テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

稲葉メモリアル試合で逆転の2点本塁打

2014-09-30 22:29:30 | 野球
日本ハム4-3西武。七回裏1点リードされた日本ハム2死2塁で、引退する稲葉篤紀が代打逆転本塁打を放った。

稲葉メモリアル試合として記念のタオルを観客に配ったという日に、期待に応えた稲葉。GAORA放送席から「千両役者」の声があがった。

お立ち台の稲葉は、涙のファンもいますとの問いに、「涙はまだとっておいてください」と、クライマックスシリーズを見据えて意欲満々のところを見せていた。

仕えた5監督すべてを胴上げしたという強い星を持つ稲葉。テレビじじいは、この先もなにかやってくれそうと期待している。

逸ノ城、照ノ富士の本音インタビューがすごい

2014-09-28 22:46:20 | 大相撲
新入幕の逸ノ城の快進撃は横綱白鵬に阻まれ、13勝2敗の秋場所準優勝となった。すごい。

今場所を盛り上げた革命児だ。

テレビじじいが革命だな、と思ったのは、この好成績だけではない。鳥取城北高校留学組のモンゴル出身2力士、照ノ富士と逸ノ城のインタビューだ。

初日、大関琴奨菊を破った照ノ富士。十両にいた時から琴奨菊の相撲を研究していたと明かした。付き人とも話したとか、ちょっと危ない?情報まで漏らした。そんな下位にいる時から真剣に研究しているものなのだ。驚かされた。

千秋楽結びの一番まで、臨戦態勢で待った逸ノ城は、優勝決定戦で白鵬と取りたかったかと聞かれ、やりたかったと答えていた。史上2位タイの優勝31回を決めた大横綱を相手に、勝ちたい気持ちを表に出して素直だ。大関稀勢の里戦では、2度突っかけて待ったされる形になったとき、大関の姿勢が低くなってきたので立合い代わる決意をしたことを吐露していた。

元大関把瑠都のユーモアのなかで本音を言うインタビューが楽しみだった。照ノ富士、逸ノ城の好成績が続くと、これまでにない本音が聞けるような気がしている。



逸ノ城という新スターが飛び出した

2014-09-25 22:39:45 | 大相撲
逸ノ城が豪栄道にも勝って、大関連破。明日はついに横綱鶴竜と結びの一番で対戦することになった。

NHK解説の北の富士勝昭さんは、鶴竜は今場所強いところを一番も見せていない、と何やら心配そう。これで横綱にまで勝ってしまったら…。

場内の歓声も急激に高まってきた。スターが生まれた。古いけれど、テレビじじいは大鵬が新入幕した時の雰囲気を思い出した。あの時は小結柏戸が11連勝の大鵬を止めたんだった。

逸ノ城を止めるのは誰なんだ。

白鵬、鶴竜、逸ノ城…電光掲示板が予言する

2014-09-25 09:46:34 | 大相撲
新入幕・逸ノ城の迫力がすごい。わずか5場所目で大関・稀勢の里を気後れさせ、2度も待ったさせる。10勝1敗の快進撃だ。

話題の人の名前がすぐ反映されるので、テレビじじいはグーグルの日本語入力を愛用している。ところが「いちのじょう」と入力しても、「逸ノ城」は候補に出てこない。スピード出世に対応が追いつかないのだろう。

逸ノ城は、11日目の稀勢の里戦に続いて、きょう12日目も結びの二つ前の土俵に上がる。

結びが白鵬で、その前が鶴竜。さらにその前が逸ノ城。

これって新入幕力士では異例(いや初めて?)だが、近い将来、常時この状態になるのでは? つまり横綱!

