モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

アネモネ・シルベストリスの花

2008-04-01 07:02:57 | その他のハーブ
(写真)アネモネ・シルベストリスの立ち姿

(写真)アネモネ・シルベストリスの花(顎)


アネモネは、キンポウゲ科の植物で、
オダマキ、ヤマシャクヤクなど清楚で可憐な美人系のものが多い。

アネモネ・シルベストリスは、20㎝ぐらいの花茎の先に
4cm程度の大柄な白い花を咲かせる。
5枚の花弁と思いきや、これは、本当の花を守る顎(がく)で
風に揺れる姿は楚々として美しい。

八重咲き、花の色もピンク・青など様々あるが、
シルベストリスは、シンプルで味がある。

アネモネは、
紀元前からある植物で、ディオスコリデスの薬物誌にも記載されている薬草で、
アネモネの根の絞り汁を鼻孔に注入すると頭を浄化するというが、
実践しない方がよい。

ディオスコリデスの薬物誌に描かれたアネモネは、実によく描かれている。
植物画の父といわれるクラテウアスの絵はすごい。

(写真)暗いと顎を閉じる                八重咲きアネモネ(別種)


アネモネ・シルベストリス(Anemone sylvestris)
・キンポウゲ科アネモネ属の耐寒性がある多年草。
・学名は Anemone sylvestris。流通名アネモネ・シルベストリス。
・原産地は、北ヨーロッパからシベリア
・耐寒性は強いが耐暑性が弱いので夏場は風通しの良い半日陰で管理。
・草丈40cm程度ですらっとした茎の先に美しい白い花が咲く。この白いのは花びらではなく顎(がく)です。
・開花期は春から秋で、何回か咲きます。



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