アヴェ・マリア!
ダ・ヴィンチ・コード:世界の反応
★フランス★
2006年6月1日 「ル・ジュルナル・ド・ミロ」紙
聖伝のカトリック信徒は「ダ・ヴィンチ・コード」に反対する
「ペピニエール通り、映画館の前の主日」
約30名の聖伝のカトリック信者らが、映画「ダ・ヴィンチ・コード」に反対して祈りのデモをした。
祈りと跪きで、聖ピオ十世会のこれらの聖伝カトリック信者らは「ダ・ヴィンチ・コードによる、多くの憎悪と虚偽と様々な誤りを前に不満」を表明することを意図した。・・・
「キリスト教徒は、祈りとともにポスターやビラを配ることによってキリスト教を守らなければならない。それは、現代の宗教的無知の時代において、このグノーシスのおとぎ話は多くの人を騙すかもしれず、その危険について注意を喚起するためだ。」と、聖フランシス・ド・サール修道院長のベルノワ神父は考える。・・・
http://www.laportelatine.org/communication/presse/2006/davincipresse2/presse2.php
★中国★
ダ・ヴィンチ上映中止 中国当局
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060609-00000139-kyodo-ent
より
【北京9日共同】9日付の中国英字紙チャイナ・デーリーは、公開中の人気米映画「ダ・ヴィンチ・コード」の上映が8日で打ち切られたと伝えた。・・・当局の政治的判断による中止の可能性が高い。・・・5月19日の封切り以降、全国で1億400万元(14億6000万円)の興行収入を上げ、外国映画としては歴代2位の「パール・ハーバー」を抜くのは時間の問題とみられていた。
(共同通信) - 6月9日12時57分更新
中国のカトリックは、ダ・ヴィンチ・コード上映中止を歓迎する。
【HONG KONG (UCAN) 】
中国のカトリック教会は、3週間の上映の後、中国大陸ではダ・ヴィンチ・コードが上映中止されることを歓迎する。
この上映中止は、夏の映画ピークシーズンに中国産の映画を優先させるためらしい。また中国内の教会のことを考えて、この映画が社会的不安定をもたらさないための措置とも言われている。
Shijiazhuang(Hebei province)にある信仰出版は、そのウェッブ・サイトに上映中止を歓迎すると述べた。
カトリック情報筋によると「地方のカトリック信者らの怒りと不満は、エスカレートした。中国内のカトリック信者らは、映画館に反対行動をとる準備をしていた。これが地方行政府の注目を惹いた。」
5月18日に中国のカトリック教会司教評議会【Bishops' Conference of Catholic Church in China (BCCCC) 】は、中国の全てのカトリック信者にこの映画をボイコットするよう全国的に訴えていた。・・・
★ローマ★
5月18日、アマト司教(教理聖省秘書)は再び、ラジオ・バチカンでダ・ヴィンチ・コードを告発した。ダ・ヴィンチ・コードの背後に「カトリック教会に対する真の名誉毀損」が潜んでいる。「現代では、ドイツの風刺アニメであったように、教皇様の悪口を言っても罰を受けないでいられる。しかしキリスト教の歴史を捏造して罰を受けないわけにはいかない。」と述べた。
フランコ・パトルノはこう語った。「映画館は青少年で一杯だった。彼らはマスメディアの爆撃を受け、好奇心に駆られ、あたかも自己の存在の目的が達成されるかのように映画館に行った。」
★イタリア★
チェッカーノの2名の司祭が、公衆の前でダ・ヴィンチ・コードの本を焼いた。
★ベルギー★
司教らは、ダ・ヴィンチ・コードの映画を恐れるべきではなく、「宗教的教養の欠如を恐れるべきだ」と言った。
司教評議会は、正確なキリスト教の情報を提供するために一つのウェッブ・サイトを創った。
★フランス★
フランスの司教評議会はそのウェッブ・サイトで、またパリ司教区の青年もその特別のウェッブ・サイトで「ダ・ヴィンチ・コードで明らかにされた真理」を提示している。
ストラスブルクの司教は、ダ・ヴィンチ・コードを非難する宣言を発した。
