テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

中村剛也、プロ野球記録でもお立ち台なし

2015-07-24 23:04:58 | 野球
西武6-13日本ハムは、記念アーチの中村剛也に気の毒な試合になってしまった。大谷翔平から四回28号を放ち、1000安打と300本塁打を達成、五回には大谷の159キロを右翼席に打ち返し、自身15本目の満塁弾で5-5の同点に追いついた。15本は王貞治さんのプロ野球記録に並ぶすごい記録だ。

ところがその後、投手がジャジャ漏れ。大差の負けとなってしまった。

ヒーローインタビューは、アウェーの西武ドームで先制と勝ち越しのソロ2発で大谷の11勝目をお膳立てしたブランドン・レアード。記念アーチの中村にはお立ち台もなかった。

佐藤天彦八段が勝った勝った

2015-07-21 23:11:41 | 将棋
佐藤天彦八段が銀河戦Cブロック最終戦で羽生善治名人を破るところを見て2時間もしないうちに、王座戦挑戦者決定戦で佐藤が豊島将之七段を破り羽生王座への挑戦を決めるところを棋譜速報で見た。

強い。

以前にも書いたかな?

瀬川晶司さんのプロ編入試験の相手に佐藤奨励会三段を選んだ当時の米長邦雄会長の眼力には恐れ入るばかりだ。

ついにA級昇級を果たし、今度はタイトル戦初登場。銀河戦では、この通り羽生に勝っているのだから、王座戦だって面白い対戦になるのは必至だ

竜星戦に波乱呼ぶ24世本因坊秀芳

2015-07-20 22:58:51 | 将棋
先週、なんとなくのぞいた囲碁・将棋チャンネル。もっぱら将棋チャンネルとしてみているんだけど、24世本因坊秀芳の解説が懐かしかったので囲碁をそのまま見物していた。

竜星戦Aブロック最終戦、河野臨竜星ー鈴木伸二五段戦。

歴史に残る大逆転、といっている。河野が投了したんだけど、へっぽこなもんで何がどうしたのかよく分からないうちに放送が終わった。

で、今日の再放送を見た。テレビじじいの執念深いことよ。今度はよく分かった。

ウン? あらら、あれ、これチョンボです。手になっちゃった。トントンで取られちゃってますよ。

盤面10目は勝っていた河野が細かい寄せが済んで、ダメを詰めてしまったんだそうだ。

で、今夜のCブロック最終戦をのぞくと、また24世本因坊の解説。劣勢だった25世本因坊治勲が井山裕太棋聖の大石を取って中押し勝ち。

これもつい見てしまった。しのぎの治勲が殺しの治勲になったんだそうだ。

照ノ富士は切り返しで負けたんだよな

2015-07-18 21:37:27 | 大相撲
大関になって初黒星が7日目だというのだから、負けても照ノ海は強い。

でも全勝は白鵬、鶴竜の両横綱だけになったというのでは、優勝争いとしては少し面白みが減ってしまった。

早々と組まれた大関同士の取組。豪栄道が横から食いついて、

「切り返し、豪栄道勝ちました」とNHK総合はアナウンスしているんだけど、発表された決まり手は外掛け。

テレビじじいは、外掛けと切り返しの違いなんて正確には知らない。だけど、外掛けってもっと正面から身体を浴びせた形になると思っていたから、変だな。

すべての取組が終わりチャンネルを替えかけたところで、切り返しに訂正されたとのアナウンス。違和感が解消された。

すっきりして全英オープンゴルフに行ったら、強風で中断しているという。2ラウンド14番終了でサスペンデッドとなっていた松山秀樹は、一夜明けて15番をパーにした途端にまた長い中断となってしまった。

すっきりしないなあ。

記録止まってもさわやか秋山翔吾

2015-07-14 23:33:07 | 野球
西武5-2楽天。秋山翔吾の連続試合安打が史上3位タイの31で止まるところを見た。

七回裏の4打席目を凡退。チームは1点リードで九回裏の攻撃はなさそう。終わった、とテレビじじいは思った。ところが九回表に楽天が1点取って延長戦。なんと諦めたはずの打席が十回裏に回ってきた。

楽天の投手青山はいきなり3ボール。なんていうことをするのだ。

でも、敬遠ではなかった。勝負に来て3-2。結局四球になって記録は止まったけれど、正々堂々の勝負だったと思う。

中村剛也のサヨナラ3点本塁打の足がかりとなった。

なんで自分が? というお立ち台で、秋山は四球について「打ってよいとのことだったが、チームの勝利を優先した。正直、3ボール1ストライクでは勝負にいったけど…。連続試合ヒットを見に来てくれた方も多いと思うが、チームが闘っているので、また見に来てください」とさわやかだった。隣の中村も「記録がかかっているのに、しっかりフォアボールを取ってくれた」と讃えていた。




