テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

凍ったペイトリオッツ、ブロンコスに逆転負け連勝止まる

2015-11-30 22:22:17 | NFL
ペイトン・マニングのいないペイトリオッツ戦なんてと思いつつ見たキックオフ。ブロンコス最初の攻撃がパントで終わると、ペイトリオッツがパッパッと2分ほどでロブ・グロンコウスキーへのTDパスが決まって7-0に。これは大差になるな。ナマで見るのはここでやめて、一応録画はしたけれど放っておいた。

夜になって録画を見たんだけど、なんとなんとなんと、ペイトリオッツ24-30ブロンコス。10連勝のペイトリオッツに土がついた。

いや、雪が積もるにつれて攻撃に元気がなくなったから、ペイトリオッツが凍った、というのだろうか。

4Q残り少なくなったところで、マニングの代役QBブロック・オスワイラーからWRエマニュエル・サンダースにとうとうパスが通り、さらにもう1本。ペイトリオッツの反則もあり、ゴール前4ヤードからWRアンドレ・コールドウェルに逆転のTDパスが決まった。

1分9秒とタイムアウト1回で、FG距離までやってこれるのがペイトリオッツQBトム・ブレイディ。同点にして延長戦に。

レシーブを取ったペイトリオッツが凡退した後、ブロンコスはC.J.アンダーソンの48ヤードサヨナラTDランでマニング抜きのライバル対決に勝った。

ペイトリオッツはロブ・グロンコウスキーが4Qもかなり進んだところで右膝を痛めて退場。踏んだり蹴ったりのサンデーナイトだった。

羽生結弦のパーソナルベスト教えてよ

2015-11-29 11:20:13 | いろいろスポーツ
羽生結弦のフィギュア世界最高得点。すばらしかった。Jリーグチャンピオンシップ準決勝ガンバ大阪ー浦和の熱戦でお腹いっぱい。フィギュアを見るつもりはなかった。ニュースでも見ようとNHK総合にしたら、ちょうど羽生のフリーが始まったところだった。

4回転も3回転も、そう言ってもらわなければ区別がつかないテレビじじいだけれど、素人にも分かる「おっと危ない」が皆無。高く軽々としたジャンプ。

放送席の感嘆ぶりを聞くうちにこれはすごい演技だ、と。

演技後の羽生のやりきったという表情、ナンバー1を意味するのだろうひとさし指1本立てたパフォーマンス。これはほんとにすごいらしい。

パトリック・チャンの世界最高295.27を上回って、夢の300点超えどころか、一気に322.40の大記録を打ち立てた。

試合後のインタビューは、ナガノをナゴヤといい間違えるご愛嬌もあったけれど、内容は自信のかたまり。すごい20歳だ。

若いし、まだ伸びる余地があるだろう。そこで知りたかったのは、羽生の従来のパーソナルベスト。

途中から見たので申し訳ないんだけれど、放送では分からなかった。

朝刊。こんなに大スペースを使っているのに見当たらない。

ネットで調べる。

2013年の全日本フィギュアで297.80。あれっ、チャンの記録より上ではないか。そういえば、国内大会の記録は公認されないとかなんとか当時言われていた、ような記憶がある。

13年GPファイナルの293.25が自己ベストらしい。29.15点の大幅更新。すごい。

今後、採点がインフレになって、各選手大幅な記録更新が続くのかなあ。






浦和棚ボタ逃した隙をガンバにつかれる

2015-11-28 22:55:30 | サッカー
浦和1-3G大阪のJリーグチャンピオンシップ準決勝は、浦和が2-1で勝ったかもしれない。紙一重だった。

1-1で延長後半11分ぐらいだったかな、ガンバは丹羽大輝がバックパスした。これがみごとなループシュート?となり、ゴールキーパー東口順昭の頭上を越えてゴールへ。あっ、あ~~。入ったと思った途端、ポストで跳ね返るところが映った。

