア様も一緒に、大阪の市役所から御堂筋を1時間ほど、ロザリオを唱えながら、命の為の行進をしようと思っています。

なぜかというと、日本では、日本の公式の統計によると、例えば2017年には1年間の間で、16万4621名の赤ちゃんが、全く罪を犯さないのに、全く何の責任もないのに、お母さんのお腹の中で安らかに生きていたのに、殺されてしまいました。

日本で一番大きな死因というのは、ガンでもなく、交通事故でもなく、火事でもなく、コロナでもなく、その他何でもなくて、こうやってお母さんのお腹の中で、罪の無い子供たちが亡くなっていることです。

それで天主は、聖書によると、「罪の無い人の命の血が流されたら、私はその血の要求をする」と「必ず正義の要求がある」と書かれています。「罪の無い人の命を殺害するということは、天に復讐を叫ぶ罪である」と言われています。

もしもこの償いを誰かがしなければ、ミサを捧げて、あるいはお祈りをして、犠牲を捧げて、その罪の償いをしなければ、誰かの血が流されるということになってしまいます。つまり戦争が起こったり、コロナウィルスが終わらなかったり、あるいはますます多くの方がその罪の償いとして捧げられなければならないかもしれません。

その昔、ソドムとゴモラという所で、自然に反する同性愛の罪が行なわれました。これは天主の最も憎むもので、天主はこれに耐えきれずに、「もうこの街を滅ぼしてしまおう」と思いました。そこの街は最も豊かで、土地が肥えていて、美しい街でした。でもその罪のある所は、そんなものはどうでも良かったのです。「滅ぼす」と、「天から火を降らせる」と。

そこでアブラハムは言いました。
「お願いですから、もしもそこのソドムとゴモラに50名の義人がいたら、その50名の為にこの何万人を滅ぼすのですか?この50名の為に、どうぞ容赦して下さい。」
「よし、容赦しよう。」
アブラハムは、「もしかしたら、10名足らない40名かもしれません。そしたら、40名に10名足らなかったが為に滅ぼすのですか?」
「OK。」
「30名かもしれません。」
「分かった。」
「20名かもしれません。」
「分かった。」
「10名かもしれません。」
「10名の為に、滅ぼさない。」

ところが、足りませんでした。ソドムとゴモラは10名にも足らない、義人が足らなかったので、その為に滅ぼされて、今でも姿はありません。

私たちはもしかしたら、足りないかもしれません。そこで、マリア様と一緒に来てもらって、「私たちは足りないので、マリア様を御覧になって下さい。」「どうぞ憐れんで下さい。」「罪を赦して下さい。」「どうぞ、どうぞこのマリア様に免じて勘弁して下さい。」

御堂筋をマリア様と一緒に、命の行進をしようと思っています。そうするとおそらくイエズス様は、マリア様を御覧になって、「マリア様がいるから、日本の全てを赦そう。」「この国を守ってあげよう。」「この国の人々を保護しよう。決して私は罰することはない」と仰るに違いありません。

ですからこの日に、スポーツの日には皆さんいらっしゃって、マリア様と一緒にマーチ・フォー・ライフに参加されることを是非、是非、是非、お願いしたいと思っています。特に小さな子供たちも一緒に来て下さると、非常に嬉しく思います。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





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