3回驚かされて森内俊之名人防衛

えっ、えっ、えっ
３回驚かされて将棋名人戦は森内俊之名人の防衛で終わった。羽生善治三冠が１－４のスコアで負けるのも意外だったが、それよりも終局時間の早さにびっくりしたのだ。

先日、ＮＨＫの夕方の中継に２度も投了の瞬間が間に合った、と書いた。なんと２度あることは３度あったのだ。

きょうも、午後５時前だった。解説の渡辺明竜王の「あっ、投了」の声があがっても信じられないほど。戸辺誠六段との検討で、勝負の行方は決まったと聞かされてはいても、テレビじじいは、もう少し指すのではないかと思っていた。

後手森内名人の３七銀が新手だそうだ。局後、渡辺竜王が10年前の羽生ー渡辺戦までさかのぼっての解説は、おもしろかった。戸辺六段との掛け合いで、飛車を逃げなかった場合の検討に熱中していた。それだと、こんな早い終局はなかったのではないか、と思わされた。

森内新手が定跡になれるかどうかの瀬戸際を解説してもらったような気がする。

サッカーブルガリア代表を琴欧洲にするつもりか

サッカー日本代表はブルガリア代表との親善試合に０－２で完敗した。ブレ球のＦＫにＧＫ川島永嗣がだまされたと思ったら、またまたＦＫから長谷部誠がオウンゴール。５日後のワールドカップ予選、オーストラリア代表戦でブラジル行き切符を手に入れることができるのか、心配な出来だった。

もうひとつの心配は、ブルガリアを琴欧洲にするつもりか、だ。

故国の代表を応援に来た姿がちらりと映し出された大関琴欧洲のことだ。名古屋場所を控えていて滞在中なのか、豊田スタジアムに姿を現した。

テレビじじいの心配のしすぎだったらいいのだけれど、試合中に倒されて交代するのも、しばらく立ち上がれないのもブルガリア選手ばかり。

野球で言えばオープン戦。選手を壊すようなプレーはやってはいけない。日本選手はそれをやったのか？

スポーツ選手にけがは大敵。琴欧洲もけがに泣かされた。けががなければ横綱だったろうに。

指名打者なくてもパ全勝、田中将大の代打も成功

交流戦はセ・リーグ本拠地の日。中止となった広島ー日本ハム以外の５試合はすべてパ・リーグが勝った。

セがホームだと指名打者がいないから、パのチームは投手交代がけっこう難しくなる。

エース田中将大に代打を出して追い上げ打を引き出した楽天。残る３回を抑えられる投手はいるのか、と心配した。リリーフの青山浩二が四球を連発してピンチを招き、交代した投手が打たれて同点になり、田中への代打は成功したんだかわからないと思って見ていた。

九回、投手の代打も成功して４点を取り、楽天が勝った。

で、負けたのは阪神。セ・リーグで巨人の独走を防ぐのは阪神しかないらしい、と阪神を後押ししていたはずが、つい楽天を応援してしまった。テレビじじいもいい加減なもんだ。

おバカなダービー作戦 当たりました

きのうは大谷翔平vs藤浪晋太郎を見ずに、何をしたかというと、おバカなダービー馬券作戦を試しました。

５月26日のダービーって久しぶりだな、という話になったのです。前回は2002年。武豊の3番タニノギムレットと岡部幸雄の11番シンボリクリスエスの決着でした。表彰台に立ったユタカの向こうでドッカーンと落雷したんだっけ。

ユタカのキズナからテイエムイナズマが本線（馬番も11だし）。でもポツリとも降ってきません。

タニノギムレットの子の出走はないけど、2着シンボリクリスエスの子が出ている。エピファネイアも買おう。

ほら、当たったでしょ。

３番はなぜか買いませんでした。アポロソニックが３着にくるとは。馬連で遊んでいたんで結果オーライ。

前回４頭出しで２、３着になった藤沢和雄厩舎のコディーノなど３頭も押さえたので、もうかりませんでした。おバカですね。

速さで勝ったバイエルン・ミュンヘン欧州ＣＬ制覇

欧州チャンピオンズリーグ決勝、バイエルン・ミュンヘンのマヌエル・ノイアーとドルトムントのロマン・ヴァイデンフェラー両ＧＫの好守があって、緊迫した好試合になった。

特にアリエン・ロッベンとの２度めだったか３度めだったかの１対１を顔で止めたヴァイデンフェラーはすごかった。ロッベンには相変わらずツキがない。

で、テレビじじいは、空中戦で優勢に試合を進めるバイエルン・ミュンヘンがＣＫなどセットプレーで得点して勝つのではないかなと予想しながら見ていた。

ところがところが。

フランク・リベリ→ロッベン→マリオ・マンジュキッチで決めた先取点。ＰＫで追いつかれたのを終了直前にリベリ→ロッベンが決めた決勝点。空中戦なんてものではなかった。

バイエルン・ミュンヘンの速さが勝った。

フジテレビ西岡孝洋アナウンサーは、ロンドンに中継しに行くと香川真司に言ったら、うらやましがられたという。代表戦を控えていて行けなかったようだ。

ドルトムントがマンチェスター・ユナイテッドの上にいってしまった。何か香川にツキがない、という気がする。実力があれば、ロッベンのようにツキを取り戻して栄光をつかめるとは思うけど。