ここからがすごかった。そのボールを拾った東口から次々にパスがつながり、最後、藤春廣輝がボレーで決勝ゴールを入れてしまったのだ。

棚ボタを食い損ねた浦和。一瞬気が緩んでしまったというのが、NHK放送席にもガンバ長谷川健太監督にも共通した見方のようだ。

東口は至近距離の武藤雄樹のヘッドを止めたり、活躍が目立った。この試合は西・ガンバの東口と、東・浦和の西川周作との日本代表正ゴールキーパー争いでもあった。ややこしい東西対決、テレビじじいは西の東口に軍配をあげてよい、と思った。

ブレイディが「レックス・ライアン」と叫んで、おれは日本人なんだよな

2015-11-25 11:04:45 | NFL
マンデーナイトのビルズ13-20ペイトリオッツを遅ればせながら観戦した。唐突だけれど、テレビじじいは日本人なんだ、と改めて感じさせられる出来事が…。

ペイトリオッツの最初のシリーズ。QBトム・ブレイディがオーディブルで「レックス・ライアン」と叫んだ。

ビルズのヘッドコーチの名前だ。同地区のペイトリオッツをライバル視して、辛口の発言でお騒がせもしてきた。

その敵将の名前を叫んだブレイディに思わず笑ってしまったのだけれど、これってどういう意味の作戦変更なんだろうか。

レックスって、なんとなく Lex だと思ったもので、Ryan と合わせると、左とも右とも取れる。

とたんにESPNの放送席が「ライト」とかなんとか言っているのが聞こえてきた。

レックスは Rex だったのです。テレビじじいは、RとLの聞き分けができないのです。

「右、右」と叫んでいたわけ?

試合は、審判が協議ばかりして興趣を削がれた。不要な笛を吹いてプレーを止めたり(何10ヤードかのパスが成功のはずだった)、フラッグを出したのに判定がなかなか決まらなかったり、タッチダウンの判定が遅れたり。

NHK解説の池沢浩さんは「今日は審判、ちょっと良くないですね」。現地から「ロンゲストサードクォーター」ってな声も聞こえてきた。これって、審判団を皮肉っているんでしょ? 日本人だもんで、英語が身についていないんで断言はできませんけど。




カーソン・パーマー、戻り花満開へ

2015-11-24 11:18:26 | NFL
ベンガルズ31-34カーディナルスは好調チーム同士の接戦となって、楽しめた。

サンデーナイトの録画を今ごろになって見たのは、ブロンコスのQBペイトン・マニングがそろそろ終わりになりそうだし、結果を知らずに観戦しようと思ったから。

サンデーナイトだと、いろいろ分かってしまうと警戒したんだけれど、空振りだった。マニングは先発していなかった。故障で欠場ということらしい。

タイムアウトなしのカーディナルスは、試合時間残り53秒で自陣16ヤードからの攻撃。QBカーソン・パーマーがパスを3本連続で通して、フィールドゴールの範囲内へ。さらに時間を使い、短いFGを決めた時は、残り1秒になっていた。

