モノトーンでのときめき

ときめかなくなって久しいことに気づいた私は、ときめきの探検を始める。

スイートバジル(Sweet basil)の花

2009-07-17 08:05:20 | その他のハーブ
久しぶりの雨、雨がうれしい時期になった。これで水遣りの時間が減り、朝まで飲んでも安心できる。
それにしても、朝のニュースは自民党の悪あがきばかりが続き、真剣なあがきは美しいが、いい加減にしろといいたいくらい醜さが出てきた。
両議員総会開催に署名した名簿が今朝の新聞に出ていたが、まっとうな人も署名していたようだ。これを防ぐ派閥のドン達は字自体が間違っていて世論に“鈍”なのではないかと思った。長すぎることは知恵が出る一方で“鈍”になるのだろう。

“鈍”達の目が覚めるように今度の選挙で何とか処理して欲しいと思ってしまった。特に森元首相、町村元官房長官の派閥は、森、小泉、安倍、福田と四人の首相を出し、麻生首相を支えている。この十数年の期間を結果としてミスリードしてきたリーダーたちであり失われた十数年の結果責任をとる人たちでもあると思う。この派閥のリーダー達の退場を望みたい。

(写真)スイートバジルの花


さて、気分を変えて、
バジル(basil英語)、バジルコ(Basilicoイタリア語)とも呼ばれる「スイートバジル」は、インドが原産地といわれ、その香りと繊細な味は古来より“ハーブの王様”として愛されてきた。
1753年にリンネによって命名された学名自体が、“気高い香り”、“香りの王様”を意味している。

そのためか、花に注目されることもなく、葉を食するためには花穂が出たらカットせよというのが申し伝えられている。
確かに、花が咲くと栄養分がここに集中して使われるので、葉がやつれる。
が、何と控えめで清潔な花ではないか?

この「スイートバジル」は、抗菌成分がありコンパニオンプランツとしても利用される。確かに、「スイートバジル」のある周辺の植物は虫がつかず病気にもならず元気であり効果がありそうだ。

生の葉は、トマト・ナス・チーズ・ニンニク・オリーブオイルとの相性がよく、王様のような味を生み出すので“オウサマグサ”とも呼ばれる。また“アタマグサ”とも呼ばれ、食べたものの消化を良くし冴えた頭にしてくれるのでそう呼ばれるという。

“鈍”達にプレゼントしたい効果効能を持っているので、今度の選挙が「スイートバジル」になるのだろう。
暇になれば、イタリア料理を作って愉しむのも一考だ。

とりあえず、今日の朝は、「スイートバジル」とトマトのサンドイッチを作ってみよう。

(写真)スイートバジルの立ち姿
        

スイートバジル(Sweet basil)
・シソ科メボウキ属の非耐寒性の一年草
・学名は、Ocimum basilicum.L.。属名は、香りの良いを意味するギリシャ語に由来し、種小名は、ギリシャ語で気高い・王様を意味する。
・英名は、Sweet basil、Common basil。バジリコ(Basilico)はイタリア語。
・原産地は、熱帯アジアで、インド原産と推定される。
・草丈40-50cm、茎の断面は四角で葉は対生し、中心が膨れ上がったような卵形の形状をする。
・開花期は7-10月で、シソに似た花穂を出し白い小花を輪生する。
・料理用のハーブとして使う場合は、花穂が出てきたら開花させずに切り戻す。
・葉にはスパイシーな香味があり料理用ハーブとして人気があるが、抗菌性成分があるのでコンパニオンプランツとしても利用される。
・肥沃で水はけのよい土壌で日当たりの良いところで管理する。
・日本には江戸時代の後期に入ってきて、和名は「目箒(メボウキ)」と呼ばれた。種子を水に浸すとゼリー状になるのでこれで目に入ったゴミを取り除いたことに由来する。
・トマト、ナス、チーズ、ニンニク、オリーブオイルとの相性がよい。バジルビネガー、バジルオイル漬けなどを作っておくと調味料として便利だ。


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