山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

ネパール・ヒマラヤトレッキング(その4)

2009-01-05 | 海外の旅

ポカラ空港の管制塔です。
後ろに大きな山が見えます。
ポカラは標高900mくらい、霧が多く飛行機が飛ばない時も
よくあるそうです。
気温は20℃くらいありました。




カトイマンズから乗ってきた飛行機です。
小さい空港なので飛行機は待合室のすぐ近くまで横付けします。
歩いて出口まで来て荷物を待ちました。
荷物はリアカーのような物に乗せて運んできました。
出口で車が待っていました。
ここで山岳ガイド、ポーター、コックと合流しました。



ブーゲビリアが咲いていました。
南国の花です。
ネパールは緯度では日本の奄美大島あたりに位置します。
標高が高いので同じ気候とはいえませんが、花は暖かいところで
咲く花がありました。




ポカラから車でナヤプルというところまで入りました。
途中ノーダラという標高1620mの峠を越えました。
時間にして約1時間です。
左が乗ってきた車です。
トヨタ車でした。
ネパールには日本車がかなり多いようでした。
ここからトレッキング開始です。



古い家並みをしばらく歩きます。
なにやら話し込んでいる地元の人がいました。
ネパールには36以上の民族、100以上の言葉があるそうです。
ネパール語が共通語になっています。
英語も多少通じますが、地方ではまったくダメでした。
屋根の上にみえる籠は背中に背負って荷物を運ぶ物です。



街並みです。
天気がよいので道路の出て日向ぼっこをしている人がいます。
靴を履いている人は少なくほとんどがゴム草履か裸足でした。
時々砂埃をあげて車が通りました。






ニワトリが狭いケージで飼われていました。
ネパールでは牛は食べません。
豚は食べるそうですが、見かけませんでした。
肉といえば鶏肉でした。
これも食用にするようです。





しばらく行くと少女が座っていました。
学校を建てるための寄付を募っているようでした。
幾らでもよいというので寄付しました。
日本人にもよく似たかわいい少女でした。



吊り橋を渡って対岸に行きます。
川を渡る時はほとんどが吊り橋でした。
ここは生活道路の一部のようです。




吊り橋の中ほどから川を眺めてみました。
きれいな水が流れています。
山もみえますが、雪はありません。
気温は23℃で春を思わせるような天気です。
ここは標高1070mでした。




大きなバナナの木があります。
青いままのバナナも食後のデザートとしてでました。
少し硬かったですが、それなりに美味しかったです。




道端でヒメツルソバを見つけました。
日本では雑草化して咲いています。
ヒマラヤが原産地として紹介されています。
日本語ガイドは女性でしたが、花に詳しくないようでした。
説明してあげると一生懸命メモしていました。



黄色い実がたくさんありました。
ワルナスビの実です。
日本で見るものよりかなり大きいです。
葉っぱや茎に鋭いトゲがあります。
うっかり触るとヒドイ目にあいます。
動物も食べないようです。
これから少しずつ奥に入って行きます。

最新の画像もっと見る

29 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うさこちゃん)
2009-01-05 09:01:06
おはようございます。たくさんの写真をゆっくり丁寧に見せてもらいました。ヒマラヤの山々が飛行機から見れて幸せですね。いろいろ景色を見せてもらって、感動していますが、山小屋さんが、ネパールへ行かれたというのが、夢のようで、すばらしいです。
返信する
日本人っぽい少女! (marri)
2009-01-05 10:01:14
5枚目の写真、素敵です。
現地の人の日常性が見えてきますね。
日本人の人より、年齢よりか老けていませんか。
近くで見たわけじゃァ無いけど、刻み込まれた皺に感じます。
屋根の上の籠を使っての移動ですね。
皆さんの生活の労苦を感じざるを得ません。
こうして、簡単に、撮って、伝えてくださる貴方の事心から感謝します。こんな記録はどこにも在りませんよ。更に、情の細やかさに加えて、知識の豊かさにいつも感動しています。
年に一度の、ホンネを言わせて戴きました、アリガト!
返信する
こんにちは (フレデリカ)
2009-01-05 10:03:11
素晴らしい景色ですね、町並みもいい感じ、好きになれそうな感じのところです。

民族が多くで言葉も沢山なんですね、若い人達は共通越しか知らない人もいるのかな?

高い山では雪が積もってそうですが、気温は20度くらいあったんですね、丁度いい感じ。

やはり日本の車多いんですね、ここもそうですよ、トヨタの車多いです。

引き続き楽しみにしています。
返信する
おはようございます (おーちゃん)
2009-01-05 11:03:18
立ち話中の婦人とか良いですね
奄美大島と同じくらいだったとは、びっくりです。
楽しくてためになりますね。
毎日楽しみです、といつも同じことを書いてますが
明日また来ま~す
返信する
ネパール (とくさん)
2009-01-05 11:09:05
おはようございます
私たち普通はネパールと言うと、TVで見る事しかありません。
ネパール人は日本人とそっくりで、日本人の祖先かも知れませんね。
中々興味ある写真です、貧しい中に一生県命生きてる様子が分かります。

その点日本人は幸せすぎて、不況で大騒ぎしている姿が滑稽に見えてきました。
返信する
Unknown (ひーちゃん)
2009-01-05 16:28:19
かわいくて利発そうな少女ですね
日本人と共通した顔だちをしています
ブーゲンビリア ヒメツルソバ ワルナスビ
なんだか親近感を感じます
返信する
雪山とブーゲンビリア (よっこ)
2009-01-05 16:34:00
雪山や日向ぼっこをしている所があるかと思うとバナナやブーゲンビリア、ヒメツルソバが元気に咲いていたり不思議に思いました。
でもヒメツルソバは寒さに強いようで庭にはまだ咲いています。
標高差や緯度によるものなのでしょうか・
時間がゆっくり流れているようです。
返信する
ヒマラヤ (まよこ)
2009-01-05 17:14:36
山小屋さん今日は。
いよいよトレッキング開始ですね。
顔を見るとアジア系でホッとしますが
素足で居れるほど暖かいのでしょうか。

ヒメツツソバが咲いていて
これで証明されました。
何よりのプレゼントでした。
我が家もヒマラヤ並みに咲いています。(笑)

ワレナスビまでヒマラヤ産だったのですね。
植物はグローバル化が進んでした。

飛行機からのヒマラヤは流石に
流石に神々しい・・・・。ワンダフルでした。
返信する
豊かな暮らし (noriko)
2009-01-05 17:30:17
決して贅沢な暮らしとはいえませんが豊かな暮らしとはこちらのことを言うのではないでしょうか!
庭先で飼うニワトリ、編んだ篭、込む草履、砂埃、吊り橋、
日本人が置いてきた昭和30年代頃の暮らしぶりとそっくりです。
ゆっくりとした時間の流れを感じます。

ブーゲンビリア、デザートにバナナと標高が高いけど温暖な気候で驚きました。ここから奥に行くのですね~。
返信する
もう一度投稿 (空見)
2009-01-05 17:58:12
わ~、1時間ほど前に入れたコメントが・・やっぱり入っていませんでしたね。最近、こちらでの調子が悪いのです、相性悪いのかな?(((\(@v@)/)))

さてと、上の↑コメントのnorikoさんとほぼ同意見です(手抜き?)私も昔を思い出しました。けど、戻りたくはないですね。
ネパールが暖かいのに驚いて、ヒメツルソバにも驚いて、ワル茄子のでっかいのに恐れおののき・・(爆)
いつもありがとうございます~このシリーズ、ゆっくり見せてくださいね
返信する

コメントを投稿