テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

ACL、広島引き分けスタート

2014-02-25 21:43:12 | サッカー
アジアチャンピオンズリーグが開幕。広島1-1北京は、昨季の不振を考えると、広島にとってまずまずのスタートか。CKもセンタリングも北京に鋭いクロスが多く、何度もひやりとさせられた。先制を許したのも、CKからこぼれ球を決められた。

広島の選手層が厚くなっているのは、先日の富士ゼロックススーパーカップの勝利で分かっていたが、この試合もなんとか同点に追いつけた。

昨季のような惨敗はないだろう。テレビじじいとしては、Jリーグ連覇のチームが無残な負け方をしてほしくない、と思いながら観戦した。

羽生結弦の金メダルを輝かすために

2014-02-24 09:49:41 | オリンピック
ソチオリンピックが閉幕した。日本は国外の冬季五輪としては最多のメダル8個を獲得した。金1、銀4、銅3。テレビじじいは日本選手ばかりを応援する大会になった。夏だともう少し違うのだろうけど、海外で知っている選手がほとんどない種目ばかりだった。

金メダルは男子フィギュアスケートの羽生結弦ただ一人。トリノの荒川静香さんのように、希少価値がある。金メダリストが大勢いればうれしいだろうけど、強化だとか選手育成だとかいうときに、この程度メダルが取れれば、という基準点にしてもよいと思う。

2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて選手強化費を全額負担する方針を下村博文五輪担当相が表明したという。

いまでも3分の2を補助しているという。テレビじじいは、さらに税金を投入してまで勝ちたいとは思わない。

東日本大震災からの復興に勇気…が合言葉になったような雰囲気があった。自身が被災者だった羽生の金メダルは、輝いている。さらなる輝きのためには、

強化費は従来並みに抑えて、復興費を十分に、と思う。桁が違うとは思うが、心構えとして。

俊輔10番見えないよ、広島19歳コンビ目立った

2014-02-22 23:27:40 | サッカー
中村俊輔が今季から10番をつけたというんだけれど、テレビじじいには判別しづらいユニフォームの横浜。影が薄いではないか。富士ゼロックススーパーカップは、広島2-0横浜となった。

Jリーグはたしか最終節に横浜を逆転して広島が連覇。天皇杯は広島を破って横浜。直接対決は横浜が3連勝中だとか。好敵手なのだ。

だからか、当たりも強い。優勝3千万円、準優勝だと2千万円と賞金もガクンと違う公式戦。4万を超えるサポーターが集まったそうで、好試合となった。

広島の19歳コンビ、野津田岳人と浅野拓磨が得点して、ことしも広島は強そうと、テレビじじいは思った。エース佐藤寿人を途中で下げ、高萩洋次郎をベンチに置いての勝利。チームに厚みがでてきたのではないか。

浅田真央フリー巻き返しみごと、でもテレビ観戦の限界感じた

2014-02-21 11:56:45 | オリンピック
ソチオリンピック女子フィギュアで、浅田真央が不調だったショートプログラム16位から、フリーで挽回し6位入賞を果たした。

トリプルアクセルに成功し、5種類ある3回転ジャンプも全て跳び、8度のジャンプに3回転が必ず含まれている。自己ベスト。

よかった。よかった。

それにしても、テレビ観戦の限界を感じさせられたテレビじじいだった。

ショートプログラム僅差の上位3人、カロリナ・コストナーはちょっとゆったりし過ぎだと感じた。アデリナ・ソトニコワの高くて速いジャンプには感心した。キム・ヨナのミスは見当たらない。

最終演技キム・ヨナの得点発表を待ち受けた。ソトニコワが5点以上差をつけて優勝した。

さて、素晴らしかった浅田フリーの得点は、キム・ヨナにも抜かれて3位だったのだ。

朝7時のNHKニュース。浅田の演技について、解説委員が女子フィギュアの歴史に残る演技だとほめたたえている。なのにどうして。早い順のグループは高得点が出にくいとも言っている。

ネットで、スポーツナビのフィギュア女子演技構成表というページに行き当たり、少し分かった。有力選手の詳しい得点内容が載っている。浅田は2か所にアンダーローテーションの判定があるではないか。

この採点がスタートなのだ。そこから採点についての批判なり、他選手との比較なりをしなければいけない。そこがテレビじじいにはできなかった。限界があったと思ったわけだ。







浅田真央何もわからない、ショートプログラム16位

2014-02-20 05:11:06 | オリンピック
ソチオリンピックの華、女子フィギュアショートプログラムに早起きして、最後にでてきた浅田真央の演技に間に合ったが…。

