テレビじじいの観戦日記

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女子63キロ級、おっそろしい絞め技連発、柔道日本のメダル途絶える

2013-08-30 05:44:01 | いろいろスポーツ
世界柔道選手権は4日目、朝5時前に日本選手はすべて敗退、連続メダル獲得が途絶えた。

女子63キロ級準決勝で、阿部香菜を破ったイスラエルのゲルビの絞め技はおっそろしい。投げた後、寝技に入ってすぐ、道着の裾で相手の首を巻いて絞める。

阿部はたまらず、参った。

決勝戦も同じ技。参ったをしたように見えたが、はっきりしなかったのだろう。相手を絞め落とした。

おい、大丈夫かい。ボクシングのように、完全に落ちる前にレフェリーストップでTKOというようなやり方は、柔道にはないのかな。

大きな大会をテレビ観戦するだけという不まじめ柔道ファンのテレビじじいだが、絞め技連発というのは初めて見た。関節技よりもっと凄みがある。震え上がってしまった。

柔道男子の3日連続金を楽しむ

2013-08-29 06:01:14 | いろいろスポーツ
世界柔道選手権は、男子が初日から3日連続で金メダルを獲得。テレビじじいは3日目にして初めて放送枠内で優勝の瞬間を見られて、いい気分になった。

男子73キロ級。初出場の大野将平は、内股のキレをみせた。それと、相手に圧力をかけてじりじり進み、指導4回での反則勝ちを2回もやってみせ、勝ち上がってきた。決勝はフランスのルグランに何もさせず、危なげなく内股で討ち取った。

強い。

2016年のリオデジャネイロ五輪は同じ会場でやるんだと思うけど、オリンピックとなると独特の精神的重圧がかかってくる。惨敗したロンドンの後だけに、ぎゅっとおさえこまれたような。跳ね返す強い心って作れるのだろうか。

と思ったところでテレビじじいはふっと気がついた。

サッカーのワールドカップが来年ブラジルで開催されるのとごっちゃになってしまうが、オリンピックはまだずいぶん先だった。

反則だ反則だと言っているうちに放送終了 海老沼66キロ級優勝

2013-08-28 06:01:34 | いろいろスポーツ
判定取り消し、旗の上げ直し…ロンドンオリンピックでさんざ判定に苦労した海老沼匡の柔道世界選手権男子66キロ級決勝戦、解説が反則だ反則だと主張しているところでフジテレビは放送終了。CMに。

めざましテレビが始まると、

優勝しました。

てっきり、反則勝ちかと思ったら、すぐ、内股だか大内刈りだかで一本取ったところが映しだされた。

今回から、立ち技から直接かけるのが禁止されたという脇固め?で左腕を傷めつけられ、カザフスタンのムカノヴになんの罰も付けられないまま試合再開。もう一度同じ技をかけられたところで放送終了だった。

腕を決められて相当痛そうだったので、このままでは負けるのだろう、と思っていた直後の一本勝ちだった。

畳の上にいるのは主審だけとなり、残りはビデオを見守るやり方になったが、灰色判定は払拭できていないようだ。

柔道もモンゴル? 世界選手権 

2013-08-27 08:30:41 | いろいろスポーツ
フジテレビは、柔道世界選手権の決勝が延びたとき、中継番組を終了し、次の「めざましテレビ」で中継を続ける。

ややこしい言い方になってしまったが、テレビじじいがビデオ録画に失敗した、という話。

番組延長ならビデオが対応してくれたかもしれないのに、別番組になったので、録画プッツン。「日本一取ってないですけど、先に世界一取っちゃおうかな」と張り切っていた男子60キロ級高藤直寿の初優勝を見損ねた。

テレビじじいにとってこの大会は、オリンピック視聴の予行演習。リオとの時差は12時間で、早寝のじじいが頑張れば起きられる時間帯だと分かった。

3連覇を狙った女子48キロ級の浅見八瑠奈が腕ひしぎ逆十字固め?で敗れた決勝の相手も、男子決勝の相手もモンゴルの選手。大相撲に続き柔道も、なのか。

村田諒太、迫力のプロ初戦

2013-08-25 23:07:45 | いろいろスポーツ
ふたつの会場から続けて中継したフジテレビのボクシングが面白かった。

デビュー4戦目で日本ライトフライ級に挑んだ井上尚弥は、終始チャンピオンの田口良一を圧倒した。パンチの重さが違った。KOを期待したのだが、大差の判定勝ちで王者となった。

ロンドンオリンピックのミドル級金メダリスト村田諒太のプロ転向初戦は、いきなり東洋太平洋ミドル級王者、柴田明雄との対戦。

ロンドン五輪は見損ねているのかなあ。高いガードから相手を威圧して追い詰め、いきなり右を振るう。こういうボクシングだったっけ?