大山志保大健闘、ニコニコしながらチョン・インジ全米女子オープン優勝

2015-07-13 08:32:08 | ゴルフ
全米女子オープンゴルフ最終日、大山志保が9番終了で2位タイというところから見始めた。

たちまち3打差が2打差に縮まった。首位エイミー・ヤンが9番ボギーにしたからだ。

10番大山と同組で順位も並んでいたチョン・インジがボギー。大山は単独2位だ。

思えばここが頂点だった。池に落とすやらなんやら、「悔しい気持ちでいっぱい」の通算3アンダー5位タイの成績となった。

大山の下になったはずのチョン・インジが後半チャージ。エイミー・ヤンと入れ替わり首位に。チョン・インジのバーディーラッシュに対し、エイミー・ヤンもイーグルなどで追い上げたけれど、18番入れればプレーオフのパーパットが外れた。

リーダーボードは韓国選手がほとんどのところに、またまたすごい選手が現れたものだ。

先日、日本ツアー初出場でメジャー優勝をさらい、今度は初出場の全米オープン優勝だ。

終盤になってもニコニコしながらプレーして、優勝インタビューの前半は英語でスピーチ。

ゴルフチャンネル放送席は、「準備していたんでしょうかね」

早くから優勝を意識していた? 気持ちが強い20歳の大学生。もっと伸びそうだ。

大山の大健闘もあって、テレビじじいには面白いゴルフ中継だった。

なでしこにリベンジした米代表がマンハッタンパレード

2015-07-11 08:51:50 | サッカー
日本にリベンジを果たし、サッカーの女子ワールドカップで優勝した米代表のマンハッタン凱旋パレードをネットのニュースで見た。

なでしこの主将、宮間あやの「女子サッカーを文化として根付かせたい」という思いは、敗戦でも日本のファンに広まったと、テレビじじいは思っている。

それでも、勝つと負けるとでは天と地の差があるのだな。

地元の常連ヤンキース(松井秀喜がMVPだったときもあったっけ)やNFLのジャイアンツではなく、女性のスポーツチーム。初の栄誉だという。個人ではウィンブルドンテニスの勝者や英仏海峡横断者やらが讃えられたことはあるらしい。

どのくらいの紙吹雪が舞ったのか、分からなかった。けれど、米国で女子サッカーが根付くのに役立つことだろう。

日本にリベンジしたといえば、ダグラス・マッカーサー元帥なんてお人もパレードしたんだった。

リバプールリバプールリバプールの呪文及ばず、なでしこ準優勝

2015-07-06 11:39:06 | サッカー
3点ビハインドの後半、リバプールリバプールリバプールと念じながら観戦。すると7分、オウンゴールでなでしこが得点、2点差に追い上げた。

いける! と思ったんだけどなあ。

2分後に米国が5点目をあげ、流れは変わってしまった。

日本2-5米国。女子ワールドカップ、なでしこの連覇はかなわなかった。

2004-05シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝で3点ビハインドをはね返しPK戦でACミランを破ったリバプール。その呪文も効果及ばず、だった。

もし松木安太郎さんが解説をしていたら、10番フリーだ、危ない、1人行かなきゃ、と叫んだんだろうな。立ち上がりの2失点は、CKとFKでゴールからやや離れたところから飛び込んでくる10番カルリ・ロイドにしてやられた。対策はなかったのかな。テレビじじいの素人目からは決勝戦で一番惜しまれる場面だった。

でも準優勝だ。すごい。

セ界大恐慌だそうだ、セ・リーグ全球団が借金生活に転落

2015-07-03 21:58:30 | 野球
今晩もしかしたら。淡い期待のDeNAー阪神九回裏、2点リードされている。やっぱりだめか。

何が?

セ・リーグ全チーム負け越し、の珍記録だ。

阪神抑えのオ・スンファンにヒット、ホームランでたちまち同点。ヒット、送りバント、右中間を破るサヨナラ打。

TVKが放送時間はあと1分と言ったとたんのセには悲しいサヨナラ劇だった。

巨人が負けるのが楽しみのテレビじじいで、ヤクルトにも阪神にもなんの恨みもないけれど、珍記録ができて、ごめん、面白かった。




また日米で優勝戦、なでしこ強い

2015-07-02 11:13:55 | サッカー
「流れを取り返そうと思って入った」という岩渕真奈が、その決意通りにイングランドから日本へ流れを引き戻した。

いいドリブルだなあ。

後半45分+2の決勝オウンゴールも、日本の時間だ、と感じさせられるようになってからの成果だったと思う。

PKを取ってPKで取り返されて、OGが決勝点というのでは、つまらない試合に見えてしまうかもしれない。でも日本2-1イングランドの女子ワールドカップ準決勝はスリリングで、テレビじじいはすごく楽しませてもらった。

オウンゴールさせたボールを蹴ったのは、前回大会で大活躍した川澄奈穂美。ツキを持っている。いまやスーパーサブとなった岩渕。2011ワールドカップ、2012オリンピックに続き世界大会3回連続で日米対決となった決勝戦の期待戦力だ。