山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

奥の細道・鶴岡(その1)

2013-10-22 | 街道歩き
※29日は鶴岡市内の散策です。

朝食

ホテルでの朝食はバイキングでした。
玉コンニャクが美味しかったです。

市役所(1)

朝食後、ザックをホテルに預けて市役所に
向かいました。
約30分の歩きでした。

案内図

すぐ近くにこのあたりの案内図がありました。
この日は現地ガイドと一緒に歩くことになっています。
市役所で待ち合わせしたガイドは女性でした。


致道館

最初に訪れたのはここでした。
市役所と道路を挟んで反対側にありました。

説明文

庄内藩の学校です。
中に入ってみます。

表御門

表御門は藩主がお成りの時に使われた門です。
他に藩役人や教職員が出入りした西御門、
生徒が出入りした東御門があります。

聖廟

ここは聖廟と呼ばれる建物です。
正面に聖像(孔子像)が飾られています。


建物跡

この奥にもたくさんの建物があったようです。
現在は敷石だけが残されています。

講堂

講堂の入口です。
「致道館」と大きく書かれた文字が掲げられています。

※致道館とは論語の一節
「君子学ンデ以テソノ道ヲ致ス」に由来するそうです。

市役所(2)

ここから市役所もよく見えます。
屋上の壁に見えるマークは鶴岡市の
マークでツルを表現しているそうです。

広間(1)

講堂の内部です。
始業式などの時には生徒が全員ここに集まったそうです。

広間(2)

ここは御入間(おいりのま)です。
藩主がお成りになった時お入りになった部屋です。
全部で4室ありますが、御居間は賊の侵入を防ぐ
工夫がされていました。

廊下

廊下は狭く、生徒が走れないようになっています。

※この学校は数え年10歳から入学でき、年4回の試験に
合格すれば年齢に関係なく進級できたそうです。
また、勉強も先生が教えるだけでなく、自主的に勉強する
ことを重んじた学校だそうです。




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30 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
庄内藩校 (つちや)
2013-10-22 05:33:56
お早うございます
「致道館」 は立派に管理・保存されていますね。
孔子の教えも入っているようです。
私などここで勉強させて貰ったらもう少しましな人間に ・・・・。
でも教えるでなく自分からとあります。 駄目ですね。

めったに見られないものを見させて貰いました。
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日本中 ( 安人(あんじん))
2013-10-22 06:29:35
山小屋さん お早うございます(*^^*)

これだけ足で歩いて日本中・・

もう知らない所は無いでしょうね

花の名前も詳しい・・

全て羨ましいです

昨日もコメント有難う御座いました
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Unknown (うさこちゃん)
2013-10-22 06:33:13
おはようございます。いつも私が街歩きを
している風景とよく似ています。
同じような所を歩いているような気がしました。
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致道館 (mcnj)
2013-10-22 07:10:17
地方でも、雄藩は、施政の考え方がしっかりしてますね。

人材の育成が国を建てるための基本であることをよく理解していたのですね。

鶴岡は、映画村の街かと思っていましたが、こんな立派なとこっろだったのですね。
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庄内藩 (村夫子BUN)
2013-10-22 07:23:34
4代前は庄内藩士でした。
一度も訪れた事はありませんが懐かしい気がします。

朝食は和食にバイキングだったのかな?
それとも山小屋さんの好みなのかな?
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Unknown (ローリングウエスト)
2013-10-22 08:16:13
鶴岡訪問した時に致道館は実際は行けなかったのでここで十分見させていただき感謝です。
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致道館 (hirugao)
2013-10-22 09:17:59
木のぬくもりが感じられる由緒ある建物ですね。

そのころいかに勉学を重んじていたのかかんじられます。

こうしてきっちり案内していただけるといいですね。
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Unknown (みどり)
2013-10-22 10:10:35
なるほど、生徒に廊下を走るな~と言うかわりに
走れない廊下を作る。最高です。
板目が横になっているもの、グッドアイデアです。
朝食は、和食で美味しそう。バランスのとれた
朝食にうっとりです。紅鮭の色がいい。
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Unknown (Tombee)
2013-10-22 10:52:26
藤沢修平の出身地なんですね。
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致道館 (かなこ)
2013-10-22 11:29:03
山小屋さん今日は。
鶴岡の中心地に昔の勉学の面影があるのですね。
年齢に関係なく学問が出来る場所とは 興味深いですね。
今でもきっと鶴岡市民にはその心意気が残って 勉学に頑張って見えることでしょう。
そういう精神がその後の日本を支えたのでしょうね。

日本各地にあるようですが・・・。

しっとりしたいい雰囲気の建物でした。
知らない世界をありがとうございました。
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