ベンガルズのアンディ・ダルトンも何度かいいランをやってみせて、さすがここまで1敗しかしていないチームのQBだった。

けれど、来月36歳になるベテラン、パーマーの戻り花が満開を迎えようとしている、とテレビじじいには見えてきた。


日韓戦魔の九回、藤浪晋太郎が恋しかったよ

2015-11-20 00:04:17 | 野球
プレミア12準決勝日本3-4韓国は、楽勝のはずがあっという間の逆転負けだった。

テレビじじいが「沢村拓一に続き松井裕にまで勝利がついてしまった。この先、日本は抑え投手が心配だ」と書いていた通りの悲劇が起きた九回表だった。

チャンスがあるのに追加点が取れない。でも、まあ何とかなるさ。

八回、リリーフした則本昂大が完璧に抑えた。3点リード。そうか、則本でもう1回いけばいいんだ。

TBS放送席から、嶋基宏のリードが…と声が上がったのは、九回表、則本が連打を浴びてからだった。八回は速球で押していたのに、同じ変化球で連打されたかららしい。


松井裕樹押し出し。増井浩俊は李大浩に逆転打を浴びた。

まるで甲子園魔の九回に泣いた高校球児のよう。

日韓戦って、そんなに重圧がかかるんだ。

甲子園春夏連覇の藤浪晋太郎がいればなあ。こんな時に強いんだろうな。故障で辞退したのが響いてしまった。

松井は記録男だったけど優勝してないし…

と、かなり強引なタラレバ話になってしまうのは、テレビじじいもけっこう悔しがっているからだ。




マニングの落日、柏木陽介の決意

2015-11-18 10:19:38 | サッカー
39歳のスーパースター、ペイトン・マニングの落日とも思える試合を録画中継で見た日に、サッカー日本代表、柏木陽介27歳11カ月の決意を日本テレビ放送席が伝えていた。

ワールドカップは、今回が自分にとっての最後のチャンスだ、と。

マニングはチーフス戦、あと3ヤードに迫っていたパス獲得ヤードのNFL記録を更新したが、4インタセプトを喫し、3Q途中からサイドラインに下げられたのだ。

ワールドカップアジア2次予選のカンボジア戦、後半から柏木が出てきたとたんに日本の攻撃が活性化した。見違えるほどだった。

十代から代表で活躍していたのに、A代表ではポジションを取れなかった。3年ぶりに復帰して、今が旬とも思える輝きを放つ柏木にして「最後のチャンス」なのだ。

スポーツ選手は加齢による衰えと闘っている。

日本選手初のW杯予選5戦連続ゴールを決めた本田圭佑29歳5カ月。今、存在感抜群。でも3年後の本大会では?

マニングに始まって、選手寿命について考えさせられた一日だった。





痛た~~プレイター2度失敗でもライオンズ逃げ切る

2015-11-16 09:28:12 | NFL
月曜日の朝6時前、まだやっているかな。ライオンズ対パッカーズは4Q残り10分を切ったあたりだった。ライオンズが9点リード。パッカーズは3点しか取っていない。QBアーロン・ロジャースがさんざんだったようだ。

と思う間もなく、ロジャースのTDパスが通り、2点差に。ロジャース、普通のできに見える。

ライオンズもやり返して、TDで18-10とリードした。痛た~~、マット・プレイターのキック失敗。この試合2度めだという。9点差にしそこねた。

TDと2点コンバージョンで同点に追いつける! パッカーズが息を吹き返した。

何度も何度もプレイターの顔がアップにされる。負けたらお前のせいだ、と言わんばかりに。

残り40秒を切ったあたりでパッカーズがTDを決めて2点差に。2ポイントはパスが失敗。

テレビじじいは、これで試合終了かと思った。

オンサイドキックがあった!

ライオンズの名手カルビン・ジョンソンが跳び上がって取ろうとして落球した。パッカーズが押さえて攻撃権を獲得。

残り32秒。

「まだ終わりません。こんなにも長い2ミニッツ見たことありません」

有馬隼人さんが驚いている。

今度は、ジョンソンの顔がアップにされる。

残り5秒。逆転を狙うメイソン・クロスビーの52ヤードFGは、まるでブロックでもされたようにまったくのハズレだった。

パッカーズは、ホームでライオンズに24連勝していた記録が途絶えたそうだ。NFLは今季からエクストラポイントのキックの位置を少し遠くした。その効果で試合がもつれた。

プレミア12、打ちまくる中田翔はすごいけど…

2015-11-15 23:08:32 | 野球
プレミア12で中田翔が打ちまくっていて、今夜も八回に逆転の2点2塁打。すごい。

九回表、ベネズエラを4-3と1点リードして出てきたのは松井裕樹。2点失って4-5と再逆転されてしまった。

中田はこのブログでずっと応援してきたかいがあった。5試合で13打点? うれしいんだけれど、まさかこんなクラッチヒッターだったとは…。

それにしても、沢村拓一に続き松井裕にまで勝利がついてしまった。この先日本は抑え投手が心配だ。

マニングあと3ヤード、初黒星も

2015-11-09 13:12:27 | NFL
ブロンコス24-27コルツは面白い試合だった。

ブロンコスは8連勝できたかーー否

ペイトン・マニングは生涯パス獲得ヤード記録を更新したかーー否

だったんだけどもだ。

17-0と圧倒して前半を終わろうとしたコルツのパント。ブロンコスのオマー・ボールデンが83ヤードのリターンTDを決めた。ボールが蹴られたのが14秒残りぐらいで、ボールデンが捕球し走っている間に残り0秒になった。すごい。こんなことも起こるんだ。

