行方八段の評判良かったのに、羽生名人が防衛

第73期将棋名人戦第5局は後手の羽生善治名人が挑戦者の行方尚史八段を170手で破り、４勝１敗で防衛した。

テレビじじいが生中継のテレビを見たり、棋譜速報の解説を読んだ限りでは、第３局も第４局も第５局も行方の評判がよかった。

いつのまにやら羽生の勝ちになる。すごい。

羽生が入玉して防衛を決定的にしたと見えたところで、ニコ生観戦をちょっと休んで夕飯を食べたんだけど、戻ったらまだやっていた。

行方が入玉できれば、持将棋あるいは点数勝負で行方勝ちかも、との解説が聞こえてくる。

そんな声を物ともせず、羽生が先手王を六の段っていうのかな、そこまですら脱出させることなく投了に追い込んでしまった。

すごい。

ガンバ８強、テレビじじいはお詫びします

ＡＣＬ決勝トーナメント１回戦でＧ大阪は３－１、３－２の２戦合計６－３でＦＣソウルを圧倒し、８強入りを果たした。

テレビじじいはＧ大阪選手とサポーターにお詫びします。

連敗スタートではグループ勝ち抜けは難しい、とＪリーグに専念せよと言わんばかりのことを書いてしまったのはひどかった。

あのあとも引き分けだったし、その後３連勝でまさかグループリーグを１位で勝ち抜けするとは。しかも８強入りの２戦で見せたこの強さ。

Ｊリーグ開幕前でコンディションが整わないうちにＡＣＬに入ったとはいっても、この結果はまさかのまさかだった。

好アシストをみせた宇佐美貴史が交代する時、日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督が拍手を送っているところが画面に映しだされた。

あれって、どの選手に対してもやっているのだろうか。

たぶん、宇佐美の活躍を認めたからなんだろうな。

日本代表ＦＷは宇佐美がいいのか、武藤嘉紀がいいのか。ゴールシーンを見る度に揺れ動いているテレビじじいだ。で、ただ今現在はもちろん宇佐美を推す。

ＦＩＦＡに司直の手

ＦＩＦＡ（国際サッカー連盟）に司直の手が入ったらしい。スイスのホテルかなんかで早朝、逮捕劇。エライさんが何人も米当局に引き渡される運びだとか。

耳を疑うようなカタールワールドカップ開催決定など、金銭疑惑が言われていた。金のなる木に一部の理事たちが群がっているのだろうけど、テレビじじいにはニュース速報（ＮＹタイムス）を読解する能力がない。日本語の夕刊で読めるのを待っている。

会長選にも激震なんだろうな。

照ノ富士大関昇進の言葉を見ようと思ったのに、こんなことになってしまった。

これはすごい中田翔16号

前夜、左翼ポールのそばに内角低めの球をライナーで打ち込んだ中田翔。今度は外角低めを右翼のポールのそばに打ち込んだ。

前夜とちょうど対称形になる。

これはすごい、これはすごいと繰り返して感心していたのは解説の岩本勉さんか。清原和博さんに似ているとも。

打率がもうちょっと上がってくれば、いうことないんだけどな。

中田翔のものすごい同点15号2ラン

日本ハム６－５ソフトバンクは楽しめた。1安打投球の大谷翔平が3点リードの七回一挙５失点し、開幕７連勝どころか初黒星になるかと思った。

それが八回に中田翔がびっくり仰天の15号同点２ラン。連続18ホールドのプロ野球記録を狙うエディソン・バリオスの内角低めの直球（だと思う）をライナーで左翼ポールのそばに打ち込んだ。

