テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

なでしこ、コイントスから負けていたのに、沈黙NHK

2016-02-29 22:36:50 | サッカー
リオ五輪サッカー女子のアジア最終予選が始まった。NHKは日本の試合を総合テレビで全試合生中継するという。いいネ。

ところが。日本1-3オーストラリア。

日本が完敗してしまったので、テレビじじいは面白くない。NHK放送席にないものねだりする。

コイントスのシーンが映しだされた。どうやらオーストラリアが勝ってサイドを選んだらしい。

試合前、特設スタジオのゲスト澤穂希さんたち、風が強くてとても寒そうだったっけ。

だからコイントスでの選択は意味があったと思うんだけど、何の言及もない。

キックオフ直前になって、松野靖彦アナはやっと一言だけ「コイントスでピッチが入れ替わります」。

これでは分からない。

前半31分に、「日本にとって追い風」だとのリポートが入った。それまでテレビじじいは風向きが分からず気にしていたんだけど、どこかでアナウンスあったのかなあ。

オーストラリアは後半に風上になるサイドを選んだんだ。

試合終了間際、パワープレーに出た日本について、「逆風でボールが飛ばない」とかアナウンスしている。これってオーストラリアの作戦成功ではなかったのかな。

2失点目で、日本のパスが審判に当たり、オーストラリアにパスするような形になった。

けっこう距離はあったと思うんだけど、審判が止まってすくむような格好のところに当たった。

「不運ですね」で済まされた。

跳んで避けてはいけないのか。その暇がないほどだったのか。ルール上どうなっているのか、などなど教えて欲しかった。


「ほたるロス」を山村和也で癒やす?

2016-02-28 22:15:56 | サッカー
Jリーグが開幕した。さて、今季はどのチームで楽しもうか。柿谷曜一朗も戻ってきたしC大阪にしようかな。

J1の優勝候補対決G大阪0-1鹿島の好カードではなく、あえて裏番組の町田0ー1C大阪を観戦した。

J2復帰を果たした町田。10112人と記録破りのサポーターが集まった。その町田が押す展開に見えた。

町田の侵入が度重なり、スカイ・A sports+で解説の水沼貴史さんは、C大阪新加入のボランチ山村和也の動きがおかしいという。どうしてあそこにいるのか、と。

先発のうち新加入が7人という大補強をしたのだけれど、転出した山口蛍の穴が埋まっていないのか。

皮肉なことに、その山村が後半26分、CKをヘディングで決めた。それが決勝点になった。

さすがロンドン五輪を目指すチームでキャプテンマークを巻いていた選手だ。

テレビじじいは「ほたるロス」気味なんだけど、山口から山村へ、で癒やされるんだろうか。

午前1時、佐藤天彦八段が名人挑戦決める

2016-02-28 01:15:35 | 将棋
午前1時佐藤天彦八段の名人挑戦が決まる直前に、久保利明九段が降級した。将棋A級最終日。面白くて寝るのを忘れた。

行方尚史八段に逆転されたはずの佐藤天が、森内俊之九段と久保のどちらかが降級という戦いの最終盤を見つめているうちに、再逆転していた。

もう一人の降級者はこの日3勝目をあげたのに郷田真隆王将となった。


松山英樹に期待したら野村敏京が優勝

2016-02-22 14:01:46 | ゴルフ
ノーザントラスト・オープン最終日、松山英樹はスコアを一つ落とし-8となり、11位タイに終わった。

テレビをつけた時は「松山上位争い」と画面に出ていた。8位だったか9位だったか。

もっと成績が良ければ「松山優勝争い」となるわけだから、NHKは優勝は無理だと判定したのだろう。

さらに試合が進行して、残り何ホールの時点だったのだろうか、「松山出場」に後退した。

なんとなくNHKの線引が分かった。

松山に期待していたのだけど、残念。

テレビじじいの視野に入っていなかった米女子ゴルフ、野村敏京がオーストラリアオープンで米ツアー初勝利を飾った。

今季は男女とも調子がいい。この先も楽しませてくれそうだ。






松山英樹の最終日が楽しみ

2016-02-21 10:23:44 | ゴルフ
土曜の午後は、将棋棋王戦第2局、渡辺明棋王が佐藤天彦八段に敗れ1勝1敗になるところを棋譜速報でチェック。途中、同時進行でサンフレッチェ広島がガンバ大阪を3-1で破り、富士ゼロックススーパーカップに優勝するのを日本テレビで。