いや横綱には休場中の日馬富士もいたっけ。モンゴル出身の3横綱に続くのは、稀勢の里でもなく豪栄道でもなく、モンゴル出身の逸ノ城だ。きょうの豪栄道戦の結果次第では、はっきりそういう流れができそうだ。

スーパーボウルより面白かったブロンコス20ー26シーホークス

2014-09-23 09:41:53 | NFL
遅ればせながらブロンコス20-26シーホークスを見た。面白い試合。これがスーパーボウルだったらよかったのに。

ブロンコスの攻撃になって最初のプレーで、RBモンティ・ボールがファンブルした。43-8の大差で終わった2月のスーパーボウルと同じ進行ではないかと思ったのだけど…。シーホークスペースで4Q残り59秒まで進んだ試合が急に盛り上がった。

8点差。自陣20ヤードからの攻撃。ブロンコスのタイムアウトは1回も残っていない。TDを取った上で、2点コンバージョンを決めなければならない。いくらペイトン・マニングでも、この試合あんまり点を取っていないし無理だろうなと思っていたら、ポンポンポンとTDを決めてしまった。2ポイントも成功。延長戦だ。

コイントスに負けたブロンコスは、先に攻撃権を握ったシーホークスにTDを許し、そこで試合終了。けれど、テレビじじいは、同点に追いついたあの踏ん張りで、またダメかという敗者の気分は吹き飛ばせたんだと思った。


U23のイラクの方が、U21の完敗日本より若かった

2014-09-17 22:46:22 | サッカー
イラクはU23で、しかもオーバーエージの選手を補強している。これに対し、日本はU21でオリンピックを見すえた布陣だ。

というから、日本がイラクに負けてもしょうがないか。引き分けなら上々、とテレビじじいは思っていた。

話が違うではないか。

先制点のファラジは18歳! 

スピードと巧さで日本を翻弄したうえ、あんなに落ち着いてゴールをきっちり決める。この選手NHKはファラジと放送していたけど、ネットの記事を見るとフマーム・タリク・ナウーシュになっている。テレビ画面では、Humam Tareq Faraj FARJ となっていた。 むずかしい。

ボランチにも19歳がいるらしい。途中出場で日本ゴールに迫ったFWも19歳と放送していた。

1-3で完敗。

オリンピックからワールドカップまで見すえたチーム作りをしているのはイラクの方だった。日本は来月誕生日の植田直通がかろうじて19歳のようだ。

ファラジは、160センチと背は低いようだが、繰り返しになるが18歳! 次回ワールドカップどころか、10年先まで日本代表にとって疫病神になりやしまいか。


ホーシェルにこにこ10億円パット

2014-09-15 09:54:29 | ゴルフ
松山英樹の成績は?と合わせたNHKBSのツアー選手権第3日。ローリー・マキロイが15番で長いイーグルパットを決め、トップのビリー・ホーシェルに並ぶところだった。これで決まり、とテレビじじいは確信した。

ところが、最終日最終ホール、ホーシェルが10億円パットをニコニコしながら決めているではないか。マキロイたちに3打差つけているから震えるどころでない様子だった。

プレーオフ第1戦を予選落ちしてポイントランクを81位にまで落としてからの巻き返しだったという。石川遼にも松山にも10億円ボーナスのチャンスはあったんだ、惜しかったなあ。

出産を控えた妻が予定より早く産気づいたらどうしよう、なんて心配もあったとか。何から何までうまくいったわけだ。

松山は通算6オーバーの22位で1600万円ほどを獲得。ポイントランクは28位となり、2千万円近いボーナスを獲得したようだ。このプレーオフ、半端でない賞金が出るものだ。

大谷が完封、決勝打大引は感涙

2014-09-13 18:12:36 | 野球
日本ハム1-0オリックス。大谷翔平の2度目の完封試合を見た。2四球。前回登板と見違える制球を見せた。5安打散発、最速158キロで9奪三振、11勝目。東明大貴との息詰まる投手戦に耐えた。

お立ち台。決勝打の大引啓次が感極まって泣いた。故障?をおして出場志願したキャプテンが、結果を出した。ベンチの栗山英樹監督もうるうるしているように見えた。

30歳のベテラン。意外な展開に驚かされた。


ラッセル・ウィルソン、糸谷、チリッチ、坂本勇人…25歳が旬

2014-09-10 09:28:52 | 日記
NFL開幕戦。スーパーボウルチャンピオンのシーホークスは25歳のQBラッセル・ウィルソンが活躍し、パッカーズに圧勝した。

将棋竜王戦挑戦者決定戦第3局。25歳の糸谷哲郎六段が43歳の羽生善治4冠を破って挑戦者となり、即七段に昇段した。

テレビも見ず、ネットも見ず、ひたすらNHKの録画中継を待った全米オープンテニス決勝。24歳の錦織圭は25歳のマリン・チリッチにストレート負けした。

巨人の25歳坂本勇人は、阪神のメッセンジャーを叩き首位固め。

25歳が旬だ。

25歳のヤンキース田中将大がスタンドで錦織を応援したそうだけど…。

ドルトムントに復帰した25歳の香川真司は、次節13日の先発が濃厚になったという。競争ポジションのマルコ・ロイスが負傷欠場するからだという。ロイスも25歳だという。ドイツでは25歳のツキはないのかもしれない。

そういえば、田中も故障でリハビリ中だったっけ。たちまち「25歳は旬」という説は否定されてしまった?

