山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

アルプの里(その4)

2011-07-14 | 新潟の山
アサギリソウ

千島、サハリンなど北が原産地のようです。
海岸などにも生えていることがあります。
秋に黄色い小さな花を咲かせます。
花より葉っぱを鑑賞するようです。

イワカラクサ

ヨーロッパアルプスのピレネー地方が原産地だそうです。
やはり岩場を好んで咲いているようです。
小さな花ですが、寒さにも強いようです。

カラフトハナシノブ

北海道の礼文島に多く生えているそうです。
高さは30~80cmくらいになります。
やはり寒さに強い植物です。

チシマフウロ

本州北部から北海道の高山に咲く花です。
花の姿はグンナイフウロにもよく似ています。
この花はもう終わりかけのようでした。

ミヤマキンバイ

高山の岩場や礫地に生える多年草です。
花びらの中心の色が濃いのが特長です。
シナノキンバイにも似ていますが、葉っぱが違います。
またシナノキンバイはキンポウゲ科ですが、これは
バラ科になります。

コマクサ

高山植物の女王といわれています。
コマクサは草津白根山が有名です。
花が馬の顔に似ているので、この名がついています。
ピンアマになってしまいました。

キクバクワガタ

クワガタの仲間ですが、葉っぱがキクの葉に似ています。
花が終わったあとにできる種がカブトに似ています。

キヌガサソウ

花に比べて葉っぱが大きいです。
この葉っぱの姿を衣笠に見立てたそうです。

ヒメフウロ

別名:シオヤキソウとも呼ばれています。
全体に塩を焼いたような匂いがするそうです。
雑草化して空き地などにもたくさん生えています。

ミヤマカラマツ

カラマツソウより標高が高いところに生えています。
花は同じように見えますが、葉っぱが違います。
ここでは両方仲良く咲いていました。


ヤグルマギク

ヤグルマソウとよく間違えられる花です。
平地では茎が高く伸びますが、高山ではあまり
伸びないようです。
ここでもせいぜい20cmくらいでした。


ハクサンシャクナゲ

アズマシャクナゲは淡いピンク色をしていますが、
これは全体が白っぽい感じです。
花の中に緑の斑点があります。
加賀の白山に多いので、この名がついています。
一般にシャクナゲは寒さにも強いようです。