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待降節第1主日の前の土曜日に、生まれてくる全ての命の為のミサ

2020年12月18日 | お説教・霊的講話
2020年11月28日(土)聖母の汚れなき御心の随意ミサ(生まれる赤ちゃんの為のミサ)

聖ピオ十世会司祭 トマス小野田神父説教(東京)

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。

このミサは、ベネディクト十六世の提案によって、待降節第1主日の前の土曜日に、典礼暦年の終わろうとするその土曜日に、生まれてくる全ての赤ちゃんたちの為に、その意向で、その命が生まれる為に、ミサを捧げています。

特に、日本での主要な第一の守護者である「聖母の汚れなき御心」のミサを、赤ちゃんたちの為にも捧げる事ができて非常に嬉しく思っています。

そしてその一人一人の、たとえ見えなかったとしても、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、ちゃんとお母さんとは独立して、人間として生きています。

全ての赤ちゃんたち、その命の大切さを御存知の皆さんが、このミサに与って下さって、赤ちゃんたちに代わって、感謝を申し上げたいと思います。

またマリア様に代わって、イエズス様に代わって、そして赤ちゃんたちの守護の天使たちに代わって、心からの感謝を申し上げたいと思います。

この一人一人の生命は、「永遠の命」を受ける為に、この世に生まれようとしてきています。永遠の命が懸かっている、このたった一度の人生です。

一度だけの生まれ変わりのない人生ですから、守ってあげなければなりません。もしも私たちが守らなければ、誰が赤ちゃんを守る事ができるでしょうか。

イエズス様は、「最も小さな者にした事は、私にしてくれた事だ」(マテオ25:40)と仰います。皆さんはこの為に大きな報いを必ず受けます。この祝福を受けて下さい。

そして日本では、10万人以上の赤ちゃんたちが毎年、命を落としています。生まれてくる6人に1人が殺されています。ですからこの命が守られますように、マリア様にお祈り致しましょう。

そして日本が、命を大切にする、永遠の命の為に開かれた国となりますように、お祈り致しましょう。

聖父と聖子と聖霊との御名によりて、アーメン。





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