1回にダウンを奪い、2回に連打を浴びせたところでレフェリーが止めた。ものが違った。見ていてスカッとさせられたが、放送席も言っていたように世界のレベルはものすごく高いクラス。リングに上って村田の手をあげていた辣腕プロモーター、ボブ・アラムさんは、どんなマッチメークをしてくれるのだろう。

22連勝田中だけが頼りです

2013-08-23 22:23:42 | 野球
楽天の田中将大が22連勝して、プロ野球記録を伸ばした。

21連勝の時と同様、初回にピンチ。2死満塁でフルカウントまでいったが、見逃しの三振でチェンジにした。

点を取らせないすごみ。

首位に迫ってきたロッテを完封リレーで破った。

神様仏様田中様。あなただけが頼りです。

ファンが掲げるプラカードと同じことを星野仙一監督が試合後に言っていた。

あいつしかいない。ちょっと情けないけどね。

田中が先週金曜日に21連勝。その後5連敗してきょうまた金曜日に田中が22連勝。なるほど情けない。

初優勝を目指す楽天も、これでは貯金がなくなる。

イチロー4000安打、ハグハグハグ

2013-08-22 09:08:30 | 野球
ヤンキースのイチローがブルージェイズ戦一回裏にR.A.ディッキーから左前打を放ち日米通算4000安打を達成した。ディッキーのナックルボールだと思うけど、流し打ちで3塁手のすぐ右を抜いた。

1塁ベース上で、チームメートからハグハグハグの祝福を受けた。そのあと、帽子を取り観衆にお辞儀をした。歓喜を爆発させるというよりは、粛々とという印象を受けた。

パスボールで2塁に進塁すると、川崎宗則2塁手が近づいてきて、コブシとコブシを合わせて祝福。またパスボールで3塁に進んで、今度は3塁コーチから握手で祝われていた。

日本で1278安打。大リーグで2722安打だそうだ。

祝福の輪の中に黒田博樹がいて、相手チームに川崎がいて、テレビじじいは日本選手の活躍ぶりを改めて感じさせられた。


イチロー、底抜けの笑顔

2013-08-21 17:18:59 | 野球
イチローの日米通算4000安打という数え方に、テレビじじいはどうもスッキリしないのだけど。

朝あと1本になっていてダブルヘッダーだと言われれば、ちょっとのぞいてみる気になる。

ブルージェイズ戦。イチローはベンチスタート。こちらの昼ごろ、九回無死走者1塁で、代走に起用された。

あーあ、きょうの記録はなし。

送りバントで2塁に進み、すかさず3盗。左前打が出て、サヨナラのホームを踏んだ。

なるほど、代走で使いたくなるわけだ。

イチローの底抜けの笑顔が映しだされていた。

「日米通算」には、イチローもあんまり納得してないと見受けるのだが、あと1本打って、どんな顔をするんだろう。

米国のファンにもすっきりしないひとがいるだろう。それでも「4000」と大書されたTシャツをすぐに売りだすぞ、と用意しているところも映しだされた。商売、商売。

延岡学園横瀬の準決勝完封に感心

2013-08-21 17:01:51 | 野球
夏の甲子園準決勝第2試合、延岡学園の横瀬貴広が花巻東を3安打完封するところを見た。

公式戦初先発だという横瀬は、それでもエースらしい。左打者7人を並べた花巻東を息も継がせぬ速いテンポの投球。

きょう冴え渡るアウトコースのストレート

と放送席が叫ぶとおり、左打者の外角に決めて奪三振9、四球もわずか2の素晴らしいコントロールで、花巻東打線を寄せ付けなかった。

自分がエース。あすの決勝は先発する

と宣言していた。

延岡学園乗りの観戦になったのは、準々決勝富山第一戦の幻のダブルプレーから立ち直る気力が気に入ったから。

1死1、3塁で4-6-3の併殺を華麗に決めてチェンジ!とベンチに戻ったら、外野にボールが入ったからタイムだと、守備に戻された。

ただでさえ浮足立つ九回の守りで、そんなことがあったのにめげず、2者連続三振にして、延長十一回サヨナラ勝ちしたのはほんとにすごかった。

そういえばあの幻の併殺のときからリリーフしていた奈須怜斗もいい投球をしていた。

決勝戦は誰が先発するのだろう。

サヨナラ打中村紀洋の言葉

2013-08-20 22:20:24 | 野球
まさか7-0からひっくり返せるとは。いい場面でチャンスをいただいて感謝しています。まだまだクライマックスあきらめていません。みなさん、クライマックスに行きましょう。