松山選手、おめでとうです

2014-09-08 11:07:33 | ゴルフ
松山選手おめでとうです。

BMW選手権の18番、松山英樹がバーディーパットを決めた瞬間の放送席の声だ。テレビじじいは寝坊して、やっと間に合った。よかった。

年間ポイントランクの想定順位が27位になり、最終のツアー選手権出場が確実になったことへの祝福だ。

すぐあと28位に落ちたが、そのままの位置で大会は終わった。大会自体は20位タイの成績だった。

テニスの錦織圭の全米オープン決勝進出の影に隠れてしまったが、可能性はほとんどないにせよ賞金10億円に挑戦する権利を取ったのはすごい。優勝が条件で、しかも上位が総崩れなんて、期待してはいけない。

でも、30位以内に食い込んだことで、来季はマスターズに加えて、全米オープン、全英オープンの出場権も得られたという。期待は膨らむ。

ネイマール復活し決勝点だけれど

2014-09-06 17:05:24 | サッカー
監督が替わって再出発のサッカー日本代表はウルグアイ代表との親善試合で0-2で完敗した。

ワールドカップが散々だったので、テレビじじいの憑きものは落ちてしまった。それをもう一度引き戻すような何かが起こらないか期待したが、皆川佑介らは新鮮でも、新戦力としては得点という結果を出せなかった。

監督がドゥンガに戻ったブラジル代表の再出発。ワールドカップ準々決勝でネイマールが故障させられたコロンビア代表と因縁の対戦となった。10人のコロンビアをブラジルが押す展開の後半を見た。

ネイマールが復活していて、よかった。けれど流れからの得点にならない。後半ネイマールのフリーキックがゴールに吸い込まれて、決勝点となった。

ブラジルの守備は大量失点の悪夢から抜け出しゼロ封した。けれど攻撃は相変わらず決め手がない。再出発を祝うところまではいっていないように見えた。

試合前、ネイマールとけがをさせたコロンビア選手が抱き合うシーンがあったそうだが、見損ねた。

阪神がDeNAが中京が…野球は無死満塁から

2014-09-01 10:27:16 | 野球
無死満塁の大事件っていえば、ソフトバンク森福允彦を思い出す。2011年日本シリーズ中日戦の大ピンチでリリーフして1点も取られず切り抜けてしまった。

8月末、3日続けて無死満塁の小事件。

29日の阪神-ヤクルトは、ヤクルトが九回表1点を取り5点差に追い上げ、なおも無死満塁。これからというところで豪雨となり、コールドゲームとなって阪神が10-5で勝ちになった。天佑だか天罰だかしらないけれど、サスペンデッドってないのね。

30日のDeNAー巨人。4-4の十回裏、DeNAは無死満塁で5-2-3の併殺を食ったものの、次打者桑原将志がレフト線にサヨナラ打を放った。

なあんだ、よくあることではないか。

いや、テレビじじいには事件だったのです。無死満塁の場面で、BSTBSはあと4分で放送終了だと宣告する。桑原の打席で「あと10秒」。1秒、2秒、3秒ぐらいのところで桑原が打って、試合終了とわかった瞬間、放送も終了になった。よかった。

31日は延長五十回表、中京無死満塁から2塁打がでてついにリード。ニュースで見たホームインの場面。駆け抜けず、ベースを1回、2回と踏みしめていた。4日がかりのサスペンデッド試合、崇徳と98の0を連ねてきた試合にとうとう点が入った。その思いがこもった仕草だった。中京はその後の決勝戦にも勝ったんだって。

その夜、森福は延長十二回、楽天にサヨナラ打を浴びていた。満塁ではなかった。