あれをファウルにせずスタンド入りさせるなんて。

ＧＡＯＲＡ解説光山英和さんもすごかった。レフトはもっと前進しなければいけない→左前打で２塁走者生還。

外野の守りをもっと深く→西川遥輝のレフトオーバーで１塁走者さよならのホームイン。

予言者のようだった。

大関に昇進させるのが惜しい、照ノ富士のインタビュー

ＮＨＫ総合の大相撲中継は、インタビューが面白い。夏場所10日目、日馬富士に勝って初金星の臥牙丸はすごかった。

うれしくて泣き出しそうな表情で花道を下がっていった臥牙丸、アナウンサーが口を挟めないほど次から次へ話す。

相撲は、時間いっぱいで双方の身体がぶつかってから仕切り直しになったのだけれど、臥牙丸はその時、自分が遅いと感じて次は速くしたとか、神への感謝とか。

金星ってあんなにうれしい、大変なことなんだ。よく分かった。

照ノ富士が豊ノ島を破ってのインタビューも感心させられた。

解説の北の富士さんは、わざと引っ張りこんでもろ差しとさせた上できめ出しにいった作戦だと看破し、大物ぶりに感心していた。

テレビじじいにはさっぱり見えていなかったのだけれど、照ノ富士がその通りの作戦だったことを明かしているではないか。

大関に昇進させるのがもったいないくらい面白い問答だ。

以前、把瑠都が大関になってからインタビューがなくなってつまらないと書いたことがある。

上に勝つ殊勲をあげた力士でないと、なかなかインタビュー室に呼んでもらえない今のやり方、もう少し緩めてもらいたいな。

しょせん100万ドル程度の違反さ、ペイトリオッツ疑惑

朝起きて一番のニュースはレアル・マドリード１－１ユベントス。ユーベが２戦通算３－２で欧州チャンピオンズリーグ決勝に進出した、というだけならよいのだけれど、

ついでに2012年ロンドンオリンピック陸上男子400メートルリレー、米国の銀メダルをＩＯＣが剥奪のニュースもついてきて、ややがっくり。

前々日の朝は、スーパーボウル４回優勝のペイトリオッツＱＢトム・ブレイディに４試合出場停止などの処分というニュースだったからだ。

テレビじじいの好きなスポーツが薄汚れた感じがして。

400メートルリレーは、ドーピングでひっかかりすでに返上したタイソン・ゲイだけでなく、ジャスティン・ガトリンらチームの５選手のメダルも剥奪するという決定だ。

ペイトリオッツにとって、今回のボール減圧疑惑（デフレートゲート）は、2007年だったかのスパイゲート騒ぎに続くもので、確たる証拠はないけれど、球団にも100万ドルの罰金というのだから相当疑惑は濃い。

ＩＯＣの決定は3年前まで遡ってメダルを剥奪した。でもＮＦＬはペイトリオッツのＡＦＣ優勝資格の剥奪→スーパーボウル優勝取り消しなんてことはしない。しょせん、100万ドル程度の違反さ。

石川遼8位、優勝はとんでもない攻めのユタカ君

ザ・プレーヤーズ選手権最終日、－８で石川遼がホールアウトしたところでテレビを切った。リッキー・ファウラーが15番からバーディー、イーグル、バーディー、バーディーと驚異的なフィニッシュで－12としていたので、石川の優勝はないのだ。

１時間ほどして最終順位は？とネットでリーダーボードをのぞくと、石川８位タイ、松山英樹は－６で17位タイだった。－12でファウラー、セルヒオ・ガルシア、ケビン・キスナーが並んでいる。プレーオフだ。どうなった？