サヨナラ安打で阪神を破ったDeNA代打中村紀洋の言葉。この試合をうまく物語っている。


夫婦でとったパトリック・リード初優勝

2013-08-19 09:35:42 | ゴルフ
松山英樹と石川遼がどうなったか知りたくて見た米男子ゴルフのウィンダム選手権最終日。松山は通算8アンダー15位で賞金ランク105位となり来季のシードを確保し、石川は通算5アンダー26位タイでランク141位となってシード権を取れずに「入れ替え戦」にまわることになった。

その後、優勝争いに引きこまれた。

新人同士のプレーオフ。すでに優勝経験のある20歳ジョーダン・スピースが林の中に打ち込んだティーショットの失敗をリカバーして長いパーパットを決める。

それを見せつけられた23歳パトリック・リードはバーディーパットを外し、プレーオフ2ホール目へ。

今度はリードが第1打をあわやOBの樹の下へ。このピンチからスピースよりいい位置につける絶妙のアプローチショットを放ち、バーディーを取って初優勝を決めた。

テレビじじいは、どっちの選手でも関係ないはずなのが、ついリードの応援にまわってしまった。

キャディーの妻ジャスティンさんと二人三脚をしているのだ。小柄な体に大きなバッグ。健気なのだ。

風向きを見るのもクラブの選択もジャスティンさんの言うとおりだとか。

チーム・リードなんだそうだ。こういう夫婦チームの優勝は1990年代以来らしいが、よく聞こえなかった。

大谷翔平、ほんとの意味での二刀流

2013-08-18 17:35:55 | 野球
初めてのほんとの意味での二刀流。

放送席がいっている。

右翼を守っていた日本ハム大谷翔平がソフトバンク戦、八回表に投手としてマウンドに上った。

2-7と5点差の劣勢からだったが、本多雄一に安打を許したものの、中村晃には16球も粘られても四球にせず、0点に抑えた。

八回裏の攻撃で三振に倒れ、九回はマウンドにも右翼にも行かずお役御免となった。

150キロ台を連発する投球だったが、帯広には球速表示がないと放送席。GAORAの画面では表示されているのに、球場の2万人を超えるファンには分からず、スピードにどよめく場面はなかったようだ。

スコアボードのメンバー表は、5番の位置と「P」の位置に大谷と表示されていた。

指名打者を放棄したのだから、「P」のところは空欄にすべきなのかな、と思ったりした。

ともかく、珍しい場面を見た。二刀流をやるなら、セ・リーグに入ったほうが、やりやすかったのかなとも思わされた。

田中将大21連勝の新記録を見にいった

2013-08-16 22:59:10 | 野球
田中将大のプロ野球記録21連勝を見にいった。

初回いきなり無死2、3塁。ピンチになるとギヤを切り替えるという田中の投球術を見せつけられた。無得点。なるほど。

5連勝中だという西武の野上亮磨も好投しいい試合になったが、田中は8回1失点で抑えのラズナーにつなぎ、楽天が西武を3-1で破った。

楽天イーグルスのファンの方々の数の多さにびっくりしました。その中でしっかりと勝つことができたので、また!(自分の登板しない)あした以降も!よろしく!お願いします。

クレバーな田中のインタビュー。

テレビじじいを始めとして、「1日楽天ファン」が詰めかけていたのがばれていたのね。

新記録って見たいと思って見られるものではないはずなんだけど、田中はそんな常識の上を行く投手だとはっきりわかった。

旬のいま大リーグに送り出してやりたい。



サッカー日本代表完敗

2013-08-14 22:22:13 | サッカー
サッカー日本代表は、ウルグアイとの親善試合に2-4で完敗した。

日本の守備は重症だ。前からチェックしろ、だなんだは関係ないと思った。

ウルグアイのクリアしたみたいなボールがスアレスにつながる。ゴール前に迫って、スアレスが自分で打つか、フォルランにラストパスをする。

ごく単純な攻撃に対応できない。

日本から得点するにはロングボールを放り込んでいればよい、という前からの弱点が克服できていない、どころか退化しているのではなかろうか。

1トップで先発した柿谷曜一朗への期待はテレビじじいだけではないようで、放送席は「柿谷が…」と言ってから「岡崎」でしたと言い直すことが少なくとも2度あった。きらり光るところはみせても、得点できないまま交代してしまった。

日本ハムさあ0.5差とはいってもね

2013-08-13 22:22:48 | 野球
中田翔が自己最多の25号、木佐貫洋が好投して、中継ぎがうまくいって、武田久が締めた。4-2の勝利。

さあ、0.5差。

日本ハムは、旭川のスタルヒン球場に詰めかけた2万を超えるファンの期待に応えた。

だけど、半ゲーム差っていっても最下位脱出の話。ちょっとほろ苦いオリックスとの5位争いだった。