森田理香子が記録的初優勝 女子ゴルフ

樋口久子IDC大塚家具レディスは森田理香子が１日のツアー最少ストロークタイ記録で優勝し、新スター誕生だ。パー７２の18ホールを６２でまわった。この日、２位タイになった有村智恵も過去に記録していて、５人目らしい。

２０歳。台風で２日間に短縮された大会で、賞金ランクに加算される額は７５パーセントになってしまうというが、優勝は優勝だ。いつ優勝するか、と期待されていた選手と放送席の樋口さん。涙の初優勝インタビューを見た。女子ゴルフは次々と若い選手が活躍して、勢いがある。

中日はカゼにご注意

日本シリーズ第1戦二回表無死、ロッテのサブローが高いたかーい内野フライを打ち上げた。それがなぜか1塁手、2塁手、投手の間にポトンと落ちた。記録はヒットになったけれど、ピッチャーの吉見はともかく、ブランコと井端のミスだと思う。どっちが悪いともいえないからヒットにしたのかな？　素人にはわかりません。


中日はちょっとピンチなのではないか。第1戦に負けたことより、あの守備では千葉マリンスタジアムにいったら大変だと思うから。いじわるな風が吹くもんな。

レブロン・ジェームズは高見盛なのね

レブロン・ジェームズが移籍したヒートの新ビッグスリーとやらはどうなのかと、マジック戦を観戦した。ＮＢＡを選手入場から見たことなんてなかったから、ジェームズが試合前に高見盛になるなんて知らなかった。滑り止めの白い粉をブアーッと撒いて出陣するのね。

１Qは、マジックのハワードがビッグスリー３人分の活躍をして２４－２４だったが、ハワードのファウルがかさんで出場を制限するようになると、マジックが力を発揮し始め、結局ファウルアウトにまで追い込んで、９６－７０の大差でヒートが勝った。

ボッシュがセンターをやりたがらないと放送席が言っていたから、例えばハワードみたいなセンターを引っこ抜いてきて据えたら、ビッグ４？　無敵かなとテレビじじいは夢想してしまった。

羽生名人敗れて 矢倉の歴史を変えたのか？

「矢倉の歴史を変える一手になるかもしれない」と、初日夕方のＮＨＫＢＳで森内九段が評していた羽生名人の新手だった。森下九段も入玉して持将棋を目指すぐらししか思い浮かばないと話していた。それがなんと２日目の午後７時前、渡辺竜王の勝ちとなるのだから勝負はわからない。竜王戦七番勝負は渡辺の２連勝となった。

初日、先手の羽生は、プロの勝負でも後手の分がよく、しかも渡辺が得意としていて最近も勝ったばかりだという作戦に誘導するような指し方をした。どこかで工夫があるはずという盤側の予想通り、新手を指したのだという１五香。どう検討しても後手の渡辺が良くなる順が出てこない、というのが昨日の夕方の解説だったのだ。それが２日目夕方の放送では、渡辺有利に変わっていた。放送は時間切れで終了してしまったが、どんどん進む指し手を見せてくれて面白かった。

羽生は、矢倉の歴史を変える新手を指したけれど、その後ミスが出て敗れたのか。それとも、この手は良い手ではなかったのか。テレビじじいには手に余る難問だが、その答えを今後の観戦記などに期待したい。

カウボーイズ終わった

マンデーナイトをNHKがまじめに中継してくれないので、水曜の朝の３時半から最後の方だけ観戦した。ウェンズデーモーニングフットボールになってしまった。
カウボーイズはジャイアンツに逆転負け、１勝５敗。ＱＢロモは鎖骨骨折で退場と踏んだり蹴ったりの結末になってしまった。

今季のスーパーボウルはピカピカのダラスカウボーイズスタジアムで開催されるのだけれど、カウボーイズがプレーオフに進出する公算はほとんどなくなった。地元でスーパーボウルチャンピオンという数十年に一度の夢も破れた。

そういえば１勝６敗のフォーティナイナーズもいる。NFLを見始めたころの強豪が見る影もないのはちょっとさみしい。

ファーブがピンチだって

確かに放送席は足が痛そうだと指摘していた。だけど、いったんは逆転TDと判定されたあのパス。バイキングスのファーブは大喜びし、飛び跳ねていた。だから、パッカーズ戦後に左足首など２箇所に骨折が見つかるなどとは思わなかった。

今度の日曜にペイトリオッツ戦がある。ファーブが無理をしてでも出たいと言ったときどうする。２９１試合先発出場なんてとてつもない記録を続けている選手だから、バイキングスのヘッドコーチも判断が難しい。テレビじじいは替りのＱＢと比べて、どちらが戦力になるかを考えて、単純に決めればいいと思うのだが…。

