モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

サルビア パープルマジェスティ( Salvia Purple Majesty )の花

2007-09-24 08:35:28 | セージ&サルビア

昨日夕方からの天気予報は雨。
咲いたばかりの、パープルマジェスティ、コバルトセージ、ムエレリなどの
セージ(サルビア)を玄関前に移動させた。
一滴も雨は降らず、天気予報というよりも天気占いといいたいほど
見事に外れていた。

本題にはいると・・・
パープルマジェスティを検索すると、まったく違う同名の植物がある。

サルビア・パープルマジェスティ  ミレット・パープルマジェスティ


有名なのは、イネ科の1年草でミレット・パープルマジェスティ。
イネにガマのような穂がつき、全体的に茶系の渋い色をした葉が特色で、
観賞用として人気がある。
玄関前などにあると両方が映えると思う。

サルビア・パープルマジェスティは、ミレットほどではないが、
これから人気が出ると思う。

           サルビア・パープルマジェスティの花


このサルビア・パープルマジェスティは、ハイブリッド品種で
両親は、メドーセージと呼ばれるサルビア・ガラニチカ、及び、
日本ではあまり知られていないメキシコ原産のサルビア・ゲシネリフローラ。

草丈及び開花時期はゲシネリフローラの血を引き、丈が高く、晩夏から晩秋まで咲く。
花の色と形はメドーセージの血を引き、青紫色の受け口状の花が咲く。

摘心をしなかったため、直立一本立ちで2mぐらいまで成長した。
30cmぐらいのところで摘心をしてつめると、枝分かれし、
たくさんの花が咲くそうだが、
花穂は2本だけで、茎の太さが1cm近くはありそうだ。

丈、茎、葉などは、大振りで繊細さに欠け、
セージとしてはめずらしく質実剛健だ。

その花穂に、待ち望んでいた青紫色の花が一輪付いた。
周りの顎も紫色に膨らんでおり、晩秋まで楽しませてくれそうだ。

昨年の10月末、紫色に紅葉するパープルマジェスティの苗を手にいれ育てたが、
屋根の下では越冬できなかった。
今年は、冬場の手入れをきっちりとしてあげよう!



「サルビア パープルマジェスティ( Salvia Purple Majesty )」

・シソ科アキギリ属の半耐寒性の多年草。対暑性は強い。
・流通名ではメドーセージと呼ばれるガラニチカ(salvia guaranitica)と
メキシコ原産のゲシネリフローラ(salvia gesneriiflora)との交雑種。
・ゲシネリフローラは、草丈が2mと大柄。開花期は冬場で朱色の花を咲かせるが、耐寒性は弱い。
花の色をのぞき、この性質を受け継ぐ。
・草丈は、2mまで成長するので、摘心して1.2m程度にし枝数を増やす。
・葉の色は、明るいライム色で、花の色は赤紫。
・温度が低くなると、葉の色は紫色を帯びる。
・冬は地上部が枯れるが、腐葉土などによるマルティングで越冬する。


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