Credidimus Caritati 私たちは天主の愛を信じた

2024年から贖いの業の2000周年(33 - 2033)のノベナの年(2024-2033)が始まります

教義の問題、信仰の問題、真理の問題

2011年09月09日 | トマス小野田神父(SSPX)のひとり言
アヴェ・マリア!

愛する兄弟姉妹の皆様、

 「悪魔の最後の戦い」が、最近、三上教授のブログ「けれど」に連載されています。是非、お読みください。

 ベネディクト十六世教皇も言うとおり、聖ピオ十世会は教義の問題を提起しています。

 正に、教義の問題です。正に、信仰の問題です。正に、真理の問題です。

 ルフェーブル大司教がエキュメニズムを受け入れ拒否をしたのは、アシジの精神を拒否したのは、教導権からの明白な教えによるからです。レオ十三世の回勅 Satis Cognitum (1896)、ピオ十一世の回勅 Mortalium Animos (1928)、1949年12月20日のエキュメニズムに関する聖座の教えなどです。

 ルフェーブル大司教様と聖ピオ十世会にとって受け入れられる唯一のエキュメニズムとは、唯一なるキリストの教会、ローマ・カトリック教会への他の信仰告白の成員たちの無条件の立ち帰りを求めるエキュメニズムです。

 カトリック教会は二千年の間、「アシジの祈祷集会」に見る「アシジの精神」のエキュメニズムを拒否し排斥してきたからです。

 私たちは、天主の御助けで、過去の一貫として変わらないカトリック教会の信仰を信じます。もしも、信仰を何も変えない聖ピオ十世会が間違っていたとしたら、過去のカトリック教会は二千年の間間違っていたことになります。そんなことはあり得ません。

 過去のカトリック教会の信仰と教えを捨てて、新しい教えを呑み込めとは、ローマも私たちに従順を強要できません。先ず、しなければならないのは信仰です。

 信仰のために従順があるのであって、従順のために信仰があるのではありません。

 私たちは第二バチカン公会議以後、「従順」の名前によって背教を強要されていました。今こそ、それに目覚める時です。


 至聖なる聖心よ、我らを憐れみ給え!

愛する兄弟姉妹の皆様の上に天主様の祝福が豊かにありますように!!

トマス小野田圭志神父(聖ピオ十世会司祭)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。