ファーブ ３インターセプトでも魅力

パッカーズ－バイキングス因縁の対決。ファーブの直近のパス７本中３本…と言われると、「成功」とか「インコンプリート」とか続けたくなるが、これがインタセプトなのだ。４１歳、もうこんどこそ引退だろうな。そう思いながら見ていると、残り１分を切ってからエンドゾーン奥深く弾丸パスを通し逆転。審判の両手が上がり、ファーブが飛び跳ねて喜ぶ。ところがリビューで、ＷＲハービンの２本目の足が外に出ていると分かり（というか、テレビのリプレーではっきりと分かる誤審だった）、タッチダウンは取り消された。

最後のパスも紙一重に見えた。ファーブは一度転んだあとにエンドゾーンへ投げ込む。惜しくもＷＲモスには合わなかった。

一発逆転を期待できる強肩がある限り、やっていけるのだろう。古巣のランボーフィールドで今回は敗れたが、まだまだ目が離せない選手だ。セクハラ疑惑でＮＦＬ当局に事情を聞かれたんだそうで、こちらがどうなるかも心配だが…。

気の毒 チャージャーズのキッカー、ブラウン

これを入れれば同点になってたぶん延長戦というＦＧ。キッカーが故障したチャージャーズと４日前に契約したばかりのクリス・ブラウンが外した。そういうシチュエーションでのＦＧを前季２回失敗していると、GAORA放送席。ダメなんだろうなと思っていたら、フォルススタートで５ヤードの罰退。４５ヤードのはずが５０ヤードのアテンプトになってしまった。気の毒。

外れ方もポールに当たるというぎりぎりの失敗。でも大事なところで外すという印象はずっと残るのだろう。気の毒。

４Ｑ途中、ペイトリオッツが２３－６でリードしているところから観戦した。チャージャーズがＱＢリバースのパスで怒涛の反撃。２３－１３にしたところでオンサイドキックを成功させて、さらに反撃が続く。ついに３点差。そして回ってきた同点のチャンスをものにできなかったというわけだ。これで２勝５敗になってしまったのだが、テレビじじいがつまみ食いした場面だけを見ると、どっちが１敗しかしていないチームだか分からなかった。

リンスカムのハイタッチが印象的だったジャイアンツ優勝

ナ・リーグ優勝決定戦の第６戦。ジャイアンツは八回表に１点リードすると、エース、リンスカムを登板させた。前々日の第５戦に先発して７回を投げたばかり。この試合で決めるというジャイアンツの気合が見て取れた。

三振、安打、安打となったところで、ジャイアンツはきっぱりとリンスカムをあきらめ、抑えのウィルソンを登板させた。リンスカムをハイタッチで迎えるベンチ。いい雰囲気。これはジャイアンツが勝つのかな、と思わされた。

九回表、フィリーズはリードされていても抑えのリッジ登板。２アウト１，２塁とされたところでマニエル監督はピッチャープレートまで行き指示をした。敬遠！　走者を進塁させる満塁策だ。次打者はウィルソン。もうピッチャーはいないでしょ。代打を出せるものなら出してみなさい。こちらも気合が入っている。なるほど、代打はなし。１塁ゴロに討ち取った。

ここでツキが変わるかとも思ったが、代打を出さずに続投させたウィルソンが九回を締めた。前日のレンジャーズとは違い、シャンパンファイトも表彰式もグラウンドではなく屋内だった。シリーズＭＶＰのロスは８月にマーリンズをクビになった選手だという。テレビで観るだろうと思っていたポストシーズンのゲームに出られて賞を受けるとは、と感激していた。そんな選手も含め一丸となった。だからランナーをためて降板したリンスカムをハイタッチで迎えるいい雰囲気のチームができたのだろうな。

中日は胴上げが上手くなった

中日の落合監督が胴上げされた。きれいに６回も宙に舞った。セ・リーグ優勝の時やったのが練習になっているわけだから、そりゃうまくなるわけだ。

巨人に九回、絶対のはずの浅尾が同点にされてしまったのは、ロッテとの日本シリーズに悪影響あるんだろうか。岩瀬もピリっとしないし、ドラ党は心配だろう。アンチ巨人のテレビじじいとしては、応援した中日がハラハラさせながら長い試合を勝ちとって喜んでいる。だけど、日本シリーズでどっちを応援するかは、恥ずかしながらまだ決めかねている。

５０年目の優勝 歓喜のレンジャーズ

球団創設から５０年目でリーグ初優勝を決めたレンジャーズ。グラウンドを跳ねまわって喜ぶ選手たちと一緒に喜ぼうという気分になった。クラブハウスではなく、観客の前でビールかけ、いやシャンパンファイト？　ジンジャーエールかな。