けさはノーザントラスト・オープン第3日、7位タイから10位タイに上昇した松山英樹をNHKBSで。

日テレ田辺研一郎アナウンサー、G大阪の丹羽大輝がハンドでPKを取られた場面で「スローでは顔に見える」と、スーパーボウルと打って変わって明快。判定や審判についてそれ以上言及しなかったのは良い対応だと思った。

松山は上昇で間違いない。2日目終わったところで首位に4打差7位タイといっても14選手が関係していた。3日目は10位タイでも3打差に迫り、トップ11人に入っているからだ。

松山は「圏内に残っている」と力強い発言だった。あしたが楽しみ。

岩田寛の4位タイは残念だけど

2016-02-15 08:44:14 | ゴルフ
AT&Tペブルビーチ・ナショナル・プロアマ最終日、フィル・ミケルソンと最終組をまわる岩田寛の健闘をNHK衛星で見た。じわじわっと重圧がかかったのか、-14の4位タイに終わった。

ミケルソンは最終ホール、チャンスと思えたバーディーパットを外しプレーオフの望みを断たれた。

岩田もパーパットが外れてしまった。

優勝はボーン・テイラーが11年ぶり。下部ツアーのウェブドットコムで苦労してきたそうだ。

長い待ちのあと優勝が決まって、幼い娘を抱き、妻と抱擁。号泣して喜ぶ妻の姿に、この11年の苦闘ぶりが忍ばれた。

17番、ミケルソンが長いバーディーパットを決め、首位に1打差に迫ったとき「スターは違います」とのアナウンスがあった。

でも、こうして苦労してきた選手が40歳を過ぎて再び花を咲かせるのもいい風景だ。

世代交代願望はやまやまなれど、朝日杯羽生3連覇

2016-02-14 10:59:37 | 将棋
朝日杯将棋オープン戦の準決勝、決勝をテレ朝チャンネルで見た。その放送席。解説が山崎隆之八段・叡王。聞き手山口恵梨子女流初段。山本一成ponanza開発者がゲスト。そこに朝日新聞の山口進?記者もやってきて…。

山ばかり。

司会者こそ田畑祐一テレビ朝日アナウンサーだったけど、これって村山慈明七段の応援団じゃないの?

4強は羽生善治名人、森内俊之九段、村山七段、戸辺誠六段。山のつくのは村山だけだもの。

羽生世代を若手が倒せば面白い、のはやまやまなれど、羽生、森内の決勝になって、このところの力関係通り、羽生が勝って3連覇した。

ponanzaの形勢判断が画面に映しだされていて、互角だったのが、優勢、勝勢、大勝勢と動いていく。谷川浩司将棋連盟会長が、詰みがあれば(投了前でも)勝ちと出るのですね、と驚いていた。

羽生世代を倒すのは、絶対に詰みを逃さないponanza世代?になるのだろうか。ponanzaと対戦するという山崎叡王の健闘を応援したい。




2人のNHKBSが5人の日テレG+に勝ったスーパーボウル中継

2016-02-08 14:51:12 | NFL
第50回スーパーボウル、ブロンコス24-10パンサーズは、NHKBSの方が日テレG+よりよかった。

(テレビじじいの個人的な感想だし、日テレからNHKに途中で切り替えたので、両方を通して見たうえでの比較ではないです。)

日テレG+の現地放送席には、解説後藤完夫さん、田辺研一郎アナウンサー、若林正恭、春日俊彰、相武紗季さんの応援団。

パンサーズが、ブロンコスのパス失敗という判定に対しチャレンジした。その前に、接触によるダウンがあったので、そこでボールデッドだという主張だ。そうならば、ブロンコスは大幅にロスしていることになる。

パンサーズの言い分が通った。

ところが、アナウンサーはチャレンジ失敗と言っている。

見ているテレビじじいは、どうしたんだろう、何か見落としているんだろうか、と大げさに言えば頭が真っ白になった。

ブロンコスが3回ぐらいプレーしてファーストダウンを更新できず、パンサーズの攻撃になってから、やっと訂正のアナウンスがあった。

放送席に5人並べて、確かに楽しい放送だろう。けれど即座に間違いを指摘する声が上がらないのでは…。

NHKに切り替えた。

4Qになってすぐぐらいだったかな。解説の河口正史さんがブロンコスが勝ったらMVPはラインバッカーのボン・ミラーだと言っている。

予言通りになった。

マニングはこの試合を花道に引退するかどうか、インタビューで必ず聞かれるだろうという話題。

曽根優アナウンサーは、「今夜はともかく祝いたい。去就については後でゆっくり考えたい」と答えるだろうと予想した。

その通りになった。

コルツでスーパーボウルに優勝した時のヘッドコーチ、トニー・ダンジーさんに、スーパーボウルは感情的になりやすいから感情に流され(て決断す)るのはよくないと助言された、とマニングが答えるところまでは予想できなかったけれどネ。