「トリプルアクセル」(解説・八木沼純子さん)
「あっ転倒」(鳥海貴樹アナウンサー)

「ダブルループ」(八木沼さん)
「コンビネーションになりませんでした」(鳥海アナ)

演技直後、唇を噛みしめる浅田。

八木沼さんは3回転も回転が足りているかどうか微妙だという。ショートプログラムに必要な要素、コンビネーションジャンプも入らなかった。ちょっと信じられないようなミスが続いて16位。

「自分でも終わってみて何も分からない。あしたは自分のフリーの演技をできるようにしたい」。インタビューどころではないだろうに、浅田はインタビューに応じてくれた。

日本トリオは鈴木明子8位、村上佳菜子15位と出遅れてしまった。

えっ、竹内智香銀メダル

2014-02-19 21:21:27 | オリンピック
えっ、えっ。テレビじじいは、きょう2回も驚かされた。

王将戦第4局の棋譜速報。渡辺明王将の評判がよさそうと見ていたら、えっ!

あっという間に挑戦者羽生善治三冠の1手勝ちだという。

先日の朝日杯将棋オープン戦決勝で、羽生が渡辺を破った1局を振り返る記事を読んだばかり。その時は3枚替えに甘んじても有利との大局観が素晴らしかったんだという。

この王将戦でも渡辺を連破して、2勝2敗にこぎつけた。さてどうなる。

王将戦を見守るうちに、えっ!

竹内智香って何者だ。ソチオリンピック・スノーボード女子パラレル大回転で、予選トップ通過したというではないか。4度目のオリンピックだというんだけれど。

ごめん! 全然知らなかった。

準々決勝を勝ち、準決勝も通過。決勝1回目で、0.3秒ほどリードした。頑張れ。

テレビじじいが心配したのは、竹内が最初に滑った赤コースの方が後半の緩斜面でよく滑っているように見えたこと。その赤コースを滑るスイスのパトリツィア・クンマーに追いつかれたところで、気が急いたのか転倒して金メダルの夢は消えた。

それにしても、こんなベテランの強豪がいたんだ。アルペンでは、猪谷千春のスキー男子回転以来、58年ぶりのメダルだって。





スマイルジャパンはもっともっとおじぎしなくちゃ

2014-02-18 22:21:24 | オリンピック
女子アイスホッケー日本代表の愛称を「おじぎジャパン」にすればよいと、書いたことがあったんだけど、どうしてだったんだろう。すぐに「スマイルジャパン」が定着したこともあって、忘れていた。

7、8位決定戦のドイツ戦で日本が1点を返したところで、あっ、そうだった。思い出した。

得点すると、5選手が氷の上で円陣を組んで、互いにおじぎをするのだ。

ソチオリンピック最終予選ではデンマークから5点も奪ったからパフォーマンスも多かった。それで印象深かったのだ。

そのソチには来たものの敗戦続き。テレビじじいは1試合ぐらいは見たはずなんだけれど、シュートしてもシュートしても得点にならないんだな。それで、ちっともおじぎなんてしないじゃないか、と不思議に思っていたのだ。

最終予選の時にも書いたけど、あのあとくるっと回れ右して、外向きの円陣にしておじぎするといいと思うんだけどな。

ともかくもっともっと点を取って、もっともっとおじぎをしてほしい。


カーリング女子の4勝5敗は大健闘

2014-02-18 09:29:26 | オリンピック
カーリング女子の日本は、最終戦スウェーデンに敗れ、1次リーグを抜けられなかった。

勝てばタイブレークというこの試合、序盤で珍しく放送席お勧めの作戦と食い違う場面があった。放送席は難しくても相手のストーンふたつを弾き出せという。実戦はガードを置きに行き、2点を取らせる作戦に出たようだ。

何も分からないテレビじじいが解説を誤解しているのかもしれない。ともかく、ここが勝負どころだったと思った。

オリンピック出場10枠に最後に滑り込んだチームが、インフルエンザに見舞われても4勝5敗。大健闘だった。他チームに全て敗れた米に、唯一の白星を献上してしまったのが悔やまれる。でも勝っていたら、精神状態が違ってスイスや中国に勝てたどうか分からない。

そんな微妙なところがあるのがカーリングらしい。

ジャンプの男子団体で日本が銅メダルを取るところは、録画したのを駆け足で観戦した。葛西紀明の2回目。着実に3位を守った。後でニュースを見ると、メダルを同僚選手3人に取らせることができてよかった、とうれし泣きしていた。重圧を跳ね返すいいジャンプだった。