柿谷曜一朗もドイツが似合うんじゃないかな

大相撲夏場所14日目の全勝対決、白鵬は負けてくれなかった。「いい経験ですよ、稀勢の里は」とＮＨＫ解説の貴乃花さんが言うように大善戦。勝った白鵬にもべっとり土俵の土がついていた。

千秋楽、自力優勝はなくなったが、14勝1敗と13勝2敗では印象が大違いになる。稀勢の里には大事な大事な琴奨菊戦になる。

ここから、阪神ー日本ハム戦をチラッと見た後、サッカーざんまい。Ｃ大阪の柿谷曜一朗の決勝ゴールを楽しんだ。日本代表で帰国しているＣ大阪の前８番、清武弘嗣が観戦に来ていた。香川真司、清武に続いて柿谷もドイツが似合うんじゃないかな。

いま、ウェブで日本ハム栗山英樹監督の退場処分を知った。１－０をひっくり返されてサヨナラ負けだって。日本ハムと阪神の中継がメーンのＧＡＯＲＡ。どっちのチーム乗りの放送をするのかな、と思っていた。

監督退場シーンでどんな放送をしたのか、ちょっと見てみたかったな。

運のいいレブロン・ジェームズにひきかえ、テレビじじいの運のなさよ

しばらく見ないうちにＮＢＡが佳境に入るところまで来ていた。東地区決勝第１戦、マイアミ１０３ー１０２ペイサーズを観戦した。

ＮＨＫ衛星の午前中の放送。これはてっきり生中継だと思ったのが甘かった。

放送を見る前になんとなくネットサーフィンしていたら、あるスポーツ紙「レブロンがブザービーター」とトップ記事で報じているのにぶつかった。

とても面白かったらしいのに、勝負の行方を知らされてしまった。

しまった！

それでも最後の方を見た。

延長戦をやっている。４Ｑ残り0・7秒で、ペイサーズのポール・ジョージが３点シュートを決め同点にしたんだそうだ。

延長残り２・２秒でフリースロー３本の反則を得たジョージが全部決めて、ペイサーズが１点リードした。

タイムアウト明け、サイドラインからのボールを受けたレブロン・ジェームズがゴール下へ切り込み、逆転のレイアップを決めた。会場の時計とプレーを同時に映しだしたビデオ映像では、レブロンがシュートのボールを手放したのは残り0.2秒か0.1秒くらい。そのまま試合終了になった。

入ると知っていても興奮させられた。

結果を報じていたスポーツ紙のサイトに戻ったら、トップはもう他のニュース。レブロンのブザービーターは、よく探さなければたどり着けなくなっていた。テレビじじい、ほんとに運がなかったなあ。

大谷翔平初登板は合格なんだろうけど

日本ハム大谷翔平の初登板を見た。５回投げて交代した後、延々と１０時半までかかるとは。ヤクルトと十二回終了３－３の引き分け。

大谷の球は、討ち取った打球がポーンと跳ね上がったゴロになりやすいのかな。痛い内野安打になっていた。

２失点は先発合格なんだろうけど、一流への道のりは険しそうだ。

制球が急に乱れることがある。ランナーを背負うとかな。それに、最速１５７キロの速球は見事なんだけど、空振りをとれるウィニングショットがどうも見当たらない。バレンティンから２三振を奪っても、テレビじじいにはそう思えた。

ま、中田翔中田翔とこのブログで繰り返しているうちに、今年の成長はどうだ。３割打ってリーグトップのホームランだ。きょうは、大谷の負けを消す同点２ランをライトスタンドに放り込んだ。

大谷大谷と囃しているうちに、大谷も超一流になるかもしれないというのがテレビじじいの期待だ。

投か打か、それはわからないけど。

羽生長考、中継中１手も指してくれなかった

緊迫感のあるいいゲーム（立浪和義さん）。
いい試合でした（野村克也さん）。
いい酒になりましたは、テレビじじい。
昨夜は日本ハムが巨人に勝ったところを見てさあ祝杯。ブログを書きそびれてしまった。

で、きょうは夕方、名人戦第４局第１日。森内俊之名人に挑戦する羽生善治三冠が長考して、１手も指さないうちにＮＨＫの放送が終わってしまうのだけど（あのまま封じたらしい）、その間、ちょこちょこ大相撲中継へ。