ＮＨＫ衛星はサブチャンネルでまだ中継していた。すごい。16、17、18番３ホールのストロークプレーでガルシアが脱落するところだった。

ファウラー、キスナーは17番からサドンデスの仕切り直し。池に浮かぶグリーン。キスナーの後にティーショットしたファウラーが池とフラッグの間の狭いところに落とした。

キスナーはバーディーを逃し、ファウラーが簡単に勝利のパットを決めた。

キスナーがいいショットを打ったので勝負にいったのだとか、インタビューで答えていた。

田中泰二郎プロの「とんでもない攻めのゴルフ」という感想が印象に残った。

松山の初日首位に始まり、石川の久しぶりの巻き返し、最後はユタカのミドルネームで何分の一だか日本の血を引くファウラーが優勝。いい大会でした。

北の富士さんが「怖い」と言った逸ノ城が白鵬を破る

入場してくる逸ノ城のアップの映像に重ねて「きょうは怖いですね」と北の富士勝昭さん。

なるほど、厳しい表情をしている。

２度めの７場所連続優勝を狙うという白鵬が、一瞬のできごとで何が起こったのか放送席にも分からない技で崩れ落ちた。

向こう正面の舞の海さんの話と反対側からの映像で、小手投げのような突き落としのような技が決まったのだと分かった。

場所前、逸ノ城は白鵬に大分可愛がってもらったらしい。

恩返しなんだそうだ。

もしかしたら大関昇進、というところまで来た関脇照ノ富士が初日から黒星で興味半減と思った夏場所。逸ノ城の踏ん張りで、優勝争いが面白くなった。

行方八段の無念さがよくわかった名人戦第３局

将棋名人戦七番勝負第３局を堪能。後手番の羽生善治名人が勝って２勝１敗とリードした。

体調が悪くて鼻水が出るのか、涙なのか。勝ちがなくなってからの挑戦者行方尚史八段の無念さをよく伝えたニコニコ生放送だった。

詰みまでを大盤で動かす中村太地六段の解説は明解だった。

シリーズの流れとしては、ここで名人がリードされる展開のほうが面白くなったと、テレビじじいは思うんだけれど。

阪神が「あと１球」の連続しのいで逆転さよなら勝ち

このところ、巨人インフィールドフライさよなら負けなど、いい場面を見落としているテレビじじい。きょうは阪神３－２中日の逆転さよならをハイライトで見るハメになってしまった。

１点リードされて２死無走者。後続の４人全員が甲子園式に言えば「あと１球」に追い込まれても粘り、押し出しで同点に追いついた。

新井良太も２ストライクを取られたあとのさよなら打。負けはないから「あと１球」ではなかったけれど、際どい際どい阪神の勝利。ファンは酒がうまいだろうな。

で、何を見ていた？

川崎０－１広島。ゴール前、バックスとゴールキーパーの間隙をドウグラスに突かれて川崎が前半３分で失点。それが決勝点になった。

川崎が圧倒的にボールを持って回すのだけれど、確実に止めてからパスの繰り返し。はっきり広島陣を崩した場面はなかった、という印象。素人のテレビじじいとしては、もっと華々しい試合が見たかった。

森友哉６号のすごい打球音

去年の秋からもっと試合に出せ、と書いたりしていた森友哉が今季はＤＨ６番に入って大活躍。気持ちいい。

西武６－１オリックス。

きょうはテレビじじいがラジオじじいになったんだけど、七回の打撃音がすごかった。表現力が足りないもんで、カッキーンしか思い浮かばない。文化放送。すごい音が聞こえて、見ていなくても、アナウンスの前にホームランだと分かった。２試合連続の６号。

お立ち台。こどもの日だからと、こどもたちへの言葉を求められた19歳、

背が低くてもホームランを打てる。みんながんばれ。

十亀剣も

コントロール悪くても完投できるんだぞ

と続いて、５連勝の明るい西武だった。

マリファナで捕まってもＯＫ、ＮＦＬドラフト近藤祐司さんすごい指摘

ＮＦＬドラフトのＧＡＯＲＡ生中継を見た。全体の１、２位に注目のＱＢ２人が指名されるかどうか、ちょっと確かめてみるつもりが、１順が終わるまで付き合ってしまった。例の映画ほどではないけれど、面白いショーだった。

ブロンコスがトレードで指名順を５つ上げて23番目に位置した。いったい誰が狙い？

といっても、テレビじじいはほとんど何にも知らない。ミズーリ大のＤＥシェーン・レイ指名に、放送席から驚きの声があがった。

3日前にマリファナ所持で捕まったばかりだという。バッカニアーズからいの一番指名のＱＢジェイミス・ウィンストン（フロリダ州立大）も素行に懸念材料があると言われていたけれど、レイの件は近すぎる。

しばらくして近藤祐司アンカーが面白いことを言った。

ブロンコスの本拠地デンバーのあるコロラド州はマリファナが合法化されている。それならいいじゃない、という判断なのではないかと。

なーるほど。

あのなんでも知っている村田斉潔さんがしきりに感心していた。

すごい。