葛西紀明銀メダル!確定、瞬間の映像素晴らしかった

2014-02-16 05:38:58 | オリンピック
ソチオリンピックのジャンプ男子ラージヒルで、葛西紀明が銀メダルを取った。41歳。7度目のオリンピック。悲願のメダルは金色か銀色か。初回トップ、カミル・ストックの得点発表を待つ葛西の表情をアップした映像がよかった。

「あっ、だめか」。

一瞬の表情をとらえた。顔とスキー板のわずかなすき間に、場内掲示の「1」という数字が見える。いま飛んだストックの順位だ。アナウンスよりも何よりも先に結果が伝わってきた。

ジャンプの中継は、その段階で1位に残っている選手の表情をとらえていく仕組みらしいから、珍しい映像ではないのだろうけれど、オリンピックでぐらいしか観戦しないテレビじじいは感心させられた。

自身2回目のジャンプで銀メダル以上が確定し、伊東大貴ら日本ジャンプ陣と抱き合って喜び、銀確定後も歓喜を弾けさせていた葛西だったが、いやー僅差。金メダルを取らせたかった。



羽生結弦金メダルイナバウアー、ガセネタかなあ

2014-02-15 05:33:08 | オリンピック
結果としてうれしいなと思う半分、金メダルとっていうのもなんですが、(自分の演技)くやしい。

日本男子初のフィギュア優勝を決めた羽生結弦は、さらなる上を見ていた。19歳。いいなあ。

最初の4回転サルコウで転倒、3回転フリップでステップアウト。テレビじじいはひやひやさせられた。本田武史さんの転倒したけれど4回転としては認められるとの解説に慰められたり…。上ずらず、いい放送だった。

直後のパトリック・チャン。有利になったかと思ったのだけど、緊張したのだろう。細かいミスが続いて、どんな採点になるのか、分からなかった。ショート終了時より差がついた。オリンピックの怖さがここにもあった。

荒川静香さんがトリノの金メダルを取った時、やっていたイナバウアーとそっくりのポーズを羽生が演じた。あれって点数にならないとかいわれていたような記憶がある。仙台の先輩、荒川さんの金メダルの験を担いだようなプログラムだったのかな。

ど素人のあやふや話ですね。

昨日の続きだけど、ど素人でも分かるささいなこと。スペインのハビエル・フェルナンデス(4位)のキスアンドクライに、ブライアン・オーサーコーチは不在だった。次の次の演技をする羽生に付き添っていたんだ。

羽生結弦のコーチは大忙し

2014-02-14 10:24:34 | オリンピック
「世界ランキングNo.1の強さを見せつけました」「すごい演技。完璧に近い」…放送席が絶賛した羽生結弦のソチ五輪フィギュアスケート男子シングルSPの演技。得点発表を待つキスアンドクライの場にブライアン・オーサーコーチの姿がない。

羽生の演技に飛び跳ねて大喜びしていたのに。跳びすぎて脚でも痛めた?

あれれ、次のハビエル・フェルナンデスのコーチ、よく似ているなあ。

演技後の羽生のインタビュー。世界ではじめて100点超えを果たし、101.45点を記録したのに「ほど遠い」との厳しい自己評価にびっくりした。けれどさっきの疑問は解消。

「ブライアンが忙しかったので(演技後に)握手できなかった」

フェルナンデスも3位につけたし、何よりもキム・ヨナがバンクーバーで金メダルを取った時のコーチなんだって。テレビじじいがいまさら言うことのない、有名コーチだったんだ。

フリーはフェルナンデス、高橋大輔、羽生、パトリック・チャンの順番で滑るらしい。オーサーコーチは、羽生の金に向けたキスアンドクライには思う存分付き合える。だけど、フェルナンデスのキスアンドクライはどうするのかな。フェルナンデスの後、高橋の演技が挟まるけど、大一番を迎える羽生が控えているわけだから。

金メダルをかけた羽生、チャンの演技の前、ささいなお楽しみができた。

渡部暁斗銀も解説もインタビューも素晴らしかった

2014-02-13 10:24:09 | オリンピック
地上波でカーリング女子ロシア戦を見ながら、チャンネルをBSにしてみたんだったかな。ノルディックスキー複合のクロスカントリーで、渡部暁斗がトップ争いをしているではないか。

スキッパー小笠原歩が弾き出すはずのロシアのストーンを素通りしてしまうピンチ…どうなる。

渡部はトップに出たりまた2位に下げたり…どうなる。

カーリングで日本が地元ロシアの大声援を黙らせて勝利すると、クロスカントリーに専念。いつも負けている相手だと放送席が言っているので、金メダルはダメなのかなと思った通りの結果に。でもみごとな銀メダルだった。

