山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

アルプの里(その5)

2011-07-15 | 新潟の山
ヤグルマソウ

小さな花がビッシリ咲きます。
葉っぱが鯉のぼりの竿の先につける矢車に
似ています。


エゾチチコグサ

一般にみるチチコグサよりかなり花が大きいです。
フワフワした綿毛が気持ちよさそうです。
ドライフラワーにして楽しめるようです。

ミヤマオダマキ

オダマキの高山種です。
前回もご紹介しました。
これを改良したのが園芸種として出回っています。
高山植物は高山でみてこそ価値があります。

キンロバイ

初夏から夏にかけて梅に似た黄色い花を咲かせます。
中国の山奥でも見たことがあります。
白い花はギンロバイと呼ばれています。

タニウツギ

まだ咲き出したばかりの花です。
ここではたくさん咲いていました。
最近まで雪が残っていたようです。


ヤエザキカスミソウ

カスミソウは一重ですが、これは八重です。
別名:宿根カスミソウと呼ばれています。
花が1個だけ残っていました。

シコタンハコベ

本州中部以北から北海道の亜高山帯から高山帯に
生えています。
昨年、五竜から鹿島槍に抜ける途中のキレットあたりで
たくさん見かけました。


イワカラクサ

赤い花と白い花が仲良く一緒に咲いていました。
どれも背丈は10cmくらいです。


ホソバヒナウスユキソウ

ヨーロッパではエーデルワイスと呼ばれています。
この仲間もたくさんあります。
花に綿毛が多く、薄く雪を被ったように見えます。


ツルハナガサ

株から細いツルを伸ばして、その先に丸く花を
咲かせます。
株もランナーで増えて行くようです。



オノエマンテマ

花を見ただけではマンテマに見えません。
原産地はネパールや中国四川省にかけてのヒマラヤ山麓だそうです。
このあたりは何度か訪ねていますが、出会いませんでした。
ここで出会うとは思っていませんでした。
カスミソウの仲間だそうです。

バイカイカリソウ

イカリソウの仲間です。
花がウメの花に似ています。
平地ではかなり早い時期に咲き出します。
ここは標高が高いので、遅くまで残っていたようです。
かなり遠くて小さな花でしたが、何とか撮影できました。