★カナダ★
司教評議会とケベックの司教会議は、それぞれのウェッブ・サイトで「ダ・ヴィンチ・コードについて、どう考えるか」という問いに答えている。
★白ロシア★
「宗教に関する国家委員会」は映画を禁止した。この決定は首都の3つの主要な映画館の前で上映の日の5月19日に、カトリック信者らがデモを行った直後でなされた。
★インド★
上映の前に「これはフィクションである」という但し書きを付ける要求がなされ、これが義務づけられた。そのために上映が遅れた。
★タイ★
最後の10分の部分が「冒涜的」であると判断されそこはカットされた。
★モスクワ★
この映画は冒涜であると判断された。
http://www.dici.org/actualite_read.php?id=1275
★インド・ニューデリー★
インド・カトリック司教評議会を含めてキリスト教教会は、検閲機関に映画の一部をカットすることを要求した。しかし「ノーカット、編集無し、ただし最初と最後にフィクションであるとの但し書きを挿入すること」とされた。
★インド・バンガロー★
バンガローの大司教ベルナルド・モラスは、全教区で公式に読まれた司牧書簡で、カトリック信者はこの映画をボイコットすべきであると訴えた。
★スリランカ★
スリランカ大統領、マヒンダ・ラジャパクサはダ・ヴィンチ・コードの上映禁止命令を発した。これはスリランカのカトリック司教らの要請に応えてのことであった。
スリランカ・カトリック司教評議会は、大統領に何故緊急に上映禁止命令を求めるかの理由を説明する書簡を送った。
「これは、事実とフィクションとの区別が付かず混乱を引き起こす。これは操作的であり、厭わしく、欺瞞的であり、正しくなく、イエズス・キリストとカトリック教会の姿を不敬に歪めるものだ。・・・」
この書簡で司教らはこの映画は「全く邪悪な考えから」作られているとし、道徳的腐敗の深みを現している、と述べた。
コロンボ大司教区の報道委員長、スリヤナンダ・フェルナンド神父は、スリランカでこの映画が上映された場合「教会が、容易にウソと欺瞞の攻撃対象となっていただろう」と言う。「私たちは何故、私たちの信仰が公に辱められ、信用を失墜させられているのを、何もせずにそのままにさせておかなければならないのか? イスラム教徒や仏教徒が自分たちの信仰を守るためにするように、カトリックも自分の信仰を擁護する権利がある。」
★スリランカ・パキスタン★
カトリック信者らの抗議行動で、スリランカとパキスタン、およびインドの幾つかの州の政府は、上映を禁止した。
★シンガポール★
カトリック信者は、講話会、小冊子、DVD、メールで、ダ・ヴィンチ・コードにたいして闘う。
弁護士でカトリック真理使徒会の会員であるケルヴィン・チアは「ダ・ヴィンチ・デセプション」という題で講演会を開いた。
マルタ騎士会のシンガポール支部では「ダ・ヴィンチ・コード:事実とフィクションとの区別」の小冊子とDVDを5万部つくり、シンガポールの30の教会で配布した。マルタ騎士会は、有益な情報をメールでも流した。
★シンガポール★
小教区レベルでの講演会が開かれた。映画のウソと史実と、信仰の真理についての明らかにする講話会である。
★フィリピン★
フィリピン司教団は『ダ・ヴィンチ・コード』に関する司牧声明を発表。(5月12日付)
A PASTORAL STATEMENT ON "THE DA VINCI CODE"
http://www.cbcponline.net/html/davincicode.html
★ソニー・ピクチャーズ(Sony Pictures)★
次はダン・ブラウンの「天使と悪魔」を映画化する計画。
============
兄弟姉妹の皆様、ダ・ヴィンチ・コードの冒涜の償いのために多くの祈りをお願いいたします。日本の司教様や教会の指導者の方々のためにお祈りをお願いします。
天主の御母聖マリアよ、我等のために祈り給え!
え?! 次はダン・ブラウンの「天使と悪魔」を映画化するの?
もう要らないよ!と思った方、クリックで応援して下さいね。↓
http://blog.with2.net/link.php?269452