この2人の掛け合いは面白かった。

テレビじじいは、マニングを応援するけど多分負けるだろう、と思っていた。

みごとな守備の勝利だった。

お祝いのタイムアウトを取った後、マニングはどんな決断をするのかな。もうすぐ40歳。スーパーボウルのリングもイーライの2個に追いついた。もう十分すぎる、と思うのはテレビじじいだけかな。

松山英樹、荒野の死闘を制し米ツアー2勝目

2016-02-08 09:25:22 | ゴルフ
松山英樹がプレーオフ4ホール目、息詰まる戦いでリッキー・ファウラーを下し、2年ぶりツアー2勝目を上げた。スーパーボウルが始まっているというのに目が離せなくなってしまった。

フェニックス・オープン最終日、2位タイスタートの両選手。ファウラーが抜け出し、2打差で迎えた17番で池に打ち込みボギー。松山バーディーで追いついて俄然面白くなった。

入れなきゃ終わりというパットを入れ返す場面が続く。松山の勝利というパットがホールをかすめたり…。18、18、10番で決着がつかずやって来た17番でまたファウラーが池に撃ち込んだ。先にボギーとなり、松山に2パットでも優勝の大チャンス。バーディーパットは外してしまったが、簡単にパー。優勝した。

NHK解説の佐渡充高さんは「粘り勝ちですよ」と言ったあと「荒野の死闘でしたね」。アリゾナ州フェニックス。西部劇の舞台のように、大きなサボテンも見えるコースで、松山がついに生き残った。

岡崎のレスター、予想を裏切りマンCに完勝

2016-02-07 15:13:04 | サッカー
マンチェスターC1-3レスターは対照的で面白かった。弱いはずのレスターが首位にいて、アウェーで2位マンCに完勝するのだから。

ワンタッチのパスを華麗に回すマンC。アグエロが壁パスでペナルティーエリアに入り込む。けれど決められない。

レスターボールになると、トップに張っているFWジェイミー・ヴァーディに向けてロングパスを出し、ヨーイドン。

FKやCKになって得点機をつくっていた。

岡崎慎司は、ゴール前を横切るボールに何度か突っ込む場面があったけれど、紙一重で得点にならなかった。

そのうちマンCが得点するはず、とレスターをあんまり信用できずに観戦していたんだけど、レスターの完勝になった。

優勝争いは勝ち点6差になったといっても、そのうちマンCが追い抜くはず。まだまだ先は長い。だけど、こちらの予想を外してくれるレスターの勝ちっぷりはお見事。日本代表フォワードのいるチームが優勝争いしているのって、けっこううれしくなる。

怪我が怖いプロボウル

2016-02-02 15:55:23 | NFL
プロボウルはチーム・アービン49-27チーム・ライスと、大味な試合だった。

試合中、ジョン・グルーデンさんがサイドラインでインタビュー。アンディー・リードヘッドコーチに、次のプレーコールを答えさせたりして、けっこう興味深かった。

チーム・ライスのジェリー・ライスさんは13回もプロボウルに選出された凄い選手。

おれたちの頃と比べて、コンタクトが少なくなったと言っていた。意外だった。NFC対AFCの形から、いまのドラフト制に変えてゲームが盛り上がったような気がするからだ。

ドラフトしたライスさんたちが選手にはっぱをかけるし。

ライスさんが言うには、高額契約になってむにゃむにゃ(聞き取れなかった、英語は難しい)自分を守る必要があるのはわかるけど…だって。

お遊びのオールスター戦で負傷しても選手は損をするだけ。契約はきっとそこまではカバーしていないんだ。

ベンガルズのTEタイラー・アイファートが脚を負傷してしまった。その後どうなったんだろう。

次から次に選手が故障しているNFL。シーズン中にも、怪我を恐れてプレーを緩める選手が大勢いる、という報道もあった。

タッチフットにするわけにはいかないしなあ。