そのせいでか、3Qでブロンコスが生き返った。マニングが64ヤードのTDパス。その後FGで同点に追いついた。

けれど、マニングは4Q、これが決まればパス獲得ヤードでブレット・ファーブの記録を破るというパスをインタセプトされ、ブロンコスは初黒星となった。あと3ヤードらしい。

大記録達成の瞬間なんてなかなか見られない。惜しかった。次週のチーフス戦は録画放送らしいし。

アダム・ビナティエリが決勝の55ヤード!FGを決めた。もう20年目だって。大事なところで外さない。まだまだ頑張ってくれ。

テレビじじいはいったいどっちのチームを応援しているのか。ヘンですね。

竜王戦第3局、揺れ動いて渡辺明棋王が2勝目

2015-11-06 20:51:57 | 将棋
竜王戦七番勝負第3局は、挑戦者の渡辺明棋王が糸谷哲郎竜王を123手で破り2勝1敗とリードした。

棋譜速報や囲碁将棋チャンネルの生放送で楽しんだ。テレビじじいの棋力では、外野席の評判でしか形勢は分からない。

それが揺れ動いている感じで、好勝負だった。

第2局は、終局後どのくらいしてからだったか、対局者の感想もアップされた。

えっ、第1日に敗着があったの? って感じで面白かったのだけれど、今局はまだそこまで行っていないようだ。
追記 ここまでをアップした直後、「局後の感想」がアップされた。ずいぶん沢山あった。必見。テレビじじいは両棋士の率直な意見交換に圧倒された。


ブロンコスびっくり7連勝

2015-11-02 15:19:30 | NFL
パッカーズ10-29ブロンコスにはびっくりした。

6連勝同士の対決。とはいっても、今季、ブロンコスの攻撃というか、QBペイトン・マニングのパフォーマンスといおうか、見てられないところがあったからだ。

第1週、パスのボール回転が悪いと、放送席の板井征人さんたちに心配されていた。第2週だったか3週だったかには、解説の河口正史さんがブロンコスの控えQBのこと調べていると、隣の近藤祐司さんにばらされていた。

ブロンコスの平均獲得ヤードはリーグ29位だという。パス18位、ラン30位、平均得点14位の攻撃ではパッカーズにかなわないだろうな、と思っていた。

パッカーズQBアーロン・ロジャースにパス獲得わずかに77ヤードと仕事をさせず、10点に抑えたブロンコス守備陣は想定の範囲。びっくりしたのは攻撃だった。

3回のTDはすべてランで決めたけど、マニングはパスも340ヤード投げた。インタセプト1回は、大勢が決まった後だった。

スパッとは切れないけれど、ラン主体の堅実な攻撃を続けられれば、ブロンコスはかなりのところまで行けるのではないか。

連勝を伸ばせたのは、この試合も守備陣がよく働いたからなのは間違いないけれど。


またたき厳禁、オールブラックス2連覇

2015-11-01 10:01:39 | ラグビー
ラグビーワールドカップ決勝ニュージーランド34-17オーストラリアは、なあんだダブルスコアだと言われるかもしれないけど、いい試合だった。

Jスポーツ矢野武アナウンサーの「まばたき厳禁」は秀逸。ちょっと目を離すと、情勢が変わっている。

押していたニュージーランドが後半、シンビンで14人になった。すかさずオーストラリアが2トライして4点差に追い上げた。

オーストラリアに流れがいった。と思ったら、ニュージーランドはダン・カーターが素早いドロップゴール。流れを引き戻した。24-17としたこのプレーは、次の長距離PGとともにテレビじじいには一番印象に残った。

前回ワールドカップ決勝は悔しい負傷欠場となったカーターがオールブラックスの2連覇に力を全開させた。