山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

二十六夜山(その2)

2012-07-21 | 山梨の山
赤岩の頂上

赤岩の頂上です。
ここから富士山がみえるハズでしたが、
生憎とこの日は雲の中でした。


ブナの巨木

今度はブナの巨木です。
このような木がたくさんありました。


林道

1度林道にでました。
この先にまた登山道があるようです。


二十六夜山(1)

左奥に見える山が二十六夜山です。
このあたりはまだ新緑がきれいでした。

登山道

登山道が現れました。
ゆっくりと登ります。

ガマズミ

ガマズミです。
春先に咲く花ですが、ここではまだ残っていました。


ナンテンハギ

ナンテンハギです。
葉っぱがナンテンの葉に似ています。
2枚の葉があるのでフタバハギとも呼ばれています。

二十六夜山(2)

二十六夜山の頂上に着きました。
標高1297mの山です。
昼食を挟んで登山口から3時間45分の歩きでした。


ヤマオダマキ(1)

ヤマオダマキが咲いていました。
逆光から撮ってあげました。

ヤマオダマキ(2)

正面からみるとこんな姿です。
花の中の黄色がアクセントになっています。


ノイバラ

ノイバラもそろそろ終わりです。
ここでは2輪だけ残っていました。


説明文

この山の謂れです。
7月の26日の夜、この山で飲食をしながら月の出を
待ったそうです。

下り

しばらくは雑木林の中を下ります。
まだ新緑が残っていました。

仙人水

登山道の途中にありました。
なかなか美味しい水でした。
ペットボトルに入れてお土産にしました。


矢多沢

沢に沿って下ります。
ひんやりとして気持よかったです。


温泉(1)

下りてから温泉に入ることにしました。
「芭蕉月待ちの湯」というそうです。

温泉(2)

アルカリ性の温泉でした。
露天風呂もあり、なかなかよい温泉でした。
昔、江戸が大火の時、芭蕉がここに避難してきた
そうです。
まさか、また芭蕉に出会うとは思っていませんでした。
帰りはタクシーを呼んで大月まででました。
梅雨の真っ只中でしたが、雨にも会わず楽しい山行でした。




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19 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
二十六夜山 (つちや)
2012-07-21 05:11:41
お早うございます
二十二夜はよく聞きますが二十六夜は案内を読んで知りました。
江戸時代の庶民はこんな寄り合いが楽しみだったのでしょうかね。

温泉の後のビールでゆっくりできたことでしょうね。
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二十六夜山 (mcnj)
2012-07-21 07:10:19
そう言う言われが有ったのですか。
江戸時代までは、当り前の行事だったのですね。
十三夜、十五夜、と、合わせて、三つの月待ちの夜だったのですね。
二十六夜の月の出は、夜中ですから、飲み語らって月の出を待ったのですね。
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二十六夜山 (まよこ)
2012-07-21 10:43:48
山小屋さん今日は。
風情ある名前の由来は信仰心からだったのですね。
月光に現れる三尊を拝み平素の願いが叶いますように・・・と待つ月・・ステキですね。

ナンテンハギやヤマオダマキにも出会え 芭蕉にも出会え趣のある山登りでした。
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二十六夜山 (hirugao)
2012-07-21 11:23:48
いい名前ですね~
ほど良い高さでお天気も良く手楽しめましたね。

植物も色々あって丁度山織田舞の見ごろのようですね。

温泉好きの山小屋さん、後は決まりですね。
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Unknown (面の木の風)
2012-07-21 11:23:57
こんにちは 毎回素敵なブログありがとう

山小屋さんも美味しい水はペットボトルで

おみやげに 当方も毎回のことです

明日より我がヘボクラブで遠征です

会員の方が星の森オートキャンプ場のキャビン

一泊の招待券が抽選で当りましたので

どんなことになりますことやら?????

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二十六夜山 (シクラメン)
2012-07-21 16:37:35
変わった山の名だと思いましたが、こんな謂われがあったのですね。↓の昼食に山小屋様素麺を茹でて持って来てられたのに驚きました。山の上で持ってきた素麺は美味しいでしょう。
いつも素敵な山野草の会えますね。
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二十六夜山で、風流さを。。。 (紗真紗)
2012-07-21 17:12:12
山小屋さま^^こんにちは~♪

二十六夜山と、と風流な名前なのですね。
ひょっとして宮沢賢治と関係があるかと
思ってしまいましたが、謂れがよく分かりました。
やはりブナの巨木からは、信仰の力を感じます。
仙人水と矢多沢の水あめのような、お写真がいいですね~!!

垂れて咲くヤマオダマキが愛しいです。
いつもありがとうございます~♪
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赤岩の頂上 (KYR)
2012-07-21 22:28:42
こんばんは。
赤岩の山頂、富士山も見えるのですね。
そういえば長野県の霧ヶ峰からも見え、三重県からも見えるそうです。
二十六夜山、素敵な名前ですね。
「芭蕉月待ちの湯」こちらも名前が素敵で入りたくなりました。
>昼食を挟んで登山口から3時間45分の歩き
…いつも歩いていらっしゃるように見えます。(@_@)
今日も、ありがとうございました(*^-^)ニコ
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Unknown (nao♪)
2012-07-22 02:29:09
このお山、名前とスミレに惹かれて、15年以上前のエイザンスミレの咲く時期に歩いたことがあります。
山小屋さんたちと同じように、トンネルのところまでタクシーで入り、今倉山から縦走しました。
登山道をふさぐくらいのたくさんのエイザンスミレに感激しながら歩きました。
富士山も綺麗に見えましたよ。
途中出あった人は一人だけの、静かな山でした。
あのスミレ、今でもちゃんと残っているのでしょうか?
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つちやさんへ (山小屋)
2012-07-22 07:02:43
二十六夜に月の出を待ってこの山で
宴会をしたようです。
日本人は太陽よりも月を大切にした
ようです。
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