解説の荻原健司さんが、抜けだした渡部とドイツのエリック・フレンツェルの2人で協力しあって走っているという。交互に前に出て風よけになって、しかも後続の3位大集団に追いつかれないようペースを守る、といった意味らしい。

ライバル同士でほんとにそんなことできるのか。

一夜明けて、NHKテレビの渡部インタビューで、その答えを見つけた。ジャンプで2位になった後、1位のフレンツェルとそうやって走ろうと談合したという。レースの最中に言葉をかわすことはなかった。ワールドカップで同じことをやったんだけど、そのときは大集団に飲み込まれてしまったとも。

銀メダルも実況放送の解説もインタビューも素晴らしかった。


高梨沙羅、まだこれからだ

2014-02-12 05:26:14 | オリンピック
起きててよかった、とNHKにメールしたみなさんと違って、
起きてよかった、のは早寝のテレビじじい。ソチ・オリンピックスノーボード男子ハーフパイプで、15歳平野歩夢2位、18歳平岡卓3位の瞬間に間に合った。若い。

予選をトップ通過し、3連覇を狙った大本命ショーン・ホワイトは4位に敗れた。

きょうは日本勢の初メダルを見られるだろうと、早起きしたのは女子ジャンプで大本命の高梨沙羅が出場するからだった。その高梨はまさかの4位。

オリンピックは怖い。

歓喜の瞬間を生中継(番組紹介)のはずだったNHK。現地リポーターの工藤三郎アナウンサーは、どうインタビューしたらいいか言葉が見つからなかった、と感想を述べていた。

スタジオの杉浦友紀アナウンサーは、ショックのあまり3位だったかな、フランス選手の国籍をイタリアだと言い間違えるほどだった。けれど、高梨のインタビューを見て、いつもどおりしっかり目を見て質問に答えてくれた、とあたたかい描写でいたわっていた。

パソコンに向かったところで、シャーリー・テンプルの訃報を知る。6歳で名誉アカデミー賞を授与された名子役は、その後、チェコ大使などを務めて85歳で没した。

金メダルジャンプ失速から金メダルへ再起した解説、原田雅彦さんの例もある。17歳高梨もまだこれからだ。




メダル全部オラんだ

2014-02-11 10:12:05 | オリンピック
ソチオリンピックの日本初メダルを期待して、日付が変わるまで観戦したんだけど、スピードスケート男子500メートルは、驚きの結果が待っていた。

オランダが表彰台を独占したのだ。

さらに、幻の金メダル。

1回目トップのヤン・スメーケンスが2回目も最終組で長島圭一郎を圧倒した。「優勝だ」とコーチと喜び合っている。しばらくして、場内のボードなのかな、目を眇めて見つめていたミヘル・ムルダーが飛び跳ねて踊りだした。公式記録で、ムルダーがスメーケンスを0.012秒上回り優勝が決まったのだ。

確定するまで馬券を捨てないで…いや、確定するまで我を忘れないで…だった。スピードスケートではよくあることらしいんだけど、たまにしか見ないテレビじじいには、スメーケンスのぬか喜びがちょっと気の毒に思えた。

さらに、双子の兄弟で表彰台。ムルダーは3位のロナルド・ムルダーと双子だそうだ。これにもびっくり。

さらに!

オランダはこれまでスピードスケート9個のメダルのうち7個を持って行き、そのうち金メダルは3個全てを獲得したのだという。テレビじじいは唖然としている。

長島6位。加藤条治5位。前回のメダルコンビは順位を下げての入賞だった。




大沢ちほは速かった、けれど

2014-02-10 09:37:04 | オリンピック
時差わずか5時間でも、ソチ・オリンピックの観戦法が定まらない。どうしても見たい種目があれば、早寝のテレビじじいも夜中の観戦に付き合うのだけど。フィギュア団体5位、葛西紀明のノーマルヒル8位入賞は見送った。

女子アイスホッケー日本0-1スウェーデンは、夕方の生中継だった。第1ピリオドに先制されたのを追う展開。スウェーデンに厳しくチェックされて、日本はパスがつながらない。ニュートラルゾーンからまずパックを放り込んで、それ行けっていう戦法。相手がスタミナをなくせば…というんだけれど、得点には至らなかった。

大沢ちほは、評判通り速かった。4度のパワープレーのうち2回は大沢が取ったのではないか。スウェーデン選手が抜かれそうになって、反則で止めたのだ。相手が1人少なくなったところで無得点だったのは痛かった。

完全アウェーだけど次のロシア戦に期待しよう。