ヤンキースを「圧倒、圧倒、圧倒」と解説の武田一浩さん。優勝争いできるチームに行きたいとヤンキースに移籍していったＡロッドが最後のバッターだなんて、よくできた話みたいだ。Ａロッドの願いはすでに叶えられていて、去年はワールドチャンピオンであっても、レンジャーズが見返してやったという感じは強い。

ワールドシリーズは、相手がジャイアンツになってもフィリーズになっても勢いは止まらない気がする。

真央ちゃんも始まって、名古屋をさ迷う

素人にもわかる浅田真央のジャンプ不調を中継するＮＨＫ杯のＮＨＫ総合からＢＳに戻ったら、中日の野本が八回２ランホーマーを放って同点に追いついた直後だった。

九回表岩瀬登板。巨人の阿部にライトへ痛烈なライナーの勝ち越し弾を食らった。岩瀬の不安は解消していない。巨人はクルーンを切り捨てて、ストッパーは山口に切り替えたように見える。きっと落合監督にも決断が必要な時が来るのだろう。

ゲームセット。巨人が１勝を返した。まさか中日があと３連敗することはあるまいと思うが、明日もきょうのように名古屋市の体育館とナゴヤドームを行ったり来たりになるのだろうか。ところで野球の中継はどこの放送局でやってくれるのだろう。

誰も抗議しない誤審 ジャイアンツ負けた

球審以外は誰もフェアだと思わなかったんじゃないの。ナ・リーグのチャンピオンシップ第５戦の三回、フィリーズ・ハラデーのバントに対してくだされた判定が勝負に微妙な波紋を起こした。

ジャイアンツのリンスカムは初安打を打たれたあと死球を出し無死１，２塁。フィリーズの打順は投手のハラデーで、ここは当然送りバントだ。テレビで見る限り、ボールはファウルゾーンに落ち、ホームベース上を転がるところをキャッチャーが捕った。あれってファウルだよね。日米放送席もテレビじじいもそう思った。ハラデーもおんなじ。走らない。キャッチャーはフェアだっていうんで３塁封殺を狙って送球、三塁手が少し前に出ていたためベースを踏み損ね、タイミングはアウトだったのにセーフ。ハラデーは遅れてスタートしたが、一塁でアウトになった。

ジャイアンツはダブルプレーを取る機会をもらったのに失敗し、まあしゃーないか。フィリーズは三塁で封殺されていたら「ファウルだ」と騒いだろうけれど、結果として２、３塁に進塁できたのだからバント成功、十分満足できる結果だ。

従って、明らかな誤審に誰も抗議しないという珍風景となった。

そう、そんな大したことじゃなかったはずなのに、直後に一塁手がゴロを大きくはじく２点タイムリーエラー。次に適時打も出てフィリーズが３－１と逆転してしまった。

試合後、「フェア　ｏｒ　ファウル？」と、なんとも歯切れの良い見事なインタビュー。ハラデーは「分からなかった」だって。よく言うよ。あの時はファウルだと思ったからスタートを切らなかったのに。

シリーズは２勝３敗にしたフィリーズの本拠地での戦いになった。

坂本故障で巨人のツキがおちた？

巨人は４連勝しなければ日本シリーズに出られない。２試合やって中日投手陣から１点も取れなかった巨人打線ではほとんど無理だろう。勝負だから可能性は残っているとはいっても、もし中日選手の気が緩むとしてせいぜい１試合だけだろうしな。

と書いてきて、なんでこんなことになってしまったのだろう。ファーストステージで活躍した坂本が故障して欠場したのは痛い。でもトップバッターの代役脇谷は十分すぎるほど出塁している。坂本って、チームに勝利をもたらすそんなに大きな運を持っていたのだろうか。

ヤンキースもリベラを５点差で登板させた

ヤンキースは5点差でもリベラを使うのね。

ア・リーグチャンピオンシリーズの八回、６－２とリードした場面でウッドがリリーフ、とんとんと２死を取り３人目をボールなしで２ストライクに追い込むとヤンキースファンはスタンディングオベーションを始めた。すぐにチェンジ。その裏ヤンキースは１点加えて５点差。ウッドの続投で十分に見えたのだけれど、九回リベラが出てきた。昨夜見た中日の岩瀬登板を思い出した。

見送り三振試合終了か、と思わせたところでボールの判定が下り、その後ヒットを許し、リベラは苦笑いしていたが、無事試合終了。舞台はテキサスに戻ることになった。

Ａロッドが２盗を試みてヘッドスライディングし、セーフになる場面を見て、ヤンキースの必死さが分かった。レンジャーズはサバシアから１１安打を放ったのに２点だけと、決定機をダブルプレーなどで逃していた。流れが変わったのかもしれない。きっと面白い試合が見られるだろう。