山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

栂海新道(その1)

2010-10-19 | 新潟の山
親不知海岸(1)

栂海(つがみ)新道を歩くコースは幾つかあります。
いずれにしても「朝日岳」がスタートになります。
今回は北陸本線の泊駅から入りました。
ここは親不知(おやしらず)海岸です。


親不知海岸(2)

参加者が3人だったので車で行きました。
北陸道はトンネルが多いのですが、このあたりだけ海に
沿って走っています。

日本海

久し振りに見る日本海です。
右奥に佐渡が見えるハズですが、生憎雲が多くて
見えませんでした。


荒波

時々大きな波が押し寄せてきます。
冬になればもっと荒れることと思います。
最後にこの海岸まで歩いて降りる予定です。
無事に降りられるよう、波に祈りました。

トンネル

泊駅からタクシーでこの日の小屋まで入ります。
このトンネルから先は乗用車が入れません。
手前にゲートがあり、許可されたタクシーだけ鍵を
開けて入れます。

露天風呂(1)

このトンネルのすぐ近くに小川温泉という宿があります。
ここまでは乗用車が入れるようです。
そこからしばらく歩いたところにある露天風呂です。
これは女性専用だそうです。
誰も入っていないようでした。

露天風呂(2)

すぐ手前にもう1つあります。
こちらは男性専用だそうです。
1人入っているのが見えました。
洞窟の奥から温泉が湧いているそうです。


林道

車がやっと通れるような林道です。
確かにここに乗用車は入ったらすれ違いに苦労すると
思います。


ススキ

深い谷に囲まれた山の中です。
ススキが秋を感じさてくれます。
木が赤くなっているのは紅葉ではなく、枯れているからです。
ハッキリした原因は不明だそうですが、ミズナラにだけ
見られる現象だそうです。


北又小屋の看板

泊駅からタクシーで約1時間です。
北又小屋という小さな小屋です。
この日の宿泊者は我々3人だけでした。


滝の入口

時間があったので、近くにある滝を見に行きました。
このあたりでは有名な滝だそうです。
入口には草が生い茂っていました。

ミヤマダイモンジソウ

途中にたくさん咲いていました。
湿ったところが好きな花です。
今年もいろんなところで出会いました。

三段の滝

これが三段の滝です。
入口から10分くらい歩いたところにありました。
なかなか見応えのある滝でした。
しばらく滝の音を楽しんでから小屋に引き返しました。






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31 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いよいよ始まり (地理佐渡..)
2010-10-19 07:00:24
おはようございます。

越後・越中の県境の山並みを歩く
ルートでしたかね。楽しみです。
ミヤマダイモンジソウ。先日ドン
デンでダイモンジソウを見ました。
ミヤマがつくのかどうかはわかり
ませんが、もう本当に最後でしょ
う。ドンデンの尾根づたいでは花
はもう終わっていました。
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長い道のり (kuro)
2010-10-19 07:31:42
始まりましたね。
天気が良くなる予報ですので、
しっかりと歩いて来て下さい。
ハードなロングコースだと思いますが、
2418mから0mまで下るのですね。
三人の無事、完歩を祈念します。
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Unknown (うさこちゃん)
2010-10-19 08:37:13
おはようございます。新潟県ですね。親知らず海岸と聞くと、昔、小説か何かで読んだことがあって、悲しいイメージがしてきました。
日本海というとやはり荒波が浮かんできます。
滝を見に行くのにあの草の生い茂った様子を見ると足がすくんでしまいそうです。
山小屋さんはさすがですね。

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露天風呂 (hirugao)
2010-10-19 09:00:38
おはようございます

新潟県ですか。親知らずは最近目にしておりません。
そろそろ日本海の海も荒れてくることでしょう。
露天風呂はいられたのでしょうか。
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栂海新道 (mcnj)
2010-10-19 10:23:00
白馬の上の北アルプスが、親不知で、もろに、日本海へ落ち込むのですね。
北又川は、黒部の支流になるのですね。
北又小屋からは、川を渡って、朝日岳への登りですね。
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親不知 (つちや)
2010-10-19 10:40:40
こんにちは。

親不知の手前、糸魚川は兄(故人)が居てよく訪ねたものです。
しかし親不知までは、行ったことがありません。
しかし、安寿と厨子王で懐かしい地名ですね。
栂海新道シリーズ、楽しみにしています。
(小生ブログ左サイドバーの“にいがた発「手紙コール」”は甥のHPです。)
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栂海新道 (まよこ)
2010-10-19 11:01:39
山小屋さん今日は。
新シリーズ始まりまた楽しみが増えました。
乗用車を山に入れないのは環境保護に良いですね。

ミヤマダイモンジソウは我が家の園芸種と葉の形がちょっと違うように見えました。
立派な株になって咲いているものですね。

三段の多岐の音が聴こえてきた気がしました。
辺りは植物の宝庫のようですね
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新シリーズの始まり (シクラメン)
2010-10-19 11:17:22
山小屋様又新しいシリーズですね。わくわくします。親不知海岸行ったことがありません。日本海はやはり荒波でしょう。三だんの滝見ごたえありますね。露天風呂もこのような静かな所で入れば一味違うでしょう。ミヤマダイモンジソウ綺麗ですね。我が家のピンクのダイモンジソウ小さいながら咲いてくれました。カトレアの方で近じかアップします。
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Unknown ()
2010-10-19 12:30:17
先日立山の帰りに立ち寄ろうと思っていた海岸です。
生憎のお天気で通過してきました。
冬にも通った事がありますが日本海はどんより鉛色、荒々しい波が立っていたことを思い出します。
山側はまったく知りませんが、タクシーで1時間の北又小屋までとは大変ですね。
三段の滝、見応えがありますね。
洞窟の奥から湧き出る温泉もいいですね。

新シリーズ、今度は安心して見ていられるようです~♪
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Unknown (つれづれに)
2010-10-19 14:18:35
(◎´∀`)ノこんにちは~山小屋さま~♪

拇海新道その1、
地理的なことが解らずまずインターネットで
調べてみました

親不知海岸~の悲しい伝説~海に沈んできていることを改めて想いました。
日本海は波が荒いですね。

ミヤマダイモンジソウきれいですねぇ~
ホーとします(笑)
三段の滝~水も豊か眺めも素敵です。
滝といえばモカさまが浮かびます山小屋さまを紹介くださいましたぁ。
まったく知らない世界を知ることが出来ています。ありがとうございました。
ありがとございました。
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