観衆のテンションが上がったな、なんだろうと思えば、全勝の稀勢の里登場だった。

稀勢の里は、ジャイアンツだったかな、ＮＦＬファンだと知り、いいところあるなと思っているのだけど、期待に押しつぶされて尻すぼみが多いからな。

と思ううちに、琴欧洲を鼻血を出しながら破った。１０連勝。白鵬と当たるまで無敗でいってもらいましょう。　

ベッカム胴上げで終わる

朝は米プリークネスＳ。いったんは引退していたというゲーリー・スティーブンス騎乗の伏兵オクスボウが逃げ切り勝ち。

昼、府中ではオークス。海の向こうのクラシックに続いて、流れは逃げ馬とベテラン騎手だ。武豊のクロフネサプライズが逃げ切ってもいいのでは、と思ったのだが、

逃げたクロフネサプライズは馬群に沈んで、ベテランはベテランでも勝ったのは弟武幸四郎のメイショウマンボだった。

桜花賞でワンツーを決めたデムーロ兄弟に代わって、オークスは武兄弟がスタートからゴールまでテレビに映る主役だった。兄弟騎手の流れだった。

夜見たスポーツニュース。パリ・サンジェルマンのホーム最終戦で、デービッド・ベッカム最後の試合。涙ぐみ、選手たちに胴上げされている。何か、日本的な風景でベッカムは去っていった。

きょうはテレビじじいにとって引退で始まり、引退で終わった。

柿谷曜一朗２発に満足満足

Ｃ大阪３－１柏は、テレビじじいのいい加減さを暴露した一戦だった。

ＡＣＬでは柏を応援しているのに、ＪではＣ大阪を…ということになってしまったからだ。

柿谷曜一朗がメーンで、あと扇原貴宏と山口螢に声援を送っているのだ。

その柿谷が楽しませてくれた。

１点を追う前半ロスタイム、ゴール前で柿谷がうまいこと倒されてファールをもらった。そのＦＫを山口が決めた。

勝ち越しゴールは、扇原からのパスを柿谷がうまく受けて、決めた。トラップをミスしたと、試合後、柿谷は言っていたが、ディフェンダーを交わす見事なトラップに見えた。

３点目は、長い距離を走りこんで南野拓実がシュートしたこぼれ球に反応。無人のゴールに２０㍍以上遠くからコロコロと決めてみせた。ボールが来そうだと予測していたんだそうだ。なかなかのもんだ。


全試合セ・リーグのチームが勝ったプロ野球の交流戦なんて気分悪いから、サッカーにチャンネルを変えて大正解だった。

中田翔 ４安打２発４打点で１０連敗阻止

４番中田翔が４の４、うち本塁打２発４打点で、日本ハムは負けるのかいな、１０連敗になってしまうとテレビじじいは心配していた。九回表の攻撃に入るところで１点を追う試合。ＤｅＮＡ抑えの山口俊が「一人相撲」（ＴＢＳ放送席）で、あっという間にひっくり返った。

同点打の陽岱鋼は、無死走者２塁で、「バントのサインが出ていたが、ワイルドピッチで（走者が進塁したため）おいしいところがまわってきた」という。この後、決勝点も、３塁まで進塁していた陽がワイルドピッチでホームインした。

日本ハムの苦戦は５失策と、不安定な守備にあった。中田なんてレフトフライ取りに行ったはいいんだけど、右から左に落下点を通りすぎちゃうんだから。風は吹いていたけど。

ロッテ、前夜の再現に失敗

ロッテが３点差をひっくり返して、ゆうべと同じではないか。

世の中そんなに甘くなく、巨人が九回裏、３－４から無死で３連打し、サヨナラ試合をしてのけた。

日本ハムはいったいぜんたい何連敗になったんだ。

巨人を脅かすのは今年こそ阪神か、と思ったのにオリックスに足をすくわれている。

右を向いても左を見ても、ダメな日はあるものだ。

ロッテ４割攻勢 巨人を逆転

大谷翔平の初本塁打を見ようってのは、ほんとに難しい。今夜も２塁打を見たが、レフトの頭上をやっと越えた当たり。あれではスタンドに届かない。

で、巨人ーロッテ戦。八回表ロッテ１死１、２塁。投手山口鉄也に対する打者清田育宏は、対左腕打率が４割台だという。なあるほど、ライト線にタイムリー２塁打を放った。

その１死２、３塁で打者根元俊一は、得点打率が４割台だという。なあるほど。センター返しで勝ち越し２点打を放った。

セパの首位対決、まずはロッテの粘り勝ちになって、テレビじじいは、満足満足。でした。

翔平は翔平でも加藤翔平 新人初打席初本塁打

日本ハム大谷翔平のプロ初本塁打を見たいものだと、ちらちらチャンネルを合わせるのだけれど、なかなか。安打を目撃するのも難しい。昨日のオリックス戦四回表、無死１、２塁でセンター返し、と思ったら投手の西勇輝にライナーをとられて走者も飛び出して併殺に。

捕られてしまったということは、それほどの当たりではなかったということか。きれいに打ったと思ったんだけど。

翔平は翔平でも、ロッテ加藤翔平は新人初打席初本塁打を達成した。しかも初球だったそうだ。

テレビじじいは、その楽天戦をスポーツニュースで見た。母の日。観戦に来ていた母親にそのボールを贈るおまけまでついた。

上武大出の２２歳。さらに２安打を追加してただいま打率７割５分だって。先輩の故障で１軍昇格したその日にすごい結果を残した。