山小屋だより

山歩きや街歩き、そこで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、一緒に歩きましょう

赤倉スノーシュー(その1)

2010-03-16 | 新潟の山

妙高高原駅

今月4日~5日、新潟の赤倉にスノーシューに
行ってきました。
信越線妙高高原駅で下車しました。
昨年火打山に登った時もここで下車しました。

赤倉ユアーズイン

駅から迎えの車に乗り、宿に着きました。
今回は男性2名、女性5名の総勢7名の参加です。
なかなか立派な宿です。
オーナーは世界中の山に登っておられる方です。

道路の積雪

道路にはまったく雪がありませんでしたが、
道路脇には2mくらいの雪がありました。
ここ数日雨が多くてだいぶ解けてしまったようです。



早速スノーシューを履いてトレッキング開始です。
スノーシューとはカンジキの仲間で靴の下に履いて
雪の上を歩く道具です。
アルミパイプでできていて、西洋カンジキとも呼ばれています。
今にも雨が降りそうな天気でした。



先頭を歩いているのが、ガイドをして頂く宿のオーナーです。
ガイドはスキーを履いています。
右の女性が今回のリーダーです。
足につけているのがスノーシューです。
深い雪の上でも歩ける優れものです。


雪と雲

これから向かう方向に木が1本立っています。
黒い雲が覆い被さってきます。
気温は5℃くらいです。
風がないせいか、あまり寒さは感じませんでした。

斑尾山と袴岳

歩いている左手の奥に山が見えます。
右が斑尾(まだらお)山、その左が袴岳(はかまだけ)です。
斑尾にはスキー場があります。
白く見えるのがゲレンデのようです。


神奈山と前山

右手にも山があります。
右が神奈(かな)山、左が前山です。
神奈山は標高1909m、前山は1135m、
どちらもどっしりとした姿の山です。



この黒い雲は雨雲のようです。
遠くに渦を巻いた雲がみえます。
何となくアザラシかオットセイの顔に見えました。
ここはまだまだ冬の装いです。




歩いてきた方向を振り返ってみました。
足跡だけが残っています。
このあたりの積雪はかなり深いようです。
雪は雨のせいか、少し重く感じました。


クロスカントリーの跡

2本の線がレールのように続いています。
クロスカントリーの跡だそうです。
ここは踏まないようにとの注意がありました。
同じ跡を滑るようです。

シラカバ林

大きな木が立っています。
手前の木はミズナラのようです。
白い肌をした木はシラカバです。
このあたりにはこのシラカバの木が多いようです。
これから林の中に入って行きます。




◎ 付 録

ミッキーマウスの木

その後「ミッキーマウスの木」がどのようになっているか
見に行ってみました。
ガクがピンクに染まり、実がなっていました。
これからこの実が黒くなります。
その姿がミッキーマウスに似ているので、このような
名前がつきました。


オオミノトケイソウ

ここは温室の中です。
ツルが大きく伸びて天井から花がぶら下がっています。
まるでエイリアンのような顔をしています。
名札をみたら「オオミノトケイソウ」と書いてありました。
熱帯アメリカ原産だそうです。
別名:オオナガミクダモノトケイソウというそうです。
たくさん咲いていました。